ガリビエールのヘルメットBとシモンのSuper PB(Piolet Broche)
共に1970年代の逸品なんですが登山ではなく山仕事で使用しています。
70年代一流クライマー(そうでない方も)のほとんどがこのガリのメットを着用していたと思います。他に海外製だとAGV、国産だと東京TOPやエバニューの製品もありましたが圧倒的な人気を誇っていました。もちろんそうでない方の私もこのメットを被ると二流から一・五流ぐらいに腕が上がったような気がしたもんです。なんの根拠も無いですが。
現在登山ではワイルドカントリーのフュージョンを使用していますが、山仕事ではこのガリメットを使っています。本当は職場では安全基準が厳しくてこんな古いメットは禁止なんですが支給されたメットはいくら調整しても前後にぐらついて視界を遮るので特別許可をもらってガリメットを使用しています。フュージョンも使ってたんですが現場ではこのデザインの方がなんとなく似合うかなと思って最近はガリを使用しています。 数年前に一度山で使ったら昨今の登山者からはほんとうに工事用メットと勘違いされました。
シモンのピッケルは知り合いからのもらい物です。登山で使ったことはありませんが山仕事で使うようになりました。
登山ではBDのベノムを使用していますがちょっと短めで仕事の時にはストック代わりに長めの方が使いやすく、またストックの代わりだけでなく急斜面での作業なのでピックを使って登ったり確保したり、杭の打ち替えの時には鍬にもなるためピッケルは手放せません。
ちょっと重いのが難点ですがヘッドでハンマーの代わりに出来なくもないという利点もあります。実際には別にハンマーは持って行きますが。
一度引退させた古い山道具も再び使ってもらえて喜んでいるかもしれません。と勝手に思っています。
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