「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



先日、Chanさんのサイトで公開された赤外線リモコン用
のC言語モジュールのことを書いたばかりなのですが、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000025-inet-sci
freescale社が、無線周波数(RF)エンターテイメント
制御ネットワークプロトコルである「Synkro」を
一般民生用向けに提供を始めると言うお話がある
ようです。

ふーーん。各社、赤外線リモコンやめて、無線LAN
的なリモコンになっていくのね…
IEEE 802.15.4がベースになっているんですか。
ZigBeeはIEEE 802.15.4なのね…。

arduinoのXBeeシールドとか使うと、家電と直接
やり取りできるのかな?
「ベース」ってとこの意味がよくわからん…
IEEE 802.15.4に何か拡張を加えたってこと
なんだろうなぁ。


信号の衝突だとかいろいろ考慮すると、これまでの
赤外線リモコンでは将来性が見込めないってこと
なんでしょうね。
実際、赤外線リモコンって使いにくいモンなぁ。
情報が一方向にしか流れないから(受信側から
フィードバックが無いから)操作内容が伝わった
のか伝わってないのかが判り難いし、伝わってない
と思ってボタン2回押すと2回動作しちゃったりとか。

特にHDD-DVDレコーダーのリモコンなんて最悪の
操作性だもんな。(ちなみにうちのはパ●オニア製)


まぁ進化していくのは大歓迎なのですが、ただ、
マイコンと繋ぐi/fとしてはいかがでしょう?
これまではマイコンに赤外線LEDと受信素子
だけ繋げば実験できたのが、Synkroではそんな簡単
には接続できないんだろうなぁ。

もろもろのプロトコル全部をマイコンに組み込むとなると、
処理速度的にそもそも可能なのかとか、可能だとしても
その処理だけでいっぱいいっぱいになっちゃったりとか。
マイコン1個で家電と通信って言うお気軽さは
なくなっちゃうのかも知れません。

それ以前にセキュリティーの話とかも盛り込まれる
ということを考えると、USBみたいに端末ごとに幾ら
とかってコストが掛かるようになっちゃうのかな?
マイコンでは手が出なくなっちゃうそうだな…


LANで言うカニさんICみたいなものが必要に
なってくるのかもしれません…。
アンテナも必要だな…。

寡聞にして詳細を存じないので、余り詳しいことは
わかりませんが、ひとまず頭の隅に置いておこうと
思います。


(追記)
そうそう。ゲームニクスとは何か、読み終わりました。

この本ではしきりに機械とユーザーI/Fの人間との
親和性について力説されていましたが、その点では私も
とても賛成です。

上記のパ●オニアのリモコンがどうしようもない操作性
だからとういのもあるのですが、それ以外にも、
家の中を見回すと、数十個にも及びムダにボタン数が
多いリモコンがたくさん!
 ・ビデオデッキ
 ・ミニコンポ
 ・地デジテレビ
 ・ケーブルテレビチューナー
   …などなど
年とった両親は、とてもじゃないけど使いこなせて
いません。地上波放送が終ったら、きっと大パニック
だろうな…。

せっかく新しい技術を投入するのはいいのですが、
機能が増えたから単純にボタンを増やせばいいや、
みたいなのはやめて欲しいな。

なにをしたいかを思い浮かべたら、その操作に
迷わない操作性。誰が使っても迷わない操作性。
いわゆるユニバーサルデザインでしょうか。

せっかくコストを掛けるんだから、技術者の
独り善がりにならないような、使いやすいものに
なって欲しいな。
一人のユーザーの要望として…。

それにしても、HDD-DVDデッキのリモコンって
なぜあんなに使いにくいんだ?



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以前テレビで「子供はなぜゲームにハマるのか」に
ついてやっていた時に、その番組内でゲームとは
そもそもどんなメディアなのかを解説していました。
この番組曰く、

・ゲームは誉めるメディアだ
              とか
・小目標と大目標は明確にして
 中目標はあえて隠しておく
              とか

そういったエッセンスのことです。

もちろん、私はコアなゲーマーって訳ではなく
(少しはやりますけどね)、ゲームメーカーの人
でもありませんが、人を熱中させる要因が
そこにはあるんだろうと思って、ずっと
この番組のことが気になってました。

