いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

熊野古道

2013-04-30 | 旅行
GW連休初日に熊野古道に家族で行ってきました。

本来の古道は熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称で、ちょっとしたトレイルなのかもしれませんが、なにせ歩くのが嫌いなカミさんと一緒ですから、もちろん歩くわけでもなく熊野古道の一部をチラ見しただけに終わりましたが。


まずは自宅から東名阪、伊勢道、紀勢道と高速道路を乗り継いで尾鷲市まで行きます。

そこから熊野市までを下道を走り、「華の窟と浜街道」に立ち寄りました。


そのご神体は70mの岩壁です。

もちろん未登でしょう。誰かのようにご神体登っちゃいけません。

華窟神社の前には「七里御浜」の海岸が開けています。

こんなところでボーっと釣りするのも悪くないねえ。

そして新宮市の熊野速玉大社をすっ飛ばして(ここが三社の一つって知らんかったんです)那智の滝へと移動しました。

来る前にちょっとは下調べするべきでした。

那智の滝の横には観光地とあってレストランが並んでいます。

一軒の駐車場に車を置いて滝見物に行きます。

滝のそばまで行くには300円が必要です。最近はなんでもかんでも有料で、どうも日本の観光地も中国化してきたみたいです。


滝見物の後は那智大社へお参りです。

しかしカミさんが体調不良で大社まで登るのを止めたため、私だけがちょっとお参りして駐車場までもどりました。

那智大社に隣接する青岸渡寺の三重の塔



トレッカーですかねえ。どこまで歩いていくのでしょうか? 俺も古道を歩きてえ。


青岸渡寺です。

那智大社は見とれていただけで写真撮るのをすっかり忘れていました。

参道横のレストランでしばらく休憩していたカミさんもなんとか体調が良くなったらしく、でも参拝する気はなくなったみたいで食事を途中で取るべく那智大社を後にしました。


GWの初日というので途中の渋滞を覚悟してきたのですが、幸いにも伊勢への参拝客は多かったみたいですが、熊野への参拝客はそうでもなく渋滞なしでラッキーでした。

熊野古道は全部で五本の道があるようですが定年後に一本ずつ巡礼してもいいかなあ。
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静岡油山寺

2013-03-21 | 旅行
娘がちょっと目の病気を患っていて、春分の休みに家族で目の病にご利益のあると言われて有名な静岡の油山寺までドライブがてらに行ってきました。

ところでまったく知らなかったのですが新東名高速道路なんてあるんですね。

長い間の中国生活で本当に浦島太郎になってます。

そこで新東名なる新しい方の高速道路で静岡まで出かけました。

旧東名高速と並行に走る新東名は山間を抜けているのでトンネルが多いですが、新しい分だけ道も荒れていないし走りやすいです。

休日なので行楽客でいっぱいかと思いきや、そうでもありませんでした。


森掛川インターで降りて30分ほどで油山寺に到着。


天平勝宝元年に時の帝孝謙天皇が眼病のため油山寺にて尊薬師如来に祈願され、るりの滝水で御眼を洗浄なされると、眼病が御全快したと言い伝えられています。


触れるとご利益のあるといわれる天狗杉

娘の眼病全快祈願のついでに私の近眼老眼なんとかならないでしょうか?
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上高地

2012-08-18 | 旅行
連休の最終日、家族で上高地へ。

連休中ずっと雨模様でしたが、15日はなんとか天気も持ちそう。

上高地久しぶりです。たぶん25年ぶりぐらいか?

私以外はみんな上高地は初めてです。


朝少し早めに自宅を出発。

平湯温泉までは特に連休中でも混むこともなくすんなり来れました。

平湯からはタクシーで上高地まで移動。バスでもいいけど大人4人だと金額的に大差無いし、娘が未だにバスに酔うので。(治せよ!)


さすがに上高地は涼しいです。気温は20度を下回っているか?

上着を羽織ってバスターミナルから歩き始めます。

と言っても私以外は歩くのも嫌いな面々です。

今日はとりあえずは明神までとしておきます。


有名な河童橋の向こうには岳沢は見えますが、あいにく曇り空の天気なので前穂高岳も明神岳も雲の中。

標高の低い2263峰は正面に見えました。大昔登った懐かしのS字ルンゼやその西壁が見えます。

今時は登る人もいないのでしょう。


さあこれから歩こうとした矢先にカミさんがコーヒー飲みたいと言い出しました。

で、河童橋前の五千尺ホテルにてまずはコーヒーとケーキを戴くことに。


コーヒータイムの後はテント場の小梨平を通り過ぎて左岸の森の中を歩きます。

この遊歩道の美しさは大昔とちっとも変りません。

連休中に山に入っていた登山者とすれ違いながら明神に向かって歩きます。

家族の歩行スピードに合わせながらですので、たぶん1時間はかかるかな。


2263峰東面のワサビ沢

森林浴とマイナスイオンを吸収しながらの散策であっという間(私には)に明神に到着。

明神橋を渡って明神池へ。

えっ! 明神池って有料? いつから?

