えっ、これって…
まさか…
ワタクシのために製作して下さったんですか!!!???
申し訳ありません!感謝しかないです!m(__)m
と言いたくなるくらい、
めちゃくちゃ良かった!!!
(笑)
っていうか、めちゃ泣けた!
私なら、作品賞でオスカーを差し上げます!他の作品観てないけど…藁
ということで、予告編を見た時からめちゃくちゃ惹かれるものがあったのでレイトショーで観てきました。
パンフ買いたかったのにショップが閉まってしまったので購入できず残念。
はい、ここからは病気発言炸裂なのでお気をつけてお読み下さいませ。藁
映像や編集技術が、私が若い頃MTVにハマって洋楽ばかり聴いていた時のPVで印象的だったミシェル・ゴンドリーやスパイク・リー、そしてクリス・カニンガム(←3名ともビョーク絡み)であったり、ブラーやファットボーイ・スリムのPVを手掛けたガース・ジェニングスなどがフラッシュバックされ、
映像から、私が今1番興味を持っている幽体離脱ものなのか!?と想像を膨らませていたので、俄然、興味とワクワクしかなかった。
実際に観たら、私の想像を遥かに超える設定であったりメッセージ性であったので、めちゃくちゃ感動して後半はまさかの涙涙でした。
ま、おそらく、この映画で泣くような人間は私だけだとは思うけどね…(汗)
それにしても、これ、2時間19分しかなかったん???
と言いたくなるくらい私の体感時間は3時間4時間は軽くあったよ!
それくらい濃密な時間だった!
っていうか、この作品を賞レース作品に選んだ人たちが凄い!!
センスあるわ〜!
ほんと、予告編からは全く想像し得なかった裏テーマが隠れていたので、後半は涙なくして観れなかった。
まさに宇宙の愛がテーマです。
スピリチュアルと言いたいとこだけど、そういう精神世界とは違うんよね。
まさに宇宙なんです。太陽や星や月が輝く宇宙を大宇宙と呼ぶなら、人間の脳みそが想像したり空想する世界は無限という意味でも小宇宙だと言えると思うんですよ。
そして、宇宙を作り出す素粒子が、過去の記憶であったり、パラレルワールドであったり、イマジネーションであったり、素粒子一つ一つにまた宇宙空間が広がっていると思うんですよ。
だから、輪廻転生とは微妙に異なるというか、素粒子一つ一つが誰かの魂の記憶として新しい生命に付着していくんだと思ってます。
を正に表現した作品だと私は解釈しました。
タイトルは、
Everything Everywhere All at Once with LOVE
が正しい表現だと思ったくらいだった。
作品の表テーマは、間違いなく母娘や父娘の確執ですね。
ミシェル・ヨー演じる母親がどのような学びを得て娘との確執を埋めていくのかがテーマでもあり、メッセージでもあるので、わけが分からないSF要素満載の見せ方ではありましたが、私にはめちゃくちゃ説得力がある脚本でした。
ミシェル演じる母親はまさに私自身に他ならない。
夢も希望も親の言いなりで諦め、親のせいにして生き、いざ、もう1度夢を追いかけるも現実に負けて諦めざるをえなかったり、現状を受け入れられない自分がいた。
過去の選択を後悔し、もう一つの選択肢を選んだ時の自分の人生を羨ましがったり、思い通りにならない自分の人生を誰かのせいにして、後悔だらけの人生を繰り返してきた。
結局のところ、どちらを選択しても人間としての中身が変わってなければ、何を選択しても結果は同じこと。
やはり、人間は、失敗して反省して気付きを得て学んでいくことでしか運命を変えられない、成長はできない。
母親の気付きとは、想像という小宇宙で繰り広げられるもう一つの人生(パラレルワールド)の中で自分自身を内観していくことで、愛を学んで行く。
その見せ方がめちゃくちゃ上手い!!
