アニメ「プリパラ」の第2シーズン(第39話~第89話)を視聴しました。
第1シーズンでは、アイドルを始めたらぁらが、みれぃやそふぃとチームを結成し、ライバルであるシオン、ドロシー、レオナらと互いに切磋琢磨しあう仲へとなっていきました。なので、第1シーズンは友達がどんどん増えていく物語だったように感じます。
対する第2シーズンは、これまでの原則3人チームという枠組みから、5人チームの特別なライブが定期的に開催されることとなりました。序盤は新キャラクターのあろま、みかんを中心に物語が進み、第2シーズンの鍵を握るひびき、ふわりの登場、ぶっちぎりでぶっ飛んだキャラクター・あじみの登場など、第1シーズン以上に個性豊かな面々が揃うことに。
そんな中で最初から気になっていたのが「5人チーム」という枠組み。SoLaMi SMILEとDressing Pafeはあわせて6人。単純に「らぁらたち6人が、新キャラクターと競い合う」という物語ではなく、誰と誰が組んで、誰が勝つか分からない、先の読めない物語が続いていくこととなりました。
らぁらもSoLaMi SMILEを離れることが多かったり、プリパラポリスとしてみかん、ドロシーと一緒に行動する場面も見られました。正直なところ、様々な困難を経て結成に至ったチームを離れる、というのはあまり見たいものではありませんでした。ただ、そのことが結果的には個人の成長に繋がったんだと思います。既存の枠に縛られず、新たなチームにおいて発揮される魅力は確かに感じられました。実際、第2シーズンで一番好きなのはプリパラポリスの3人組でしたし(笑。
最初は仲間を引き抜こうとしているあろま、みかんがあまり好きになりきれないところもありましたが、キャラ作りのための努力を欠かさないあろま、そんなあろまを慕い続けるみかんのコンビが最終的には凄く好きになりました。
ふわりは他の新キャラと比較するとインパクトは薄めでしたが、最終的にはひびきの一番の理解者のポジションに収まっていたように感じます。89話は友達を通り越しているような気がしましたが(苦笑。
ガァルルはみれぃ再起に一役買ってくれました。彼女のライブからはまだまだ駆け出しで、失敗もあるけれども精一杯頑張っていることが伝わってきましたね。
あじみは・・・もう言わずもがな。声優さんってすげぇ!と感じさせられるキャラクターでした。あじみの中の人は、新シーズンで赤ちゃんの声を担当されるようで。
そしてひびきは案の定女の子でした。プリパラに革命をもたらすべく、ライブで優勝を果たしてボーカルドールになるという夢を叶えようとしていましたが、その計画は友達によって阻まれることとなりました。
終盤近くになるとひびきが変わってしまった理由が判明しましたが、「周囲の人間が『ひびきはお金持ちだから』という理由だけで彼女と仲良くしていた」というのは結構重かったですね・・・両親死亡の報が届くなり、友達は離れ、雇われていた人間たちは金目のものを問答無用で持ち去っていき、両親生存が判明するなり手の平を返したかのように親身に接し始める・・・さすがにここまでされたら、ひびきが変わってしまうのも納得でした。
去っていった友達のうち、1人だけ最後までひびきのことを気にかけているっぽい子がいました。てっきりその子が物語りに関わってくるかと思いましたが、そういったことはなく。また、「ひびきを一度は見捨てた友達が、改心して会いに来る」という展開もなし。やっぱりすげぇよプリパラ・・・
第1シーズンから続投した面々の中では、比較的みれぃとドロシーの出番が多めだったかなーと。ファルルも思っていた以上に出てきてくれたので嬉しかったです。そふぃとシオンは控えめだったように感じますが、「『イゴッ』が口癖のアイドル」と「レッドフラッシュ(梅干し)を食べると覚醒するアイドル」が控えめというのもおかしな話です(苦笑。
総じて、第2シーズンも「みーんなともだち!みーんなアイドル!」を体現した物語だったと思います。第1シーズンは友達が徐々に増えていきましたが、第2シーズンでは別のチームに行ってしまうこともしばしば。既存の輪から一歩踏み出して、新たな輪に加わることで見えてくる、自身の更なる可能性を引き出す物語でもあったのでしょう。単なる仲良しだけでは終わらない、互いに競い合い、高めあっていくという関係が描かれていたように思います。
一時期ひびきの手によってプリパラが「セレパラ」になってしまい、ひびきがまるで「プリパラを元に戻すために倒さなければならない敵」のように描かれていました。そんな中でもらぁらは、プリパラで悲しいことが起きちゃいけないと思っていました。らぁらにとってのプリパラは、皆が楽しめる場所。他のアイドルは競い、高め合う仲間・友達ではあっても、決して倒すべき敵や障害ではない。あくまでも「皆が楽しめる場所」を取り戻すために戦い、その皆にはひびきも含まれていたように思います。
色々とハラハラさせられることの多かった第2シーズンですが、今シーズンも楽しめました。さて第3シーズンではどんな物語になるのやら・・・
・・・そういえば、結局天才チームの冒頭パートをふわりが担当することは無かったなぁ。「これはあろまが抜けた後、ふわりが加入するに違いない!」と思ってたのに。まぁふわりは最後にひびきとのライブが描かれたので良し!
