こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

ヒョウモンエダシャク

2017年05月02日 |  ・エダシャク亜科

ヒョウモンエダシャク Arichanna gaschkevitchii
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-9月] 開張[41-50㎜]
ホスト[ツツジ科:アセビ・ハナヒリノキ・レンゲツツジ・クロマメノキ]
写真の個体は日中山地の林道脇にいた、ヒョウモンエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く生息し、個体数は普通。
昼行性の蛾で日中には、葉の上で休んでいる個体をたまに見かけます。
夜間には灯火にも飛来します。
近似種のキシタエダシャクに似ているが、本種の方がより大型。
前翅の地色は白色で黒紋が綺麗に点列する。後翅は中央より外縁側が黄色で、前翅共に黒紋が点列する。
昼間良く見かける事と綺麗な模様を持つ事で蛾には見えない蝶の様な蛾です。



2012年8月 北海道 ヒョウモンエダシャク Arichanna gaschkevitchii [山地でのライトトラップに飛来したヒョウモンエダシャク]


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪

ハスオビキエダシャク

2017年04月30日 |  ・エダシャク亜科

ハスオビキエダシャク Scardamia aurantiacaria
2011年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-9月] 開張[23-26㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ハスオビキエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布している、個体数はあまり多くはない。
北海道では主に石狩低地帯以東で見られる。
オレンジ色の色彩で、前・後翅共に外横線が茶色で明瞭、中央部には黒色点が見られる。
前翅前縁は灰色で縁取られる。
また腹部上部背面には2つの黒色の毛の塊の様なものがある。



2015年9月 北海道 ハスオビキエダシャク Scardamia aurantiacaria [札幌市内の外灯で約4年振りの出会いとなるハスオビキエダシャク]


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪

ハスオビエダシャク

2017年04月29日 |  ・エダシャク亜科

ハスオビエダシャク Descoreba simplex simplex ♂
2012年4月 北海道

分布[日本各地] 時期[3-5月] 開張[41-48㎜]
ホスト[カバノキ科/ブナ科/ヤマグルマ科/バラ科など]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ハスオビエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
北海道では局地的で稀な種です。
早春に年1回発生し、幼虫は カバノキ科・ブナ科・ヤマグルマ科・バラ科・トチノキ科・ツバキ科・ミズキ科などの葉を食べる。
本州では3月~発生しており、北海道では主に4月~5月に発生している。
色彩には変異があり、掲載した個体は褐色が薄めの個体です。前翅には翅頂から後縁にかけて1本の点列紋が見られる。
♂の触角は櫛葉状で、♀の触角は糸状。



2012年4月 北海道 ハスオビエダシャク Descoreba simplex simplex [1枚目の画像と同じ個体のハスオビエダシャク]


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪

ハグルマエダシャク

2017年04月28日 |  ・エダシャク亜科

ハグルマエダシャク Synegia hadassa
2015年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-7月] 開張[26-34㎜]
ホスト[モチノキ科:イヌツゲ・アオハダ・ソヨゴ/スイカズラ科:ウゴックバネウツギ・ツクバネウツギなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ハグルマエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
低山地~山地に生息し、個体数はやや少ない。
近似種にはマルハグルマエダシャク・スジハグルマエダシャク・クロハグルマエダシャクなどがいる。
近似種の中では本種♂の触角の櫛歯は最も長い。
淡い褐色の地色で、濃い褐色の波型模様が特徴的な小型のシャクガです。
♂の触角は櫛歯状で、♀の触角は微毛状。


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪

トンボエダシャク

2017年04月26日 |  ・エダシャク亜科

トンボエダシャク Cystidia stratonice
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-7月] 開張[47-58㎜]
ホスト[ニシキギ科:ツルウメモドキなど]
写真の個体は日中に山地のクリの花に飛来した、トンボエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地の広く分布し、個体数はごく普通で大型のエダシャク。
夜間外灯に集まる事がまず無く、昼行性で日中に花に飛来する。
近似種のヒロオビトンボエダシャクや、ウメエダシャクに似るが3種の中では最も大型となる。
尾部はオレンジ色で背面には長方形の黒紋が見られる、この黒紋はヒロオビトンボエダシャクでは
より小さく不規則な形をしている。