所詮テレビ番組ということで、ごく限られた
時間内に部分的な情報しか取り扱ってなかったので、
一度本を読んで見たいと思ってました。

というわけで、いまさらではありますがamazonで
サイトウ・アキヒロ氏のゲームニクスとは何か
を注文。約2/3ほど読み終わりました。

曰く、アタリショックなどの教訓から、ゲームには
2大目的(直感的な操作性、段階的な学習効果)という
ものがあり、それを実現するために4つの原則を
守ることでユーザーを惹きつけて、離さないのだ、
ということでした。

P68~69の図でわかりやすく解説されているので
詳しいことは端折りますが、氏の主張としては
ニンテンドーDSはなぜ売れたのかを、この
  「ゲームニクス理論」
というモノを提唱とした上で、さらにこの「人を惹き
つける理由」をmixiやgoogle、iPODや
その他色々なサービスへ適用してみようという狙い
のようです。

まぁ、ちょっと風呂敷を広げすぎな気もする
し、思いが先走り過ぎている印象もあるのですが、
(ゲームニクス理論で押し切ろうとしていて、
 外部経済の観点などが抜けている様子)
でもまぁ、この4つの原則自体はそれなりに
解り易く、納得もいくので、ゲームに限らず
人を惹きつける原因を捉える為の一つの観点
としては面白い気がします。

いずれにしても、DSはゲームの裾野を広げた
のは事実だと思うのですが、その本質を一言で
いうと、極めて上手い「最大公約数」の見つけ方
ということなのかな?コアなユーザーと初心者
両方の。…万能では無さそうです。


学生時代、人間工学の講義の教科書で
ドナルド・A. ノーマンの誰のためのデザイン?
を使っていました。当時とても衝撃を受けた本だった
のですが、あの本はコンピューターに限らず、いわゆる
人間工学全般にわたった話でした。
確か「アフォーダンス」という概念について理解したのは
この本だったかな?

機械のスイッチなどはどうデザインされていれば
ユーザーにとって混乱をせず解り易いのかとか。
そういうことを説明したのが「誰のためのデザイン?」
という本でしたが、コンピューターが暮らしの隅々
まで入り込んでいる現代、特に
   「コンピューターと人間のi/f」
に特化して再構築したのが上記のゲームニクス理論
というモノなのかもしれません。

ただ、もう少し理論的なところをもう少しキッチリ
掘り下げて欲しかったな。多分氏の頭の中では
キッチリしているんだろうけど、学校教育とか
老人福祉とか、風呂敷を広げることに紙面が取られて
しまっていたのはちょっと残念…。


それにしても、この本を読んで一番面白かったのは、
昔ハマリにハマッたスーパーマリオのこと。
最初のステージ1-1って、練りに練ったチュートリアル
の意味をもたせているというのが実に興味深かった!

なるほどねぇ。今思えばそうかもね…。



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いしかわきょうすけさんの日記で、KingJimからポメラ
(Pomera)なるものの発売を知りました。

うーーーーーん、すばらしい!丁度いい感じ。

折りたたみキーボードで十分大きなキートップ、
必要十分であろう画面の大きさと、折りたたんだ
時に内ポケットに仕舞えてしまうだろう小ささ。

さらには単4電池2本で20時間の連続稼動、日本語変換
エンジンにATOK登載、開いて2秒で起動完了
などなど。

これだけあれば議事録取る時には必要十分。
ジャストフィットっていう感じだな。

詳しい機能がよくわからないのですが、個人的には
幾つかの要望が。

・議事録取る時って、一々画面見て日本語変換
 するのではなく、ひらがなだけでバシバシと
 打ち込み続けたい。で、会議が終ったら
 頭から漢字変換をやり直すという使い方が
 できると良い。(会議を聞くことと打ち込むこと
 が両立しやすい…少なくとも変換に頭を取られない)

・二次電池が使えると良い(記述なし)

・議事録起こす際には電池の消耗を気にしなくて
 良いように、USBなどから電源供給できると
 よい(記述なし)

・ホワイトボードのメモ機能的なデジカメを登載
 してあると良い
 (まぁ、手元の携帯でも十分といえば十分かも
  しれませんが、情報の一元化という意味では
  有った方が嬉しいかと)

・できれば、FREE-DOSとかインストール
 して、いろいろ弄れると楽しい



特にDOSが動くとそれだけで世界が広がる
もんなぁ…。

LX200亡き今、それに代わるギミックとして
ギークなら一人10台はストックしておくはず!

ま、DOS動かすためにはCPUがx86コア
じゃないといけないんですけどね。

DOS動くといいなぁ。
っていうか、後ろの方はいつもの妄想ですね…。



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なんと、私のお手元に!!!

