(高速増殖炉「もんじゅ」。ウィキペディアより引用。)
実験に失敗はつきものである。アメリカでは有人ロケットに成功するまで、何人の飛行士が犠牲になったか分からない。
高速増殖炉「もんじゅ」は実験炉である。だから失敗もあるだろう。ところがマスコミはまずナトリウム漏れをあげつらった。そして「もんじゅ」の危険性をことさら強調した。
ついには「もんじゅ」に何千か所の異常が見つかったと言い出した。何千か所って、どこがどうなっているのか?そもそも、どうやって勘定したのか?これらは一切報じられなかった。
とうとう「もんじゅ」は廃炉に追い込まれた。もともと日本はプルトニウムを再処理できない。だから「もんじゅ」が期待されていたのだ。
いま、わが国にはプルトニウムが溜まりに溜まって、広島型原爆が6,000発分あるという。それらが近隣諸国に脅威を与えている。韓国には、自らもプルトニウムを溜めようとの気運が起こっている。
マスコミは以上のことを知っていて「もんじゅ」を潰したのか?「知らなかった」では済まされないぞ!
※今日の短歌
一塊の氷となりて苦悶から解き放たれし弟がいる
山之内俊一(千葉県)
マスメディアに採用される人たちの中に、そういう「原子力アレルギー」をもつ人物が多いという事情もあるのだろうと思います。
そして、これは公然の秘密といえますが、原子力事業従事者の中にもそういうイデオロギーをもっている人たちがいることも事実です。「使命感に燃える」内部の活動家による意図的「サボタージュ」が多数の「事故」の原因とは考えられないでしょうか?(推測でものをいうには重大すぎる事柄で、ここに書くべきことではないかも知れません。そうであればお赦し下さい。)
あれ以来わが国は原子力船を持てなくなってしまいました。
政治家(の一部)は「もんじゅ」を潰したくなかったんですよ。それなのにナトリウム漏れなぞをあげつらって世論操作をして、ついに「もんじゅ」を潰したのはマスコミです。
マスコミこそ運転免許が必要と思います。
http://blog.goo.ne.jp/nakazato-hitoshi/e/aea21c9547f584427fa7f2f52101ba83