小学生に英語を必修にするかどうかで論争がある。
賛成意見は、小さいころから英語に親しませると、上達するというものである。
反対意見は、母国語もおぼつかないうちに外国語をやらせるのはどうか、という意見である。
ただ、この論争には決定的な視点が欠けている。それは、私がこの欄で述べた「7%の法則」(2007/6/7)をいずれも無視している点である。
小さいころから英語を始めると、それでバイリンガルになれるほどの子供は、まあ7%である。
あとの93%には大して役に立たないだろう。それどころか、日本語と外国語がごっちゃになって、わけがわからなくなる子供も7%くらい出てくるだろう。
現に来日した日系ブラジル人の子供に、そういう現象が目だってきて問題になっている。
だから、私は小学生の英語必修化に反対である。7%の子供はすごく伸びるだろうが、残りの93%にとっては有害無益と考えるからである。まずは母国語をしっかり習得すべきである。
賛成意見は、小さいころから英語に親しませると、上達するというものである。
反対意見は、母国語もおぼつかないうちに外国語をやらせるのはどうか、という意見である。
ただ、この論争には決定的な視点が欠けている。それは、私がこの欄で述べた「7%の法則」(2007/6/7)をいずれも無視している点である。
小さいころから英語を始めると、それでバイリンガルになれるほどの子供は、まあ7%である。
あとの93%には大して役に立たないだろう。それどころか、日本語と外国語がごっちゃになって、わけがわからなくなる子供も7%くらい出てくるだろう。
現に来日した日系ブラジル人の子供に、そういう現象が目だってきて問題になっている。
だから、私は小学生の英語必修化に反対である。7%の子供はすごく伸びるだろうが、残りの93%にとっては有害無益と考えるからである。まずは母国語をしっかり習得すべきである。