(千歳駅西口ホテル建設現場。Real Economy より引用。)
1000日後の東京オリンピックを目当てに、東京はホテル建設のラッシュだと報道は言う。だが、その報道は間違っている。
わずか20日間のオリンピック期間のために巨大建設を行うだろうか?ホテル経営者はそんなにバカではない。もともと東京にはホテルが不足していた。だから建てるのである。
自分自身の海外旅行を考えたとき、わざわざオリンピック期間中を選んで、その国に行くだろうか?来たる東京オリンピックでも外国人観光客はさほど増えないと私は見ている。
ホテル経営者と違って、マスコミにはバカが揃っているなぁ。
※今日の狂歌
ちとキザな教師なりけり汝が若きころより俺のほうが出来るぜ
中里ひとし(愛知県)
1.直近の夏季の先進国開催である2012ロンドン大会では当該期間の英国への外国人訪問者の総数は前年比でむしろ数パーセント減っている。これはCROWDING OUT現象つまりオリンピック目当ての増加数よりも逆にこれを避ける者の数が多いことを指す。同じ8月でも割に過ごし易いロンドンと違って東京は不快指数がMAXなので同様の現象が起きる公算が高い。
2.そもそも東京にオリンピックを招致したのが間違いで、ゼネコンや電通を儲けさせるだけだ。貴重な税金を投入するなら医療、福祉、介護、教育を優先すべきだ。現に東京の競合先だったローマ(イタリア)は財政難から立候補を取り下げている。あの時の日本はイスタンブールに譲るべきだったと思う。