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他の惑星への移住は今の技術では無理なようだ。時間がかかりすぎるからだ。
生物は無重力下での長期滞在ができない。植物は重力がなければ葉を上に根を下に伸ばすことができない。
宇宙飛行士が宇宙船内で自転車こぎなどをやって筋力を保とうとしているけれども、筋力は保たれても無重力下では(先日述べたTCAサイクルなどの)生体反応系がうまく働かないことが分かっている。つまり、なぜか(食物などの)物質代謝が十分にできないということだ。
この事実はロシアもアメリカも、とっくに知っている。しかし、国民の夢を消してしまうから発表しないのだろう。
惑星間航行にはワープ航法などの革命的発明が必要である。
※私の俳句(夏)
梅雨晴間網乾かしてゐる漁村
太陽系惑星への移住と言っても、水星、金星は高温すぎて着地できない。木星、土星、天王星、海王星は、固体の陸地がないから着地できない。火星だけは可能で現実性があるが、まだ遠い将来の話だ。
遠い恒星の周囲をめぐる惑星はどんどん発見されているが、たしかに遠すぎて到達できない。
まず宇宙船本体と、使用機器の経年劣化の問題。戦艦大和の出撃と同じで二度と戻れない旅になる。
せまい宇宙船の中で、世代交代を繰り返しながら、その遠い惑星に向うことを考えてみる。まず燃料がもたない。一年間で一人が400kgの食料を必要とするという。100万年かかって惑星に到達することなど、考えられないだろう。そして排泄をどう処理するか。
それから人間の精神的健康の問題。世代交代を繰り返すから、生殖行為が許容されるが、交尾の組合せをめぐる闘争がおきるだろう。性行為も自慰行為も人間の心の安定に不可欠のものだ。しかし異性の相手、同性の相手をめぐる殺人も想定内としておかねばならない。どんどん産めよ増やせよとなるわけにもいかないから、堕胎も必要。ふえすぎた余剰人員を、処理する必要も出てくる。たしかにワープの技術が開発されれば、いろいろとある困難は解決される可能性は高くなる。
今になって思うが、月への往復のいかに現実的なこと! 月を友とする以外に現実的な道はない。
あとテレビでも、NASA でも決して啓蒙活動しない領域がある。それは太陽も地球も無限の存在ではないということ。太陽が超新星爆発をおこせば、地球は終わる。あと約50億年ぐらい。弥勒菩薩が世を救うか?
今後もコメントよろしくお願いいたします。