昔こんなとこ金払った憶えなんかないのですけど。

私はいいので、妻と子供たちはせっかく来たのだからと池まで行かせました。


実はここから藪をかき分けて20分ほど登ったところに大岩があって勝手にその岩に当時所属していた倶楽部の亡くなった仲間のレリーフが数枚埋めてあります。

長いことお参りしていません。(ゴメンなっ。)

ここから手を合わせて済ませちゃったけど、今度来るときは酒と花でも持って来るわ。


明神池で参拝した後は上高地まで右岸の遊歩道を通って戻ります。

これだけ澄んだ水の流れは中国ではなかなか見れません。

娘は中国の九賽溝に行ってみたいと言っていたのだが、この美しい渓流を見て、たぶん九賽溝も同じだと思うから、もう行く必要なくなったとのたまっておりました。

(バカっ、綺麗のは同じだけど渓相とか違うぞ。)


それにしても往復約8キロの道のりを歩いて、ゴミ一つ見ませんでした。

日本ってさすがです。これが中国の景勝地だったら少なくとも空ペットボトル40本とその他のゴミを嫌になるほど見たことでしょう。


河童橋まで戻ってきて白樺荘で昼食をとりました。



そして昼食後はまたタクシーにて平湯に戻り、車で「神の湯」という露天風呂へ行きました。

タクシーの運転手さんがの御奨めで、小さいけれども人が少なくゆっくりできるからとのことです。

もち男女別々ですよ。

昔どこの露店風呂か忘れたけど(この近くではあったはず)ひとり入っていたらご近所のオバサン連中がドカドカって入ってきてなかなか出るに出れませんでした(笑)

何に効くのか知りませんがカミさんと娘が肌がツルツルになったとか言っていたのでお肌にはよろしいのではないでしょうか。

最後はあまり期待していない鍾乳洞に立ち寄りました。

でも結構広くてガッカリというほどではないですね。


日本国内だったら山口の秋吉台が一番かなあ。


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木里ー濾沽湖の旅(1/28~1/29)

2012-02-07 | 旅行
1月28日

昨日ホテルにチェックインしたときは夜だったので気が付かなかったのですが、部屋の窓からは素晴らし景色が。

4Fの室外は洗濯物と廃材のガラクタ置き場になっていました。


麗江の町は昨年の春節にも来ているので古城内も一通り知っています。

古城はホテル近くの南門から入って行きました。

古城は大きくて適当に歩くと迷ってしまいそうです。

本日のホテルは予約済み(最後の日はいつも予約しています)で昨年泊まったホテルと住所的には近くのはずです。

午後にチェックインすればいいので、午前中は古城内をぶらつきました。






古城の北の端でさびれた一軒のコーヒーショップがあったので入りました。

オーナーはインド人で中国人の奥さんと結婚して6年、古城に住み着いて2年目とか。

たしか昨年はこの場所にはありませんでした。いつオープンしたのか聞くと昨年の11月とか。

オーナーは場所が少し悪くてお客さんがあまり来ないようで先行きを心配していました。

古城内のお店も表通りと裏通りにある店では客の入りが大きく異なります。

もし来年ここに来ることがあるなら、たぶんなくなっているかもしれません。

古城の水路には黒龍潭からの清流が流れます。

麗江は世界文化遺産です。

麗江のシンボル 玉龍雪山

午後は予約してあるホテルにチェックイン。

わかりにくい場所にあって、なおかつ樹木で看板が隠れていて、ホテルの前を行ったり来たり4回も素通りしてしまいました。

夕方まで部屋でゆっくりした後、夕食がてらに古城内を散策。

イ族のおばさんたち。

白族の女の子

東巴文化を代表する衣装のおじいさん。(観光客と一緒に写真撮っての仕事衣装ですけど)

白族の綺麗どころ(でない方もいますが)

夜景もきれいな古城です。




1月29日

昨夜急遽会社のスタッフから戻りの上海行きの飛行機のスケジュール変更のメールが携帯に入りました。

朝8時20分が10時40分発に。

朝ゆっくりできるので歓迎です。


空港にて

10日間の旅は終わりました。

あとは上海へ戻るだけです。

木里という名前にひかれ広葉樹の森が連なる山地かと想像して行ったのですが、乾燥した大地に針葉樹が申し訳程度にある山地でした。(ちょっとがっかり)

しかし、久々に山歩き(トレッキングには程遠い)もできて、バスにもたっぷり乗れて(笑)、濾沽湖にもなんとかたどり着けて、とりあえずは80点の旅行でした。

次回もしこの地に来るなら、夏場に来たいと思います。冬枯れの茶色い山肌ではなく草木の茂る緑の山を見てみたい、歩きたいと思います。

夏に長期の休みが取れないのが問題ですが。

リタイヤしてからかな?









コメント (2)
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