先日、講演をききにいった「PTSDとアニマルセラピー」のお話。
まず、PTSDとは何ぞや・・・という話から入り
いろいろな療法の説明などから、動物を使った心理療法の話まで、かなり深いお話が聞けました。
今回は、3名の心理士の方の講演でしたが、それぞれPTSDの患者さんと接する現場に自分の愛犬を居させているのが特徴でした。
そのPTSDとアニマルセラピーの話しは、かなり深いので、私ももうちょっと理解を深めてから、ここに書くかもしれませんが今日は、まず私が感じたこと。
犬は癒す立場であるんですが、PTSDの症状やトラウマの話しを聞きながら
まさにこの症状は、鈴ちゃんでは?????
とPTSDの人についての話を聞くたびに、鈴ちゃんのことばかり考えてしまいました。
トラウマとは、心的外傷のこと。
衝撃的な肉体的、精神的ショックを受けた事で、長い間心の傷となってしまうことで
それにより、フラッシュバックなど、後になってその記憶が突然よみがえって、恐怖を感じてしまう・・・とのこと。
ここは、安全だとわかっていても、フラッシュバックで恐怖に震えることも。
鈴ちゃんが、まったく安全なところで、急に恐怖反応を示し、震えが止まらなくなるのは
もしかして、フラッシュバックが起こっているのではないか・・・と考えてしまいました。
ネットで「フラッシュバック」で調べてみると・・・・。
「フラッシュバックは、幼児期に経験した外傷体験を言語的に認識する能力を持たないまま記憶し、それでもなお忘れられない場合にも起こる」とありました。
鈴ちゃんの場合、もともと怖がりであることは確かだけれど、幼犬時期の捕獲時あたりに何か、そうとうショックなことがあったのでは・・・と私は考えていました。
その多大なショックを受けた時に、脳が委縮してしまうという説もあるそうですが
そのPTSDの患者さんをどうやって癒し、どうやって治すのかという話は、「ワンコの鈴に対して私ができることはないだろうか??」
そんな思いで講演を聞いていました。
まず、準備段階として
●安心できる
●自信を取り戻せる
●感情をコントロールできる
状態にもっていくことが大事だと。
鈴の場合、うちの家は「安心できる」環境だと思ってくれていると思うので、それはクリア。
「自信を持たせる」ためには、いっぱいいっぱい褒めてあげることかなーと思っています。
そして、感情のコントロール。
うちにきて、1年ぐらいは、うちの中でも小さくまるまっている時と、夜中に大運動が開かれる時があって
鈴の感情は、かなり躁鬱でした。
だけど、今はずいぶんと安定してきているように思います。
テンションがあがった時でも、コントロールできないほどではないし・・・・。
ただ、何かのきっかけで震え始めると、心ここにあらず状態になります。
特に、T字路恐怖症は、かなり厄介で、震えた後ろ足に力が入らないのか
すぐに伏せちゃって・・・・・。
なので最近の朝の徒歩散歩でのT字路までは、この状態になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/25/178a8b24d375d7634d5c3b6fc4c97013.jpg)
本当は、自主的に歩いてほしいけれど、まだこの道だけはダメ。
(散歩以外の時は、この道をスイスイ歩けるんですけどね)
だけど最初は、歩かない鈴ちゃんも
バス道路を渡ると、かなり平常心なんですけどね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d3/f62f718a3a30d89dd766e74645a6476c.jpg)
ま、うちにきて1年ぐらいまでは、外ではほとんど震えていた鈴ちゃん。
お山や河川敷の森の中など、ヒトのいない自然の中だけは、しっぽが上がったけれど
そのほかは、ほとんど震えていた鈴ちゃん。
あっちの世界に鈴ちゃんの気持ちが行ってしまうと、ママの声も聞こえません。
それが今では、ホームグラウンドだと思っている河川公園の広場では、ほとんどしっぽが上がっているもんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/08/57732ff67bd7b9e34af193eb45f40aa0.jpg)
ただ、友達と楽しそうに遊んだあと、
みんなとは、距離をとって休憩する時があって、
そんなとき、ふと見ると、草の中に身をひそめて、震えていることが今もあります。
遠くに走るバイクを見たとか、エンジン音が聞こえたなど、引き金になるようなことがある時もあれば
引き金になる心当たりがまったくない時にも、あっちの世界に行ってる鈴ちゃんが・・・・・・。
だけど、最近は、そういう鈴ちゃんをみつけて「休憩してんと、遊ぶよ」と声をかけて
私が走ると、ピンとシッポを上げて、元気についてきます。
怖いモードに入っても、そこが安全な場所だとわかっていたら、すぐにママの声に反応して
こっちの世界に帰ってこれるようになっているんです。
平常心でいられる時間や楽しい時間がどんどん大きくなって、恐怖モードのトラウマに入ってしまう時間がどんどん小さくなっています。
人間のPTSDの場合も、平常心でいられる時間を増やしていくのがポイントにだそうなので
私が鈴にやってきたことは、間違いじゃなかったのかも。
そう思えて、ちょっと自信がついてきました。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
随分、平常心でいられるようになった鈴ちゃんにポチっをお願いします。
←すみませんが両方押してください→![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/9c/ab5a089739c2f756e71f07b3e5e4027e.jpg)
いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
風ちゃんの応援もよろしくお願いします。
まず、PTSDとは何ぞや・・・という話から入り
いろいろな療法の説明などから、動物を使った心理療法の話まで、かなり深いお話が聞けました。
今回は、3名の心理士の方の講演でしたが、それぞれPTSDの患者さんと接する現場に自分の愛犬を居させているのが特徴でした。
そのPTSDとアニマルセラピーの話しは、かなり深いので、私ももうちょっと理解を深めてから、ここに書くかもしれませんが今日は、まず私が感じたこと。
犬は癒す立場であるんですが、PTSDの症状やトラウマの話しを聞きながら
まさにこの症状は、鈴ちゃんでは?????
