(MJQ concert in Japan のLPのジャケット。eil.com より引用。)
高校時代モダンジャズに魅せられて一流の演奏をコピーして、なんとか同じような演奏をしようと努力していたころ、モダンジャズを「ダンモ」と呼ぶ人がいました。ややチャラい感じがしたので、真面目にモダンジャズに取り組んでいた者たちは、そのような呼び方をしませんでした。
ライブハウス「NARU」の客はジイさんばかり、すなわちオールドファンが多いのです。そんなジイさんの中に「ダンモ」と言う人がいました。ああ、この人は髭面のジイさんになってもまだチャラいのだなと思ったことでした。(変わった帽子でカッコつけたりするのも、こういう人たちの特徴です。)
(上のLPは1966年、東京厚生年金会館で録音されたものです。まさにこのステージの最前列中央に高校生の私たち3人がいて、演奏のすごさに仰天していたのでした。3人とも詰襟でした。)
※今日、気にとまった短歌
ビル裏で友とくゆらす一服は人目はばかる逢瀬のごとし (神奈川県)渡辺昭宏