院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

著書を贈られたら礼状は読まぬうちから

2015-10-24 14:02:53 | 読書
現代の統合失調症治療の再検討 (こころの科学叢書)
中里均
日本評論社
(画像をクリックすると amazon の当該ページに跳びます。)

 著書(論文も含む)を知り合いに贈ったことが何度かある。返事があるのは、なんと半分以下だ。

 むかし、夏彦翁が「読まないうちから礼状を出せ」と言っていた意味がよく分かった。著書を出すのは一種の名誉である。そんなものを贈られても面白くない気持ちはよく分かる。だからこそ、礼状は早いほうがよいのだ。

 私は著書を贈られたその日に礼状を書く。読む読まないは当方の勝手である。私は著者も気づいていない部分を好意的に指摘するようにしている。(そういう指摘は読まなければできないけれども・・。)


※今日、気にとまった短歌

  一人(いちにん)の老人死ねば図書館のひとつが消ゆるが如しと聞きぬ (愛知県南知多町)杉山智栄

まだ斜めの家を建てる業者がいるのか!

2015-10-24 06:41:37 | 技術

EAZET 旭化成建材工業(株)のHPより引用。)

 多くの人が一戸建てを夢見た高度経済成長時代、一戸建てにも悪徳業者がいて、せっかく建てた家がすぐ斜めになり、廊下をビー玉が転がるようになった(映像を見た)。

 一戸建てを都心には無理だから、横浜のマンションを買った人も多いだろう。それが、また斜めでは泣くに泣けないではないか。気の毒でならぬ!世に悪党の種は尽きまじか!


※今日、気にとまった短歌


  サチュウカンナカツギダイダなどという暗号で目を輝かす君 (東大阪市)福山桃歌