とPTSDの人についての話を聞くたびに、鈴ちゃんのことばかり考えてしまいました。
トラウマとは、心的外傷のこと。
衝撃的な肉体的、精神的ショックを受けた事で、長い間心の傷となってしまうことで
それにより、フラッシュバックなど、後になってその記憶が突然よみがえって、恐怖を感じてしまう・・・とのこと。
ここは、安全だとわかっていても、フラッシュバックで恐怖に震えることも。
鈴ちゃんが、まったく安全なところで、急に恐怖反応を示し、震えが止まらなくなるのは
もしかして、フラッシュバックが起こっているのではないか・・・と考えてしまいました。
ネットで「フラッシュバック」で調べてみると・・・・。
「フラッシュバックは、幼児期に経験した外傷体験を言語的に認識する能力を持たないまま記憶し、それでもなお忘れられない場合にも起こる」とありました。
鈴ちゃんの場合、もともと怖がりであることは確かだけれど、幼犬時期の捕獲時あたりに何か、そうとうショックなことがあったのでは・・・と私は考えていました。
その多大なショックを受けた時に、脳が委縮してしまうという説もあるそうですが
そのPTSDの患者さんをどうやって癒し、どうやって治すのかという話は、「ワンコの鈴に対して私ができることはないだろうか??」
そんな思いで講演を聞いていました。
まず、準備段階として
●安心できる
●自信を取り戻せる
●感情をコントロールできる
状態にもっていくことが大事だと。
鈴の場合、うちの家は「安心できる」環境だと思ってくれていると思うので、それはクリア。
「自信を持たせる」ためには、いっぱいいっぱい褒めてあげることかなーと思っています。
そして、感情のコントロール。
うちにきて、1年ぐらいは、うちの中でも小さくまるまっている時と、夜中に大運動が開かれる時があって
鈴の感情は、かなり躁鬱でした。
だけど、今はずいぶんと安定してきているように思います。
テンションがあがった時でも、コントロールできないほどではないし・・・・。
ただ、何かのきっかけで震え始めると、心ここにあらず状態になります。
特に、T字路恐怖症は、かなり厄介で、震えた後ろ足に力が入らないのか
すぐに伏せちゃって・・・・・。
なので最近の朝の徒歩散歩でのT字路までは、この状態になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/25/178a8b24d375d7634d5c3b6fc4c97013.jpg)
本当は、自主的に歩いてほしいけれど、まだこの道だけはダメ。
(散歩以外の時は、この道をスイスイ歩けるんですけどね)
だけど最初は、歩かない鈴ちゃんも
バス道路を渡ると、かなり平常心なんですけどね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d3/f62f718a3a30d89dd766e74645a6476c.jpg)
ま、うちにきて1年ぐらいまでは、外ではほとんど震えていた鈴ちゃん。
お山や河川敷の森の中など、ヒトのいない自然の中だけは、しっぽが上がったけれど
そのほかは、ほとんど震えていた鈴ちゃん。
あっちの世界に鈴ちゃんの気持ちが行ってしまうと、ママの声も聞こえません。
それが今では、ホームグラウンドだと思っている河川公園の広場では、ほとんどしっぽが上がっているもんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/08/57732ff67bd7b9e34af193eb45f40aa0.jpg)
ただ、友達と楽しそうに遊んだあと、
みんなとは、距離をとって休憩する時があって、
そんなとき、ふと見ると、草の中に身をひそめて、震えていることが今もあります。
遠くに走るバイクを見たとか、エンジン音が聞こえたなど、引き金になるようなことがある時もあれば
引き金になる心当たりがまったくない時にも、あっちの世界に行ってる鈴ちゃんが・・・・・・。
だけど、最近は、そういう鈴ちゃんをみつけて「休憩してんと、遊ぶよ」と声をかけて
私が走ると、ピンとシッポを上げて、元気についてきます。
怖いモードに入っても、そこが安全な場所だとわかっていたら、すぐにママの声に反応して
こっちの世界に帰ってこれるようになっているんです。
平常心でいられる時間や楽しい時間がどんどん大きくなって、恐怖モードのトラウマに入ってしまう時間がどんどん小さくなっています。
人間のPTSDの場合も、平常心でいられる時間を増やしていくのがポイントにだそうなので
私が鈴にやってきたことは、間違いじゃなかったのかも。
そう思えて、ちょっと自信がついてきました。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
随分、平常心でいられるようになった鈴ちゃんにポチっをお願いします。
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