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪

ギンスジエダシャク

2017年04月04日 |  ・エダシャク亜科

ギンスジエダシャク Chariaspilates formosaria ♀
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[30-38㎜]
ホスト[キク科:ヨメナ/マメ科:エニシダなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ギンスジエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地に広く生息し、本州以南では主に中部山岳・山地にかけて見られる。
北海道では平地でも見る事が出来ます、個体数はやや少ない。
上翅は黄金色で前翅前縁の色彩は黄白色で縁取られ、外縁は白色で縁取られる。
外横線は黒色と白色の2重のラインで直線に走る。
♂の触角は櫛歯状で、♀の触角は鋸歯状。



2015年7月 北海道 ギンスジエダシャク Chariaspilates formosaria [道央圏内の外灯付近の壁にいた♀のギンスジエダシャク]


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪

キジマエダシャク

2017年03月30日 |  ・エダシャク亜科

キジマエダシャク Arichanna tetrica
2011年5月 北海道

分布[日本各地] 時期[4-5月] 開張[32-35㎜]
ホスト[スイカズラ科:ガマズミ・オオカメノキなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、キジマエダシャクを撮影。

日本各地に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで分布し、個体数は普通。
早春にのみ発生する、中型のエダシャク。


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪

オレクギエダシャク

2017年03月27日 |  ・エダシャク亜科

オレクギエダシャク Protoboarmia simpliciaria
2014年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-9月] 開張[26-36㎜]
ホスト[ニレ科:ハルニレ/バラ科:ソメイヨシノ・ズミなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、オレクギエダシャクを撮影。

日本各地に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は普通。
地味なシャクガで、これと言った特徴もないが、近似種のニセオレクギエダシャクに似ている。



2014年6月 北海道 オレクギエダシャク Protoboarmia simpliciaria



2014年6月 北海道 オレクギエダシャク Protoboarmia simpliciaria


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪

オオシモフリエダシャク

2017年03月21日 |  ・エダシャク亜科

オオシモフリエダシャク Biston betularia parva
2015年8月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[7-8月] 開張[38-50㎜]
ホスト[マツ科:カラマツ/ニレ科:ハルニレ/カバノキ科:ダケカンバ・ヤマハンノキなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、オオシモフリエダシャクを撮影。

北海道・本州(東北地方~中部地方の山地)に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで分布し、灯火に飛来する。
北海道では個体数は割と少ない様に感じます。
上品な霜降り模様に、前翅・後翅の外縁は暗い色で太く縁取られている。
頭部から胸部にかけては灰色の毛で覆われている。
近似種にはムクゲエダシャク・チャオビトビモンエダシャク・トビモンエダシャクなどがいる。
♂の触角は櫛歯状で♀の触角は糸状。


[オオシモフリエダシャクの工業暗化(黒化)]

オオシモフリエダシャクの工業暗化(黒化)は有名な話で、その昔本種の翅は白っぽい色の白化個体の割合が多かったが、
諸外国の工業化が進み、樹木がその煙などで樹皮が黒ずんでしまった為、目立ちやすい白化タイプは鳥などの天敵に狙われやすくなってしまいました。
1920年頃には、翅の色を変えて身を守る為に保護色として暗化(黒化)が進んだ個体(突然変異)ばかりが増えていきました。
その後、工業化による煙などの汚染が減り本来の白っぽい樹皮が現れ始めると、暗化(黒化)では逆に目だってしまい、
本種のほとんどが暗化型から白化型へと変化する個体(突然変異)が増えていきました。
昆虫の世界ではこうした一時的に異常型が増えてしまう減少があります。
これは特定の種の生き残りをかけた戦略の一つと言える代表的なお話なのです。


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪

ウスキツバメエダシャク

2017年03月20日 |  ・エダシャク亜科

ウスキツバメエダシャク Ourapteryx nivea
2010年9月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-11月] 開張[37-52㎜]
ホスト[イヌガヤ科・マメ科・クロウメモドキ科・ツバキ科・ブナ科・ニレ科・モチノキ科・スイカズラ科など]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ウスキツバメエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、各地で普通に見られる。
似た様な種も多く、同定は困難。
本種の特徴は尾状突起が長く、前翅・後翅の縁毛が赤みが強い。顔面は橙褐色。
ちなみに近似種のフトスジツバメエダシャクは前翅・後翅の縁毛が赤みは弱く、尾状突起も短い。更に顔面は灰白色。
♂のウスキツバメエダシャクの開張は36~48mm程度で、♀は46~52mm程度。
年2回~3回発生。♂と♀の触角は糸状。



2012年5月 北海道 ウスキツバメエダシャク Ourapteryx nivea


■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