このアンプは1970年代にLUXMANからKMQ-8 (6RA8pp)としてKITで販売されていたアンプです。通のお客さんから教えていただいて購入しました。(2008年)非常にウォームな音でありながら、もっとサイズの大きい出力管の音がしました。(小さくても力持ち)音色も素直で非常に好ましく思いました。サイズが良いですね。小さくて軽いのも気に入りました。
入出力は古めかしく強度も足りません。この時代の機器は大抵がこんなものです。
裏面に入出力をフルテックのロジウム仕様のSP端子・RCAソケットに、直出し電源ケーブルはインレット化して、上級の電源ケーブルが使える様にしました。ついでに内部配線も・・・と考えましたが、状態の良い予備球の確保が出来ずに諦めました。pp(プッシュプル)なので最低2本の特性が揃っていないと出力トランスを痛めます。
このアンプを使って見て、出力管のサイズよりもやはり作りだと感心した次第。