第1シーズンでは、アイドルを始めたらぁらが、みれぃやそふぃとチームを結成し、ライバルであるシオン、ドロシー、レオナらと互いに切磋琢磨しあう仲へとなっていきました。なので、第1シーズンは友達がどんどん増えていく物語だったように感じます。
対する第2シーズンは、これまでの原則3人チームという枠組みから、5人チームの特別なライブが定期的に開催されることとなりました。序盤は新キャラクターのあろま、みかんを中心に物語が進み、第2シーズンの鍵を握るひびき、ふわりの登場、ぶっちぎりでぶっ飛んだキャラクター・あじみの登場など、第1シーズン以上に個性豊かな面々が揃うことに。
そんな中で最初から気になっていたのが「5人チーム」という枠組み。SoLaMi SMILEとDressing Pafeはあわせて6人。単純に「らぁらたち6人が、新キャラクターと競い合う」という物語ではなく、誰と誰が組んで、誰が勝つか分からない、先の読めない物語が続いていくこととなりました。
らぁらもSoLaMi SMILEを離れることが多かったり、プリパラポリスとしてみかん、ドロシーと一緒に行動する場面も見られました。正直なところ、様々な困難を経て結成に至ったチームを離れる、というのはあまり見たいものではありませんでした。ただ、そのことが結果的には個人の成長に繋がったんだと思います。既存の枠に縛られず、新たなチームにおいて発揮される魅力は確かに感じられました。実際、第2シーズンで一番好きなのはプリパラポリスの3人組でしたし(笑。
最初は仲間を引き抜こうとしているあろま、みかんがあまり好きになりきれないところもありましたが、キャラ作りのための努力を欠かさないあろま、そんなあろまを慕い続けるみかんのコンビが最終的には凄く好きになりました。
ふわりは他の新キャラと比較するとインパクトは薄めでしたが、最終的にはひびきの一番の理解者のポジションに収まっていたように感じます。89話は友達を通り越しているような気がしましたが(苦笑。
ガァルルはみれぃ再起に一役買ってくれました。彼女のライブからはまだまだ駆け出しで、失敗もあるけれども精一杯頑張っていることが伝わってきましたね。
あじみは・・・もう言わずもがな。声優さんってすげぇ!と感じさせられるキャラクターでした。あじみの中の人は、新シーズンで赤ちゃんの声を担当されるようで。
そしてひびきは案の定女の子でした。プリパラに革命をもたらすべく、ライブで優勝を果たしてボーカルドールになるという夢を叶えようとしていましたが、その計画は友達によって阻まれることとなりました。
終盤近くになるとひびきが変わってしまった理由が判明しましたが、「周囲の人間が『ひびきはお金持ちだから』という理由だけで彼女と仲良くしていた」というのは結構重かったですね・・・両親死亡の報が届くなり、友達は離れ、雇われていた人間たちは金目のものを問答無用で持ち去っていき、両親生存が判明するなり手の平を返したかのように親身に接し始める・・・さすがにここまでされたら、ひびきが変わってしまうのも納得でした。
去っていった友達のうち、1人だけ最後までひびきのことを気にかけているっぽい子がいました。てっきりその子が物語りに関わってくるかと思いましたが、そういったことはなく。また、「ひびきを一度は見捨てた友達が、改心して会いに来る」という展開もなし。やっぱりすげぇよプリパラ・・・
第1シーズンから続投した面々の中では、比較的みれぃとドロシーの出番が多めだったかなーと。ファルルも思っていた以上に出てきてくれたので嬉しかったです。そふぃとシオンは控えめだったように感じますが、「『イゴッ』が口癖のアイドル」と「レッドフラッシュ(梅干し)を食べると覚醒するアイドル」が控えめというのもおかしな話です(苦笑。
総じて、第2シーズンも「みーんなともだち!みーんなアイドル!」を体現した物語だったと思います。第1シーズンは友達が徐々に増えていきましたが、第2シーズンでは別のチームに行ってしまうこともしばしば。既存の輪から一歩踏み出して、新たな輪に加わることで見えてくる、自身の更なる可能性を引き出す物語でもあったのでしょう。単なる仲良しだけでは終わらない、互いに競い合い、高めあっていくという関係が描かれていたように思います。
一時期ひびきの手によってプリパラが「セレパラ」になってしまい、ひびきがまるで「プリパラを元に戻すために倒さなければならない敵」のように描かれていました。そんな中でもらぁらは、プリパラで悲しいことが起きちゃいけないと思っていました。らぁらにとってのプリパラは、皆が楽しめる場所。他のアイドルは競い、高め合う仲間・友達ではあっても、決して倒すべき敵や障害ではない。あくまでも「皆が楽しめる場所」を取り戻すために戦い、その皆にはひびきも含まれていたように思います。
色々とハラハラさせられることの多かった第2シーズンですが、今シーズンも楽しめました。さて第3シーズンではどんな物語になるのやら・・・
・・・そういえば、結局天才チームの冒頭パートをふわりが担当することは無かったなぁ。「これはあろまが抜けた後、ふわりが加入するに違いない!」と思ってたのに。まぁふわりは最後にひびきとのライブが描かれたので良し!