Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムの音のバランスを取り直す

2021年07月31日 | ピュアオーディオ

最近、自宅システムの低域の量感を求めて、チャンデバのレベルを「6」レベルまで上げていた。何か音のバランスがおかしい事に気付いて、オリンパスシステムで良く聴くソースを持って、自宅システムで鳴らして見た。おかしい筈でした。中域が大きくへこんでいました。


チャンデバの低域レベルを「3」まで下げました。ここで漸く中域の艶やかさが出てきました。知らないうちに低域のみレベルを上げ過ぎていた様で、低域が中域に被っていました。

バランスを取り直したサウンドは「オリンパスシステム」と同じ音のバランスになった様です。1つのシステムではなかなか気付き難い処で、比較対象のシステムの音が有るから「おかしい?」と気付けます。これで安心して音楽が楽しめそうです。

精神的に落ち込んだ時はCDを聴く

2021年07月30日 | ピュアオーディオ


昨日はオリンパスシステムでじっくりとクラシック音楽を聴きました。一般にJBLはJAZZ向きと捉えられがちですが、メリハリの利いたクラシック音楽も一つの世界だと思っています。


中音や高音用には「管球アンプ」のシングルアンプを使っています。ALTECの604系のSPにも管球シングルアンプで十分にドライブできます。コンプレッションドライバーは非常に「能率」(#375は118db)が良いので、1Wも有れば十分すぎる音量が得られます。コーン型の重いコーン紙をドライブするにはTR型アンプが良いですが、コンプレッションドライバーには管球アンプのソフトな質感が似合います。ここをTR型アンプで鳴らすとピーキーな音になり易いです。色々試して見て、自分で経験を積んでこないとピンとこないお話です。

オリンパスシステムは50年前の憧れでした

2021年07月29日 | ピュアオーディオ

JBL OLYMPUS(オリンパス)システムは50年前の「憧れのスピーカー」でした。SS誌のオーディオ評論家のS氏のシステムを雑誌で見て、非常に憧れました。当時、20歳前の自分の給料ではとても手の出ない高値の花でした。蜂の巣ホーンもその時知りました。


51歳の時に、それまで使っていたJBL#4343に見切りをつけて、オリンパスシステムを作りました。形的にS氏と同じにしても、「じゃじゃ馬」の洗礼を受けました。導入当初は5分と聴いていられない「殺人兵器」の様にも感じました。それをどうにか手なずけ、使える様になったのは2年後です。それから更に、3年かけて現在のユニット配置になりました。

今では弦楽器も非常にしなやかに、弦のこすれ音まで再現できるような「柔らかい音」に仕上がっています。メーカーオリジナルでは到底たどり着けない処まで来ました。このシステムは10年以上前に仕上がっていたと思います。

20歳の時に「老後はのんびりと良い音質で音楽を楽しみたい」と夢見ていましたが、夢は叶いました。まだ精神的に「老人」の雰囲気はないのでですが、いくつもシステムを維持管理するのは大変です。そろそろ「最後の1セット」を選択しないといけません。



「お守り」をする様になったらダメですね

2021年07月28日 | ピュアオーディオ

「お守り」をしているサブシステム。よくよく考えてみると「お守り」をすると云う事は、「機器に使われている」主客逆の発想ですね。「お守り」の負担を感じる様になってしまっているので、ここは一旦「リセット」させて、すべて処分するべきだと思う。ギターもギターアンプも1セットで良いですね。


ギターアンプもSPユニットが20cm、25cm、30cmと集めましたが、30cmのサイズ(20Kg以下)の方がスケール感が大きくなります。練習用なら20cmで構わないと思う。マーシャルのギターアンプは長い間「使用されていなかった」様で、まだ「接触不良」が出ます。しかし、復帰(正常化)が早くなって来ました。もう少し使ってやれば正常に使える様になります。電気製品は長らく使わないと色々とトラブルを抱え込んで来ます。その為、毎日「お守り」が必要になってくるのです。「お守り」の数が増えすぎると・・・堂々巡りです。

そろそろオーディオブログは止めようと思う

2021年07月27日 | ピュアオーディオ
そろそろオーディオブログを止めようかと考えている。15年以上毎日書いて来たが、書く為に何かしらの機器を買っている様に思う。オーディオ機器で音楽を聴くのが目的のはずだったが、機器がメインの記事になるくらいなら止めた方が良いと考える。個人的に現在精神的にも辛い時期に有る。毎日更新も辛くなって来た。お守りも辛くなって来た。


メインシステムが現在2セットほぼ完成した。どちらを残すかはまだ定かではないが、どちらかは処分せざるを得ない。私の人生の残り時間を考えれば当然考えて置くべきことだろう。


多分、自宅システムを残すと思う。ここ半年で結論を出す。

オリンパスシステムも毎日鳴らしている

2021年07月26日 | ピュアオーディオ


沢山のシステムを持っていると「お守り」が大変です。最近は「猛暑」ですから特に「お守り」が大変です。それでもメインシステムの2セット(自宅&オリンパス)は毎日鳴らしています。毎日鳴らしてやらないと「故障」や「音質ダウン」の原因になります。