泣けて泣けて仕方なかった。
誰かの心を変えたいなら、世界を変えたいなら先ずは自ら。
自分の周りの人間を幸せに出来ないのに世界が平和になるわけがない。
出会う相手は鏡の自分。
それを否定するも肯定するも自分自身の責任。
やはり、自分が変わらないと相手も変わらない。
自分が愛を与えないと愛は返ってこない。
全く共通点がない相手だとしても、相手を否定することは自分自身を否定することと同じ。
出会う相手は自分の分身なんだよ。
そうそう、最近の流行り言葉の“親ガチャ”に代表されるように、子供は親を選べないという意味ではあるが、私も親に、産んでくれなんて頼んでない!と口癖のように言っていた反抗期があった。
逆に言えば、親目線なら“子ガチャ”もあるね。親が望む子供であったのだろうか?と思うと、私は完全に“子ガチャ”だったね。
現社会では“親ガチャ”“子ガチャ”が普通だけど、やはりスピ世界では子供は親を選んでると思うんよね。
今は両親は2人ともいないけど、今は、この両親からじゃないと学べなかったことが沢山あったから、今なら、子ガチャでごめんなさい、と素直に謝れる。
何が言いたかったというと、ドラマのブラッシュアップライフとは言いたくないが、現世で出会う人たちはソウルメイトで、特に家族はもっと強い繋がりで結びついていると思うんよね。前世の課題を今世で終わらせるために出会うんだと思うよ。
エブリンとジョイの関係性は、課題の持ち越しの連鎖でもあるとも言えるし、自分が気付きを得るためのソウルメイトとも言える。
こういう書き方したらスピリチュアルになってしまうけど、魂の輪廻転生というより、素粒子が内包する記憶と言った方が近いかな。
私は、素粒子こそ魂だと思っていて、輪廻転生の仕組みは、精子と卵子が結合して細胞分裂によって赤ちゃんが形成されるように、予め無数の精子の中に記憶を持った素粒子が内包していると思っている。
じゃあ、卵子には素粒子は内包しないのか??いえいえ内包してると思います(汗)
わー、細胞レベルで男女差別してるね。
m(__)m
ダーウィンの進化論、甚だ疑問。お猿さんが人間になったのなら、思考は?何億年かけて思考が形成されたのか?だったら進化早くない?楔形文字が発明されてから今はデジタル化だよ。何億年の話じゃなくて数千年だよ。
数億年前に既に人間になる要素があったお猿さんがいたのに、文字を発明するまで遅くないか?
進化論、全然腑に落ちない。
唐突だけど、人格形成って家庭環境に大いに帰すると思うんよね。
それを上手く描いていたので更に素晴らしかった!
娘は敵じゃない!もう一人の自分でもあるんだよ。
上手く描いていた!
しかも、映画愛にも満ち溢れていて、
スター・ウォーズや2001年宇宙の旅、ジャッキー・チェンのカンフーシリーズ、キル・ビルはめちゃくちゃわかり易かったけど、個人的にはメランコリアのワンシーンがあって、私のための映画だと確信したよ(笑)キル・ビルは娯楽性が強いがそれ以外はスピ作品だからね。あ、ジャッキー作品は一部ね。ジャッキーの「挙精」はめちゃくちゃスピ作品!っていうか、英語タイトルがまさかの“Spiritual kung Fu”だったことに今調べて驚いた!
まるでモノリスを意識したかのようなパロディでしかない石のシーンがめちゃくちゃ好き!センスがいい!
作品賞は獲れなくてもミシェル・ヨーにはオスカー獲ってほしいくらい素晴らしい表現でした。
脚本がめちゃくちゃ良かったな〜。
編集も良かったな〜。
音楽も良かったな〜。
映画ファン必見の遊び心満載でかつてのPVを思い出す映像演出。
何十年後の未来を予見する素晴らしい作品でした!
この作品を観て、日本人はアニメやゲームでしか世界に勝てないのかなとついつい思ってしまったのは、私だけ?
追記:私は、進化論を信じていません。日本より歴史が長い中国四千年の中でお猿さんは人間に近づいたのか?人間に関しては少なくとも身長は伸びてるよ。お城に行けばわかる。
じゃあさ、人間の祖先がお猿だというなら、思考はどう変化したわけ?今の人間の形に形成されるにつれて思考も形成されたのいうの?何億年もかけて?
だったらとっくの昔に文字があって普通じゃないの?
楔形文字って何億年前といったら大袈裟だけど何万年前から存在していたの?まさか、文明が栄えた時にやっと完成形の人間になったと言いたいの?だったら思考の変化は遅すぎないかい?文字を作るの遅すぎじゃない?今や文字はデジタル化やで。数十年で。
ニワトリが先か卵が先か?私は、ニワトリが先だと思うが、細胞が先だと思うから卵が先と同じやね。
ネアンデルタール人の骨が見つかってそれ以降に見つかった骨に名称はないのは何故?
巨大な恐竜もマンモスもいたと思うよ。あんな巨大な体を維持するのにどれだけの獲物や草が必要なの?ちまちまと草なんて食べてられないよね?木くらいの量が必要だよね?あとは、共食いしかないね。だったら滅ぶのも早いよね。
人体の歴史は百歩譲るけど、思考はどうやって生まれたの?
進化論疑問しかない。アダムとイブはあながち間違いじゃないと思う。ただヘビが思考したり発語するのは大疑問だけどね。
私は、人間は素晴らしい生命体だと思っているから、お猿さんが人間になったなんて信じたくないね。
ぶっちゃけ、今知りたいのは、動物の子育ては、本能なのか愛なのか?子孫繁栄は本能なのか思考なのか?
愛の歴史を知りたいね。