こんちゅう探偵団

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シータテハ

2022年01月02日 |  ●タテハチョウ科


シータテハ Polygonia c-album (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ハルニレ・エノキ・オヒョウ・ホップ・カラハナソウ・コアカソなど
[時 期] 3月~11月
※ 開張は約44㎜~47㎜前後のタテハチョウ科タテハチョウ亜科に属する蝶の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は日中に明るめの林縁で休んでいる個体や、花や樹液に来る個体が見られる。
夏型と秋型があり、翅の形や地色などに若干の変異が見られる。
近似種のキタテハに似るが、本種の方が翅の外縁の突起が大きく丸い。
成虫越冬の為、北海道では真冬の厳冬期意外ほぼ通年見る事が出来る。
卵はホストの葉の裏表に1卵づつ産卵。
基本は年二化で、成虫で越冬し産卵後に育った幼虫は5月~8月頃に羽化(第一化_夏型)
羽化した個体はさらに産卵し育った幼虫は8月~9月に羽化します(第二化_秋型)その後、成虫のまま越冬します。





札幌市内でも普通に見られ、春に成虫越冬したシータテハが
日のあたる所で休んでいる姿を良く目にする



秋になっても割と綺麗な個体が見られる時がある
山地で日のあたる枝に静止するシータテハ




翅を閉じて止まると、白いC型の紋が見られる、シータテハの名前の由来である


[シータテハの飼育記録]

 
6月14日 ハルニレの葉で幼虫採集

 
左:6月26日 蛹化
右:7月3日 羽化


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