ヨツメアオシャク Thetidia albocostaria (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] ヨモギ・キクなど
[時 期] 6月~9月
※ 開張は約23㎜~37㎜前後のシャクガ科アオシャク亜科に属する蛾の仲間。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
夜間灯火に飛来する。
前翅・後翅は綺麗な黄緑色で、外縁に褐色で縁取られた白紋が点列する。
前翅中央には淡い褐色で縁取られた大きな白紋があり中央には褐色点が見られる。
※写真の様に褐色の縁取りや中央の褐色点が出ない個体もいるようです。
後翅にも同じく白紋が見られるが翅の付け根付近に寄っている。
近似種のコヨツメアオシャクに似るが大きさ・斑紋などで区別は容易。
オスの触角は櫛歯状でメスの触角は糸状。
成虫は前脚の中間付近に黒褐色の毛束が見られる。
幼虫はホストとなる葉を切り、体にくっつけて外的から身を守っていると思われる。
2015年7月 北海道 ヨツメアオシャク、綺麗なエメラルドグリーンの色彩にはっとさせれる
2014年7月 北海道 メスのヨツメアオシャク、夜間の外灯回りで見つけた個体
2015年7月 北海道 メスのヨツメアオシャク 触覚は糸状
2014年7月 北海道 オスのヨツメアオシャク 触覚は櫛歯状
2022年7月 北海道 羽化したばかりのヨツメアオシャクのメス、羽化直後はとても鮮やかな色彩です
[ヨツメアオシャクの飼育記録A]
左:6月12日 ヨモギで見つけた幼虫(ヨモギの葉をちぎって体に貼り付けます)
右:6月16日 ヨモギの葉で飼育しています
左:6月24日 繭を作り始めました
右:6月29日 ヨモギの葉を少し剥がすと蛹が現れました
7月3日 メスのヨツメアオシャクが羽化しました
[ヨツメアオシャクの飼育記録B]
左:6月18日 ヨモギの葉で幼虫を採集
右:6月24日 ヨモギの葉を身にまとったまま蛹の準備を始めます
左:6月26日 蛹化
右:6月29日 蛹の大きさを計測してみました
左:7月6日 羽化 メスのヨツメアオシャクが先に羽化してきました
右:7月7日 羽化 続いてオスのヨツメアオシャクが羽化しました
本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
こんな蛾がいるのですね!
信州では見たことありませんが・・
蛹も1.3~1.4cm・・卵や幼虫の段階で
見分けないと・・これは特技ですよね~
自分で育てた昆虫は特別に可愛いでしょう
飼育記録もビックリです。
綺麗すぎです。
貴重な写真、有難うございました。
こんなに綺麗な色の蛾がいるのですね!
初めて観ました。
(^_-)-☆
蛾は地味な色ばかりと思っていました。
こんな鮮やかな緑色の蛾にはビックリです。
そちらではよく見るのですか。ピエロ
コメントありがとうございます。
そうなんです。
こんな綺麗な蛾もいるんですよ~!!
本当に綺麗な蛾ですよねエ
コメントありがとうございます。
昨年は見つけた幼虫を自分なりに
飼育して楽しみました。
親になったらどんな顔を見せてくれるのか
それだけがたのしみに飼育していました
コメントありがとうございます。
本当に綺麗な蛾ですよね。
蝶も顔負けです。
幼虫もヨモギの葉を付けて面白い幼虫ですよねエ
コメントありがとうございます。
こんな綺麗な蛾もいるんですよぉ!
可愛いですよね。
美しいですよねエ