仕事の都合、とある分野の本を探しに神田三省堂へ。
そのついでに買ってきました。



3400円也。(秋月価格)


ひとまず動作確認だけやってみました。

まずは付属のUSBケーブルでPCに繋いでみます。
…ストレージ機能として無事認識。そしてボード上
のジョイスティックを弄ると、マウスとしても
ちゃんと動きました。

ストレージは16MBの容量。多いのやら
少ないのやら…。で、この中にpdfファイル
とかhtmlファイルとか色々格納されている
ので、PCのHDDへコピーします。

さて、HIDについて。これは別途動作させる
ソフトが要ります。ATMELサイトから
ダウンロードできます。ストレージに入っていた
htmlからリンクを辿るとダウンロードできます。

動かしてみた画面がこれ。



LED表示、温度計、ジョイスティックとも
ちゃんと動きます。

とりあえずwindows2000のマシンに繋いだんですが、
そしたら、いつもならタスクバーに表示される
緑の矢印(USBメモリとかを取り外すためのアイコン)
が表示されてない…

うーん、なんでだろうと思ったら、ドキュメントに
2000の場合は「hot fixが必要」と書かれていました。
XPでは問題無いみたい。(VISTAについては言及なし)

まぁ仕方ないのでHot Fixを適用します。
…緑の矢印がちゃんと表示されるようになりました。
従来のUSBメモリや外付けHDDではこんな事象
でたこと無いんだけどなぁ。USBストレージ
として、従来のものと何か少し違うのかな?
まぁ、ひとまず挿したり抜いたりはできるように。


が、今度はマウスとしての動作が機能しなくなっちゃった。
もう一度HID用のソフトを起動してみると、
LEDも温度計もジョイスティックもちゃんと動作
するんだけど、やっぱりマウス機能だけは動きません。

うーん、Hot Fixが悪さしているのは間違えないんだ
ろうけど、ナニが悪いのやら…

まぁ、次のサービスパックでもう少しマトモな
形になってくれることを期待しつつ…。
(2000に今更新しいサービスパックが
 リリースされるのかはわかりませんが)


というわけで、品切れにならないうちに買っちゃおう
と思って買うだけは買ったのですが、USBKEY用の
ファームを自分で作ったり、PC側アプリを組んだりと、
マトモに弄って遊ぶには纏まった時間が必要ですね。

何か自分で作ってみるのはもう暫く先になるでしょう。
(そのまま死蔵にならないといいのですが…)


そうそう。温度計。部屋の温度は24度なんだけど、
なぜに27度?




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この間秋月で買ってきた超高速オペアンプ、AD9631の
扱いについて色々お勉強しています。

とにかくベタアースを作って、そこに最短距離で
接続しないとダメよ、っていう噂なので。

さて、よく考えたらベタアースって、
 ・そもそもどうなっているべきもの?
 ・どういう効果があるの?
 ・デメリットは?

といったことがよくわかってなかったことに気付いて
しばしぼう然。

…ノイズを減らすのに効果があるっていうのが
漠然とした認識でしたが、なぜノイズに効果対策
に効果があるのか、効果があるケースはどういう
場合なのか、デメリットは無いのか?

アナログ回路についてあまりちゃんと勉強した
事が無いので、「ノイズに効く」といううたい文句
をそのまま信じ込んでいて、追求したことが
無かったのでした。

というわけで調査、調査。
↓ここが勉強になったな…。
http://okwave.jp/qa4359249.html


簡単にまとめると、
・グランド電位の変化を緩やかにする
  (インピーダンスの低下がはかれる)
・電波ノイズを防ぐ
  (少なくとも片面からの電波は反射)
・グランドが寄生容量を持つ
  (LC回路を作り出してしまい、
   かえってノイズの原因にも!)

といった感じでしょうか。なるほどねぇ。


それにしても、これといった鉄則的なものはなく、
経験もしくはカット&トライで正解を導き出しなさい
というのは困ったところです…

やっぱり、アナログ回路は素人さんお断りって
ことなんだろうなぁ。

まぁ、いいや。ちょっとずつ進めてみます。
失敗しても経験のうち…と。


それにしても、グランド線と信号線をヘタに近づけると、
そこに寄生容量が生じて悪さするなんて、リンク先サイト
見て初めて理解しましたが、よく考えれば当たり前
ですよねぇ。
寄生容量的なものが生じるのはわかっていたんですが、
それは動作安定に寄与するもので、まさか悪さをする
とは思ってなかったので…。
ステレオタイプは怖いものです。



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