院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

生物のコントロールに演繹的思考は通用しない

2014-03-31 05:16:23 | 医療

(家畜飼料。新見化学HPより引用。)

 むかしカルシウム剤を飲むことが流行った。骨が丈夫な赤ちゃんになるようにと妊婦が飲んだ。その結果、赤ちゃんの頭蓋骨が硬くなりすぎて産道を出られなくなった。

 出産時の出血を少なくしようと、当時、止血作用が発見されたビタミンKを妊婦が飲んだ。理由は分からないが、流産が続出した。

 生命体は精妙にできているから、演繹という人間の浅知恵は通用しないのだ。

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