(NHK・MIT白熱教室のHPより引用。)
NHKの人気番組、「MIT白熱教室」で天体物理学者のルーウィン教授の講義をおもしろく見ました。
しかし、私には分からないことがありました。それは、手を振って机にぶつかり、手がそこで止まるのは、重力が原子間力より圧倒的に弱い力だからだ、というものです。
私は、手が机に入り込めないのは、机が個体で分子同士が固く結びついているからで、一方液体や気体だとぶつかった手が中に入れるのは、分子同士の結びつきが弱いからだと思っていました。
物質は原子よりも隙間のほうが圧倒的に多く、スカスカなのだそうで、本当なら個体と個体がぶつかってもすり抜けてしまうほどだそうです。なのに、そうならないのは原子間の力が重力よりも格段に強いからだと教授は言います。なぜ重力を引き合いに出さなくてはならないのか、そこが分かりません。
物理に詳しい方、解説してください。
そうですかぁ、電磁気力の斥力の話なのですね。教授がなにを言いたいのか分かりました。
がおーのプリントの稠密さはすごかったですね。僕はなぜか「固定端振動」と「開放端振動」のことだけよく覚えています。他は忘れたというより理解できなかった。ビブラフォンの筒は先に蓋がしてないから開放端振動なのだと、当時音楽に凝っていた僕としては理解しました。(それに対してギターなどは両端が固定されているので、固定端振動。)
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宇宙は重力、電磁気力、弱い相互作用、強い相互作用の4つの力で支配されています。
重力はとてもとても弱いのでづが、どこまでも遠くまで作用します。月の動きで大潮が起きることで分かります。ところが電磁気力はごく近いところまでしか作用しません。しかし、その力の強さは重力の比ではありません。
ですからリンゴのような物体が机の上に落ちる時、初めのうちは重力の作用が優位に働きます。
しかし10のマイナス20乗メートルといったレベルの近さまで接近すると俄然電磁気力の作用が優位になり、リンゴと机を構成する分子周囲の電子のマイナス電荷同士の反発力が重力に打ち勝ちます。だから分子同士が接触することは絶対にありえません。
もし重力が電磁気力よりも強いとどこまでも分子同士がそれぞれの質量によって近づいてしまい、リンゴと机が真の意味で融合してしまいます。
がおーの授業は吉川と並んで本当にハイレベルでしたね