(緒方まゆみブログより引用。)
俳句を趣味にしている人に川柳を下に見る人がいる。あからさまには言わないが、そう思っているフシがある。言うまでもないことだが、俳句と川柳は出自が違う別の文芸で、比較はできない。
手足もぎただの丸太にしてかへし
と戦時中に詠んだ川柳作家は拷問死させられた。俳人で命がけになった人がいるだろうか?
俳句でも「かへし」のような止め方をすることがある。ただ、私は俳句なら「かへす」と止めたい。
以前に拙句「酔ひさうな浮桟橋に鯊(はぜ)を釣る」は、やはり「釣り」ではなく「釣る」だろうと俳句仲間と討論したことがあった。(続・未だに迷う俳句の語尾。2013-12-11。)「釣り」によってかもしだされる滑稽味は、この句には必要がないのではないか?
※今日、気にとまった短歌
北風が強いし朝から体育だしジャージの上から制服を着る (桑名市)いとうなつと
俳句は、言葉や季語や決まりなどを知らなければ作られない難しいものですね。
母は今は認知症になっていますが、以前俳句
を習っていたので、今でも毎朝一句作っています。が、だんだん川柳みたいになってきています。
お母さまが認知症でも、俳句を作られるのはとても良いことだと思います。
僕は(よくある説のように)俳句は認知症を予防するとは考えていないのですが、創作活動は老人の張りになります。これからもお続けください。
http://blog.goo.ne.jp/nakazato-hitoshi/e/365e85666cf9f2773a368ad0f2aefd09
そんな時俳句作りって最高ですね。
私の母は短歌をやっていたんですが・・・
私は全然感心ありませんでした。今思えば
母も短歌から俳句と夢中だったようです。
92歳までノ-トだけ枕元に置いてありました。
今、私が母の歳に近づいてきますと、その気持ちが解るようになりました。
俳句に感心を持ちだしたのが10年前・
テレビを見てましたら、俳句をやるんだったら、川柳からやった方が良いよと言っていた有名人・名前は忘れました。
気楽に5.7.5が並べられると言うことだったんでしょうか?
と言うことは川柳を見下していたのかなと思います。
今でも時々川柳っぽくなってしまいます。
指導してくれた先生は川柳ぽい句は絶対に×でした。
そんなそとないのになと思ってました。
お母さまが俳句短歌をやっておられたなら、いい環境に恵まれましたね。
高校時代、同級生が一生懸命短歌を投稿しているのを見て、「どこが面白んだろうか?」と思っていました。
僕が俳句に興味を持ち始めたのは大学時代ですが、学園紛争で俳句部なんて悠長なクラブはありませんでした。(でも東大京大にはあったようですね。学生数が多いし。)
38歳でひょんなことから俳句の師に出遭い、いまだに俳句をやっている次第です。