
オオチャバネフユエダシャク Erannis gigantea ♂
2012年11月
分布[北海道・本州・四国] 時期[10月下旬-11月中旬] 開張[45-47㎜]
ホスト[カラマツ・アカトドマツ・モミ・カシワなど]
写真の個体は外灯下の居残りで、壁に張り付いていたオオチャバネフユエダシャクを撮影。
フユシャク・・・冬期間に成虫が出現するシャクガ科の総称で、♀は翅が退化するか短い。
日本産フユシャクは全35種/北海道産フユシャクは全22種。
本種は山地性で、10月下旬~11月中旬に見られ、マツ科に依存する。
チャバネフユエダシャクに似ているが外横線が内側へ大きく湾曲する点で区別出来る。
また、オオチャバネフユエダシャクの上翅もチャバネフユエダシャク同様変異に富む個体が多い。
北海道産に関して私的な見解としては基本的には内横線と外横線の間はクリーム色、外横線の縁は
濃い茶色のラインが目立つ個体が多い。稀に外横線の曲がりが弱くチャバネフユエダシャクに似たような模様のものもいる。
発生の周期が有るように思える、特に2013年はオオチャバネフユエダシャクの多い年に感じた。

2012年11月 オオチャバネフユエダシャク ♂

2013年11月 オオチャバネフユエダシャク ♂

2013年11月 オオチャバネフユエダシャク ♂

2013年11月 オオチャバネフユエダシャク ♂

2013年11月 オオチャバネフユエダシャク ♂

2013年11月 オオチャバネフユエダシャク ♀
[オオチャバネフユエダシャクとチャバネフユエダシャクの標本]


左:オオチャバネフユエダシャク
右:チャバネフユエダシャク
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[オオチャバネフユエダシャクの卵]

※ 画像をクリックすると拡大致します。
【北海道産 フユシャクリーズ全22種完全網羅】
[フユシャク亜科]
日本産14種/北海道産8種





ウスバフユシャク ウスモンフユシャク クロテンフユシャク シロオビフユシャク ユキムカエフユシャク



フタスジフユシャク ホソウスバフユシャク ヤマウスバフユシャク
[ナミシャク亜科]
日本産6種/北海道産3種



ナミスジフユナミシャク クロオビフユナミシャク ヒメクロオビフユナミシャク
[エダシャク亜科]
日本産15種/北海道産11種





トギレフユエダシャク ウスオビフユエダシャク クロスジフユエダシャク チャバネフユエダシャク オオチャバネフユエダシャク




シロフフユエダシャク シモフリトゲエダシャク シロトゲエダシャク ウスシモフリトゲエダシャク


フチグロトゲエダシャク フタマタフユエダシャク
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