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リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

クリスマスコンサート

2015年12月24日 16時35分53秒 | 音楽系
昨日行われましたコンサートで、私が作曲しました、ギターのための組曲夜間飛行が演奏されました。名古屋市のミューズサロンで開催されましたクリスマスコンサートで、演奏は佐々木響士朗さんでした。

この組曲はもともとギターのために書いた曲とリュート曲として書いたのをギター用に直してた曲5曲をまとめて組曲としたもので、次のような構成です。いずれもとてもポップなメロディを持つ曲で、四つに季節にちなんでいます。(ミューズ音楽館より出版されています)

1 朝の10時に(s氏の原作による)ーー春
2 夏のプレリュードーー夏
3 ハーツイーズーー秋
4 秋の黄昏ーー秋
5 夜間飛行ーー冬

これらの曲はリュートでは時々演奏するのですが、ギター版は今回が初演です。頑張って演奏していただいた佐々木さんには厚く御礼を申しあげます。

コンサートでは他に高岡誠さんとのデュオ、それぞれのソロでギターの名曲、クリスマスにちなんだ作品などが演奏されました。

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2 コメント

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夏のプレリュード (genta gonta)
2015-12-24 21:02:18
こん@@ワン。
maestroの組曲「夜間飛行」から‘夏のプレリュード’を響士朗さんが演奏してYOUTUBEにアップしたものを聴いたことあるんだけど、とってもすてきな曲なんだワン。おいらにはプレリュードというより夏の終わりの物思いにふけるような気怠さがただようようなしっとりとしたところが気に入ってるんだワン。響士朗さんのギターの音も、過度に甘美になることなく、ちょっと硬めの音色で(まるでリュートのようで)とってもよかったんだワン。5曲セットで四季の移り変わりを表現してるのなら、ぜひ全曲聴いてみたいんだワン!genta
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re (nakagawa)
2015-12-27 12:58:15
実は5月に「秋の黄昏」を除いた4曲で3回コンサートをしました。これらの曲はルネサンス・リュート用に書いたので、バロック・リュートを弾いている今はちょっとコンサートで弾くのが難しいです。何しろこの二つの楽器、リュートの恰好は同じで弦も張ってあるんですが、違いがありすぎます。次のルネサンスを弾く時期は6月以降ですね。
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