「相棒season ten」の正月スペシャル「ピエロ」を視聴しました。
と、いうわけで新年1発目は相棒の2時間30分スペシャル「ピエロ」でした。この事件の首謀者であり、ピエロの仮面を被った速水。彼が考えていたのは10億円による区から払い下げられる公園を買い取る事。かつて巨大なビルが立ち並ぶすぐ傍で、父はホームレスとして生きていた。そんな父のような人々が、息をつける場所を失わせないためにも、速見は買い取ろうとしたのでは・・・と右京さんは推理していました。
ピエロの仮面を外した時、速水の顔は何となく悲しそうな顔でした。ピエロの笑顔の下で速水は一体何を考えていたのか。右京さんは、速水のピエロの仮面の下にある、本当の心に気づいていたのかもしれません。でもそれを認めてしまったら、速水は道化になってしまう。人々を楽しませようと、辛いながらも見せかけの笑顔を振りまくピエロ。爆弾の信管を抜いていた事などから、子供たちを殺すつもりは無かったのでしょう。ただ、必死に生きる人々を少しでも支えたかった。その為に殺人や現金輸送車強奪まで犯し、救われた人々の前では笑顔のピエロが。けれどもその仮面の下で、速水は自身の行いの過ちに気づき、嘆き悲しんでいたのかもしれません。
殺人や子供たちの心に傷を与えた速水たちの行為は、決して許されるものではありません。ただどこか悔しそうで、やりきれない怒りを抱いているような神戸は何を思っていたのでしょうね。
「この国は責任を負おうとしない」。草壁の台詞が、最後の投降シーンに現れていたと思います。速水に全ての責任を押し付け、投降する2人。この時の速水は笑顔でしたが、あの時銃をどうするつもりだったのでしょうね。責任に関しては部長も同じような感じでしたが、いつもの事・・・か?(汗。
芹沢が撃たれ、勝手な行動とされ操作から外された伊丹に対し「まさか、ここで除夜の鐘を聞くつもりではありませんよね?」と声をかける右京さんがカッコよすぎる・・・!捜査方針に反するとしても、人命第一。
右京さんの活躍はもちろん、捕まってしまった神戸たちの活躍も見逃せません。さりげなくメモを残し、咄嗟に警察である事をばれないようにした神戸の行動。特にピエロとぶつかった際に、感触がおかしかった事から怪しんだ事、音声が伝わらない中で口の動きでメッセージを伝えるのはさすがだなと。
しかしここで恐ろしかったのが、神戸の素性がばれた理由が「インターネット上の呟き」である、という点です。呟いた人にしてみれば、「警察の人が一緒だから、きっと何とかしてくれる」。そういう思いもあったのでしょう。しかしこれが不特定多数に発信されているわけですから、それは犯人達も知りえる情報になってしまう。人の善意を悪用する。自分の発言1つが事態を変えてしまうというのは恐ろしいですね。ここまで発達した事は、決して悪い事では無いと思います。しかし、世の中にはそれを悪用する人がいるのも確かですから、発言には本当に気をつけていかなければなりませんね。
他には少女の頑張りに勇気付けられた青年・平野、怖いはずの暗闇でも走りぬいた少女・加奈など。平野が事件に大きく関わっていると知った時は「まさかこの人犯人!?」と思いましたが、そんな事無くて本当に良かった(汗。加奈はあわやという場面を見事に救ってくれたなと。
警察側では右京さんと行動を共にした伊丹や、責任を免れようとしていたものの、右京さんの推理などにいち早く対応していた部長が印象的でした。大河内さんも草壁と平野の接点を見つけるために協力してくれましたが、むしろ右京さんの行動に驚いていた事が印象に残ってしまいました(苦笑。そりゃ大家さんの許可を得たとはいえ、人の家に上がりこんであれこれ物色してますからね・・・悪い癖?
