院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

本当に節電は必要なのか?

2011-07-27 20:34:02 | Weblog
 新幹線は片方が2席なのに、もう片方は3席である。満員の場合、新幹線が傾くのではないか?という問いがある。

 答えは「傾かない」である。なぜなら、人間の重さに較べて新幹線の車両は十分重く、体重を無視できるからである。

 この前、東京の地下鉄に乗った。節電のためなのだろう、天井灯が一本おきにしか点いていなかった。冷房も緩めてあった。

 それなら天井灯を消して冷房を緩めて、車両を一両走らせる電力に較べて、なにほどの効果があるのだろうか?それが無視できるほどの値なら、消しても意味はない。

 意味がないことをやるのを、ポーズという。言わば節電をしているフリである。鉄道会社は電力量をきちんと発表しないと、フリと言われても仕方がない。

 そもそも節電自体が必要なのかどうかも実ははっきりしていない。ピーク時の電力使用量が発電能力の何%と言われても分からない。意地の悪い見方をすると、わざと分からないように%で発表しているのではないか?

 発電能力を細かく発表せよ。専門家なら節電が必要か否かただちに分かるはずである。

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