ソースはCDTのA730とCELLOのDACを使ってCDを聴いています。台の部分が黒いのは「フラッシュ」の性で、レンズの長さで影になっています。


CDラインと同じくらいMDも聴きます。


FMチューナーもメインソースです。番組案内で調べてから、FM放送を聴きます。最低でもシステムとして1時間は鳴らします。

この10年やりたいことをやって来た

2021年07月25日 | ピュアオーディオ

9年前に「音楽部屋」を作り、「やりたい事」をやって来た。オリンパスシステムも、ここに来た時は「ネットワーク方式」で有った。


こちらが、2013年5月8日の時の写真。3ウェイネットワーク方式では全く鳴ってくれなかった。オリンパスシステムは、店をたたむ前は「3ウェイマルチアンプシステム」で鳴らしていました。置き場所の関係で、プリアンプやチャンデバも手放し、ゆったりとネットワーク方式で鳴らす予定でしたが、管球アンプでは低域のウーハーが全く鳴ってくれない。止むを得ずマークレビンソンNo431Lを導入、プリアンプもC-290、チャンデバもF-25Vを導入して機器を揃えました。それから2年かけて「鳴らし込み」をして機器を「活性化」させ、「FXヒューズ」を全機に導入や、電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルをとんでもない性能のケーブルにグレードアップさせ、更に2年以上「鳴らし込み」をして「活性化」させました。お店で鳴らしていた時より現在の方がはるかに音質は高くなっています。当然、音数や質感もアップしています。

他にもソース機器として「何が良いのか?」の追求で、2トラ38も試しました。DATやMDも手に入れ、A730はピックアップの交換及びオーバーホールも実施して、後20年は使える様にしました。

自宅システムもほぼ完成し、オーディオマニアとしては「やりたい事をやって来た」と思っています。

サブシステムはお盆が明けたら処分を開始する

2021年07月24日 | ピュアオーディオ


すっかりエレキギターに占拠されたサブシステムの部屋。最後の1セットは自宅システムで行く事にしました。1ヶ月の間にかなりの活性化が進んで、オリンパスシステムも処分しても良いと思える様になって来ました。その前にサブシステムから処分を始めたいと考えている。



「お守り」するものが多くて、とても続けていられなくなりました。過去にも、サブシステムは何度も組んでは処分を繰り返して来ました。今回でもうオーディオ装置は増やさないで、減らして行こうと思っています。


SONYのアンプ群も対象です。少しづつ処分して行く事になります。サブシステムを聴くくらいなら、メインシステムを聴いた方が良い。単純に「音質」に拘るならメインシステムで音楽を楽しむのが良いと結論しました。それに楽器の演奏も出来る様になりたいと思いますので、サブシステムはもう必要がないと判断します。

GIGのレスポールとAria ProⅡ の音質対策後の比較

2021年07月23日 | ピュアオーディオ


上写真の奥側のギターがGIG(ギグ・・・多分中国製)のレスポールです。自宅で使っていましたが、AriaProⅡ(音質改善対策済)と音質比較する為、音楽部屋に持って来ました。


前側に有るのがAriaProⅡです。先日音質対策しました。対策前はGIGに負けていましたが、本日確認しましたら、「逆転」していました。音のヌケ・キレ・ノビがやはり大きく変わっています。手持ちのすべてのギター(5台)共にバンブルビーコンデンサーを装備させました。このコンデンサーを付けると「音の緊張感」が出て、いい味がしてきます。

手持ちのギターには「今できる事」はすべてやり終えたので、「ハイスピードな音」になりました。ハイスピードにする事で「音数」が増えて、表現力が上がって来ます。空弾きしただけでも反応が違います。後は練習一筋に頑張るだけです。

エレキギターの「出音」の音質確認と手入れ(改善)

2021年07月22日 | ピュアオーディオ

現在一番音質が高いのはこのYAMAHA パシフィカです。3個のピックアップから出ている配線以外はすべて「特殊な銀線」に交換しています。交換部分が一番多いギターです。空弾きしただけでそのスピード感や「鳴り」が全く違います。


次に良いのがバッカスのレスポール。製造は「中国製」だが、「作り」がしっかりしている。内部配線や半田の交換は出来る処はすべてやっている。レスポールの質感が出ている。こちらも「空弾き」でもその良さが確認できる。数倍の価格のギターより遥かに良い音がする。


3台目のAriaProⅡは「自宅練習用」にハードオフで入手した「オンボロギター」です。一応「音質対策」で「半田の入れ替え」のみ実施していましたが、練習用とはいえ、出音が悪いと練習の意気を削ぎます。止む無く、出来る限りの対策を実施。内部配線を出来る限り「特殊な銀線」に交換、バンブルビーコンデンサーへの交換と、一日かけて実施。かなり音質アップしましたが、個人的には「鳴りが重い」感じがします。他に何か原因が有るのかも?経験を積んで行ったら分かるかも知れない。


現在自宅練習用にGIGのレスポールを持って行っていますが、AriaProⅡに負けちゃったかな? GIGのレスポールはバッカスのレスポールとほぼ同等の音質でした。弾き比べて見よう。



エレキギターは「電気」で音質が変わります。「電気系統の音」と木材の材質や作りの確かさの「物性の音」が有ります。その割合は、「電気系の音:物性の音」の比では、7:3ぐらいの割合ではないだろうか?