ピエロを演じ、人々を救おうとした速水。ありのままの自分を出し切り、人質らを救った右京さんたち。速水ももっと別の方法で救いの手を差し伸べていれば、少しでも世界を変えられたのかもしれません。ピエロの仮面なんて必要なく、笑えていたのかも・・・
今年はどんな事件が起きるのか。次回はハードボイルド探偵?w
と、いうわけで新年1発目は相棒の2時間30分スペシャル「ピエロ」でした。この事件の首謀者であり、ピエロの仮面を被った速水。彼が考えていたのは10億円による区から払い下げられる公園を買い取る事。かつて巨大なビルが立ち並ぶすぐ傍で、父はホームレスとして生きていた。そんな父のような人々が、息をつける場所を失わせないためにも、速見は買い取ろうとしたのでは・・・と右京さんは推理していました。
ピエロの仮面を外した時、速水の顔は何となく悲しそうな顔でした。ピエロの笑顔の下で速水は一体何を考えていたのか。右京さんは、速水のピエロの仮面の下にある、本当の心に気づいていたのかもしれません。でもそれを認めてしまったら、速水は道化になってしまう。人々を楽しませようと、辛いながらも見せかけの笑顔を振りまくピエロ。爆弾の信管を抜いていた事などから、子供たちを殺すつもりは無かったのでしょう。ただ、必死に生きる人々を少しでも支えたかった。その為に殺人や現金輸送車強奪まで犯し、救われた人々の前では笑顔のピエロが。けれどもその仮面の下で、速水は自身の行いの過ちに気づき、嘆き悲しんでいたのかもしれません。
殺人や子供たちの心に傷を与えた速水たちの行為は、決して許されるものではありません。ただどこか悔しそうで、やりきれない怒りを抱いているような神戸は何を思っていたのでしょうね。
「この国は責任を負おうとしない」。草壁の台詞が、最後の投降シーンに現れていたと思います。速水に全ての責任を押し付け、投降する2人。この時の速水は笑顔でしたが、あの時銃をどうするつもりだったのでしょうね。責任に関しては部長も同じような感じでしたが、いつもの事・・・か?(汗。
芹沢が撃たれ、勝手な行動とされ操作から外された伊丹に対し「まさか、ここで除夜の鐘を聞くつもりではありませんよね?」と声をかける右京さんがカッコよすぎる・・・!捜査方針に反するとしても、人命第一。
右京さんの活躍はもちろん、捕まってしまった神戸たちの活躍も見逃せません。さりげなくメモを残し、咄嗟に警察である事をばれないようにした神戸の行動。特にピエロとぶつかった際に、感触がおかしかった事から怪しんだ事、音声が伝わらない中で口の動きでメッセージを伝えるのはさすがだなと。
しかしここで恐ろしかったのが、神戸の素性がばれた理由が「インターネット上の呟き」である、という点です。呟いた人にしてみれば、「警察の人が一緒だから、きっと何とかしてくれる」。そういう思いもあったのでしょう。しかしこれが不特定多数に発信されているわけですから、それは犯人達も知りえる情報になってしまう。人の善意を悪用する。自分の発言1つが事態を変えてしまうというのは恐ろしいですね。ここまで発達した事は、決して悪い事では無いと思います。しかし、世の中にはそれを悪用する人がいるのも確かですから、発言には本当に気をつけていかなければなりませんね。
他には少女の頑張りに勇気付けられた青年・平野、怖いはずの暗闇でも走りぬいた少女・加奈など。平野が事件に大きく関わっていると知った時は「まさかこの人犯人!?」と思いましたが、そんな事無くて本当に良かった(汗。加奈はあわやという場面を見事に救ってくれたなと。
警察側では右京さんと行動を共にした伊丹や、責任を免れようとしていたものの、右京さんの推理などにいち早く対応していた部長が印象的でした。大河内さんも草壁と平野の接点を見つけるために協力してくれましたが、むしろ右京さんの行動に驚いていた事が印象に残ってしまいました(苦笑。そりゃ大家さんの許可を得たとはいえ、人の家に上がりこんであれこれ物色してますからね・・・悪い癖?
ピエロを演じ、人々を救おうとした速水。ありのままの自分を出し切り、人質らを救った右京さんたち。速水ももっと別の方法で救いの手を差し伸べていれば、少しでも世界を変えられたのかもしれません。ピエロの仮面なんて必要なく、笑えていたのかも・・・
今年はどんな事件が起きるのか。次回はハードボイルド探偵?w