野々すみ花vs.蜷川幸雄

2012-08-02 08:05:53 | 日記
「祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹」にすみ花出演決定!半年後か…。

すみ花の女優デビューがまさかの蜷川さんとは…。しかも、すみ花にピッタリなタイトル(笑)まさか怪物の役だとは思わないけど、ケラさんならなくはないと思うので、今からどんな内容なのか、すみ花がどんな役を演じるのか楽しみ!


むかし、野田さん書き下ろしの「パンドラの鐘」で野田vs.蜷川の演劇合戦があったように、今回はケラさんの書き下ろしで、蜷川ver.とケラver.で上演。ついこの前、テレビ録画していた「パンドラの鐘」の両ver.を観たばっかりなので、ちょっと不思議な感じ。ちなみに、この「パンドラの鐘」はどちらも演出的にも対象的なので、甲乙付けがたい。どちらも見応えあって好き。さて、今回はどうなることやら…?

「パンドラ~」は天海祐希vs.大竹しのぶの女優対決でもありましたが、今回はすみ花ver.夏帆のヒロイン対決らしい。でも主役ではないよね…?

女優第一作目が蜷川さんで、共演者がまた濃い役者さんが揃って、すみ花にとってはかなり気負うものがあると思うけど、こんなチャンスは滅多にないし、リアル北島マヤの腕の見せどごろなので、頑張れ、すみ花!

ま、いくら北島マヤといえども、最初の出会いが、蜷川演出で、中嶋姐さん、伊藤姐さん、原田姐さんを前にしたら尻込みしてしまいそうですが、ここはもうぶつかっていくしかないので、泣いて泣いて泣きまくれ!

蜷川さんなら、きっと凄いものを引き出してくれそうなので、楽しみではあるにはあるけれど、と同時に娘を想う親の気持ちでもあるので実はかなり心配でもあります…(;´∩`)

あ~、めちゃくちゃ観たい!あれもこれも観たい時期なので、予算的に観れるかどうか分かりませんが、頑張って稼ぎますよ!

今日のまとめ:なんで、蜷川さんなん?ちょっと早すぎない?正直、今は娘を想う親の気持ちの方が強い…。しかも現役の怪女優の中嶋朋子さんとの共演。他の共演者もマジ個性強すぎ!

ケラver.にもかなりの個性的なメンツが揃ってます。その中には久世のノンちゃんもいます!わ~、まじチケット代高そう…(涙)←えっ、お金の心配???当たり前やん!(笑)


全然関係ない話:予約していた「メランコリア」のDVDを受け取ってきました。で、早速観ました。

二度目は冷静に観るかと思ったら、「トリスタンとイゾルデ」が流れる度に理由の分からない涙が流れる。

二回目で思ったことは、運命は逆らってはダメ。もちろん未来の運命は変えられると思うけど、目の前の運命からは逃げられない。受け入れる方が数倍楽なこともある。

で、全部ではないですが、特典映像で、ラース、キルステン、シャルロットのインタビューを見ました。で、思わず納得したのが、この作品は本当にロマンチック。悲惨な結末だけど、全然悲惨に感じない。二回目はさすがに幸福とは思わなかったけど、それに近いものは感じる。

あと、そのインタビューの日本語字幕で、“地球の滅亡”って単語をしきりに使ってるけど、“the end of the world ”は決して地球滅亡の意味じゃないはず。“世界の終わり”と“地球の終わり”は全く意味が異なると思うし、余計勘違いされませんか???

誰も“the end of the earth ”なんて言ってないし。

私が思う“World”とは、極端に言えば、自分を中心に360度見渡して見える世界が“World”だと思ってる。だから映画の“World”とはジャスティンとクレアが住む世界、あの映像に映ってる景色が“World”だと思ってる。でなきゃ、なんで、エイブラハム(馬の名前)は橋を渡れないのさ。もうジャスティンもクレアももう逃げられないんだよ、自分の世界から。と私は思ってる。

やはり確信して言える、これは地球の終わりを描いた作品ではない!!!

あ~、やっぱ買って正解でした!

見終えてふと思ったこと…西洋人に生まれたかった…(笑)

マジっすか!?:いま、続きの特典映像見てたら、絵コンテ上では、地球滅亡やった。惑星メランコリアは地球より大きかった…。え゛~ありえへん!!!そんな馬鹿なっ!?状態です。今まで感じたことは何…。凹みはしないけど、めちゃ矛盾を感じる。真実は小説より奇なり!と言いたかったのか…???

あ゛~マジ信じられへん( ̄□ ̄;)!!

もう泣くことないわ…。

もし私の説を鵜呑みにされた方がいらっしゃったら、心からお詫びします。ごめんなさいm(__)m

追記:ニコールがラースの新作に出るかもしれないという噂。まだ決定ではないようですが、是非とも出て欲しい!!!どんな役でも受けとめる準備はいつでもしてるので、めちゃくちゃ出て欲しい!神様お願い!!!m(__)m

なんか、ニコール本人がインタビューで出演すると言ったようなので、出演は確定でしょう。2、3日の撮影なので大した役ではないとは思うけど、それでも出るなら嬉しいです!

もはや、すみ花とはなんの関係のない展開になっている…(笑)

追記2:ブログ巡りをして見つけたキーセンテンス。

「祈りと怪物」はドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を彷彿させる…。

う~ん、見えてきたよ、ストーリーの全貌らしきものが。そうか、これは「カラマーゾフの兄弟」の女性版か…。じゃあ、メイド役のすみ花はスメルジャコフだね…。やっぱ怪物やん!予想的中でもそうでなくても、我がバイブルの「カラマーゾフの兄弟」がベースにあるなら、どんな内容でも大歓迎!いや~、これっ、マジ両ver.観たいゾッ!