(ガーナの子どもたちに囲まれる大村さん。東京新聞WEBより引用。)
明治時代、西周はあらゆる哲学用語を日本語に訳した。これは大いなる貢献である。
現在、日本は翻訳天国で、世界一翻訳書の多い国だそうだ。私の医学生時代の教科書も全部日本語で書かれていた。日本語の教科書がないからやむなく英語ドイツ語の教科書ということがなかった。
このことは、あらゆる学問分野に言えるらしく、どんな学問でも日本語だけでできてしまう。そのような言語は英語以外にはないらしい。
「おしん」の時代に、例えば岡潔、伊藤清、小平邦彦はすでに最先端の数学を勉強していた。当時、欧米以外でそのような国があっただろうか?
そうした土壌の上にわが国のノーベル賞級の研究があるのだ。
※今日、気にとまった短歌
紙に顔突っこみバーガー食べる娘よ弁当箱の蓋立て父 (銚子市)塚本博一