院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

『週刊文春』には骨があるのかないのか?

2014-06-28 05:47:53 | マスコミ
(『週刊文春』今週号)

 タクシーの運転手さんにワールドカップの話を振られると困ります。私はサッカーに限らず、プロスポーツの試合を見ないからです。(自分の子どもの運動会なら見ます。私はプロスポーツにひいきがおらず、彼らの試合は子どもが出ていない運動会のようなものなので、見ないのです。)

 『週刊文春』の今週号に適菜収さんが、『とくダネ!』というワイドショウのスタッフが、ワールドカップの放送中に街を歩いている人に対して「何でサッカーを見ていないのか」と尋ねて回ったことを、恥を知れと批判しています。

 同じ号で、宮藤官九郎さんが「香川選手がマンチェスターなんとかに移籍したことを知らないと、サッカーファンが憤る」と述べ、官九郎さんが好きなパンクロックバンドについて「”あぶらだこ”のドラマーが後にラフィンノーズに移籍した」と言って相手が「知らねーし」と答えたら、自分は「ですよねー」と即座に撤退すると書いています。

 スポーツ番組を見ない私は「よくぞ言ってくれた」と思いました。こういう記事を載せるのは、なかなか骨がある週刊誌だな、と思いましたが別の記事がいけません。

 同じ号で、都議会でセクハラ野次を飛ばした議員を袋叩きにしています。この議員をぼろくそに言うことは、いまなら誰にでもできます。骨があるメディアなら、誰にでもできることをやってはならないでしょう。

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