リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

年越し参り

2019年01月01日 19時55分31秒 | 日々のこと
昨年はアメリカで新年を迎えたので年越し参りができませんでしたが、今年は恒例?の年越し参りを家内と敢行致しました。11時半過ぎにまず向かったのは立坂神社。地元の人は八幡さんと呼んでいますが、江戸末期の武士、渡部平太夫が書き残した「桑名日記」にもよく出てくる神社です。ここで御神酒を一杯頂きました。



次に向かったのが、立坂神社からすぐの真教寺。先ほどの渡部平太夫の自宅のすぐまえです。当時の地図では西龍寺でしたが、なぜ名前が変わったのでしょうか?ここでは除夜の鐘を2つつかせて頂きました。お寺なので御神酒は出ませんでしたが、なぜかベビースターラーメンをいただきました。



次は善西寺です。到着やいなや甘酒を頂こうと向かいましたら、まずお参りして下さいとたしなめられました。おはずかしい限りです。ここはすぐ近所のお寺ですが、実は本堂に上がらせてもらったのは初めて。お参りを済ませたあと、有り難く甘酒を頂きました。



次は氏神さんの神館神社です。本当はここを一番にお参りすべき所ですが、コースの都合?で4番目になりました。ぜんざいを用意して頂いていましたので、餅が喉につまらないようありがたく頂戴いたしました。



神館神社を出て、国道一号線を渡って向かったのは八重垣神社です。ここはいつも氏子の皆さんが御神酒をたっぷり飲ませてくれます。



旧東海道を進み次は天武天皇社です。お参りを済ませたあと御神酒をふるまっていただき、神社の方としばし世間話。この神社の神主さんは私と学年が一級下の方で、そのお子さんとウチの息子も親しくさせていただきました。ここではいつもくじ引きがありまして、家内と私とでティッシュペーパーと砂糖をゲットしました。



さらに東海道を上り、十念寺さんにお参りしました。ここは年越しそばをふるまっていただけるのですが、惜しいことに私の前の人で終了でした。仕方ないと言ってはいけませんが、甘酒を頂きました。このあたりで、ちょっと胸焼け気味です。



最後に向かったのは春日神社。春日神社というのは通称でして、桑名神社と中臣神社そして末社4社からなる桑名では一番名が通った神社です。さすがに沢山の方がお参りに訪れていて、列の末尾からお参りまでかなりの時間並びました。



春日神社のあと帰路につきましたが、夜も大分更けてきて寒くなってきました。帰宅したのが2時半。3時間かけてはしご初詣をさせて頂きました。さぞかし御利益があるのでは、と期待しているようでは人間まだまだです。沢山の神様にご挨拶申し上げ、今年の事始めとしたいと思います。