リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バロック音楽の旅11第4回

2017年11月21日 20時26分42秒 | 音楽系
バロック音楽の旅11の第4回講座が終了しました。今回は名古屋の古楽界のホープ、チェンバロの木村恵理さんをお迎えしてのコンサートです。前回は台風襲来の中での開催でしたが、今回は天候に恵まれたくさんの方にお越しいただくことができました。



プログラムはオールフレンチで、17世紀から18世紀の作品を俯瞰するという内容でした。華麗なテクニックや美しいメロディに、曲が終わると聴衆からはついため息が出てしまう程でした。曲目は次の通りです。


ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)(ジャン=アンリ・ダングルベール編曲)
ファエトンのシャコンヌ

ルイ・クープラン(ca.1626-1661)
プレリュード、パッサカイユ ハ長調

フランソワ・クープラン(1668-1733)
優しい恋わずらい、神秘のバリケード

アントワーヌ・フォルクレ(ca.1671-1745)(ジャン=バティスト・フォルクレ編曲)
ラモー、ジュピター

ジャック・デュフリ (1715-1789)
アルマンド、三美神

クロード=ベニーニュ・バルバトル(1724-1799)
リュジャック、シュザンヌ、マルゼルブ

アンコールはバルバトルのラ・マルセイエーズによる行進曲でした。

次回第5回は当講座の常連となりました、リコーダーの太田光子さんをお迎えして、無伴奏リコーダーのコンサートです。開催日は12月10日(日)です。本講座は6回シリーズですが、途中の回からの参加も可能ですので、興味のある方はぜひお越しください。