Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

調子の良い時と悪い時が有る

2019年09月30日 | ピュアオーディオ

サブシステムで使っているエクスクルーシブC3は、調子の良い時と悪い時が有る。症状は「ノイズが出てLchから音が出ない」・・・Rchは正常に音が出ている。この症状が出る時と出ない時が有る。

パワーアンプは2系統繋いでいるので、どちらのパワーアンプを使っても同じ症状になる。やっと「C3」が原因と特定した。以前から同じ症状が出ていて、「RCAソケット」の性やパワーアンプの性にして、「修理」をして来たが的外れであった。

以前に比べて同症状の発生頻度が大きく下がって来ている。出る時と出ない時が有る。朝一番に電源SW を入れてCDを回すと良く出てくるが、こんな時にはパワーアンプの電源を切り、プリアンプC3の電源をON・OFFを数回繰り返す・・・・。パワーアンプの電源オンして同症状が出るか確認する。症状が出なければ1日中鳴らしっぱなしにしても、最近は同症状が出なくなった。(以前は度々出ていた)

自分の作った電源ケーブルやラインケーブルは一般のケーブルとはグレードが違うので、機器の中で「弱い部分」が有ると、完全に劣化させたり(故障)、ルーズコンタクトモードから生還したりする。「アンプがびっくりして腰を抜かしている状態」が発生する事を知っているので様子見をしている。このまま治ってくれる事を願っている。

「音質改善対策」も15年以上続けていれば終わりも見えてくる

2019年09月29日 | ピュアオーディオ
このブログを書きだしたのが2006年からなので約13年程になる。アクセス数も2014年にGooブログに引っ越してから約250万アクセスくらいになった。それ以前に300万アクセスを超えていたから、最近はアクセス数は気にしなくなった。

「音質改善」も15年以上続けていくと、やる事が限られて来る様になった。機器のとっかえひっかえやケーブル類の試作実験等は2006~2012年頃の過去ログの方が賑やかだった。その頃は2人でやっていたので重量物も簡単に取り外したり載せ替えしたりと大概の事は出来た。それが1人になると極端に行動が制約される。20Kgを超えるような重量物が簡単には動かせなくなった。オーディオとは「力仕事」の範疇であると思う。

最近やっている事を振り返ってみると、「無駄な事」が多いように思う。「お金の無駄使い」が一向に改まらない。例えば先日処分したLE8Tユニットでも¥34000でエッジが無いものを購入して、エッジ交換代に¥22000円をかけた。更にボイスコイルのビビりが出たので追加で修理(¥12000)、それぞれに送料もかかっている。合計すると約¥6万円以上かかっている。処分価格は¥40500円にしかならなかった。差し引き¥2万~3万円の赤字です。アンプ類も似たようなもの。修理をしてもその修理代が売る時には出てこない。

オーディオの趣味は「お金儲け」ではないので致し方がない事ではあるが、次の資金をひねり出すのが辛くなる。今後は「お財布」に優しい事を考えなくてはならないだろう。

まだ調子がおかしい機器が3台ある

2019年09月28日 | バイクツーリング
4つのシステムをお守りしている。どのシステムにも古い機器が入っている。当然「調子のおかしい?」機器も出てくる。


メインシステムでは上の写真のチューナー。まだ完全に安定していない。受信メーターの針がONとOFFを繰り返す。時々ノイズが入る。頻度は少なくなったがまだまだおかしい?



サブシステムではC3プリアンプがおかしい? 突然Lchから音が出なくなり、同時に「ブーン」と云うノイズが出てくる。どんなタイミングでなるのか?少しづつ癖が分かりつつある。結論的に云えば多分CR類がリークをしている様な・・・。


自宅システムではMD機のDN-980Fの立ち上がりがおかしい?コンデンサーの容量抜けの症状で、MDの認識を1回させるまでに時間がかかる。1度認識してしまえばあとは正常な動作。

おいおいと予算と相談しながら手を入れていきたい。故障ともとれる内容なので、きちんと対処をして使える様に維持管理したい。





自宅システムは「まだまだ・・・」

2019年09月27日 | バイクツーリング

自宅システムはまだまだ「活性化」していません。「ふん詰まった音」に聴こえます。まだまだ鳴らし込みが必要。

最近は最新録音モノも聴く様になって来ました。ファジル・サイ(ピアノ)の演奏によるモーツアルト:ピアノソナタK331(トルコ行進付き)の演奏なんかを聴くと、オリンパスシステムに比べると音のヌケを悪く感じます。ただこのシステムで同じ演奏を聴くと「音の厚み」が有って「ドラマチック」な表現で聴かせてくれます。

シシーク作曲:モーツアルトの主題による変奏曲(K331の変奏)など最新録音になると一変に音数が増えますね。ヴァイオリンのギル・シャハムとファジル・サイは好きな演奏家ですね。自宅システムでは「音楽」を楽しみたい。



SPユニットが多いシステムは「マルチアンプ」方式が良い

2019年09月26日 | ピュアオーディオ


私のメインシステムの様にSPユニットが多いSPシステムには「マルチアンプ方式」が良い。逆に1ウェイ1SPユニットの3ウェイ程度なら「ネットワーク方式」が良い。こんな話をしても「マルチアンプ方式」なんて何?・・・なんて云う方が増えて来ています。

最近は「出来合い」のメーカー製SPばかりになって、オーナーがSPユニットを探して来て「組み合わせて」(アセンブル)使う様な事がなくなってきている。その分イージーなのは良く分かる。ただ、メーカー製におんぶにだっこでは出てくるサウンドもイージーなサウンドになるだろう。メーカー製の出来合いのSPでは「ネットワーク方式」が内蔵されている場合が多い。



SPユニットが多くなると「ローインピーダンス」の問題が出てくる。そんな時に「マルチアンプ方式」の方が有利になってくる。通常ネットワーク方式では1台のアンプでドライブするが、マルチアンプ方式では3ウェイなら3台のパワーアンプでドライブする事になる。

マルチアンプの場合、「チャンネルデバイダー」で帯域分割して使用するが、チャンネルデバイダーの種類が少ない点と、チャンネルデバイダーによって「音質」が大きく変化する事は覚えておいて欲しい。

チャンネルデバイダーもネットワーク方式も、その作りや使い方によって「音質」に大きく影響が出てくる。機種の選定には十分な吟味が必要だ。

お遊びはサブシステム

2019年09月25日 | ピュアオーディオ

完成したメインシステムでは「触る事」が出来ない。ただ「音楽を聴く」だけではつまらない時もある。こんな時はサブシステムで遊ぶ。アンプの入れ替えや試作品のケーブルの試聴などサブシステムでないと出来ない事もある。


お客さんとバーターで使っているKT88ppパワーアンプ。当方で鳴らし出して2週間。かなり鳴りが変わって来た。音の厚みが有る線の太い音が特徴です。これでもう少しキレが出てくれれば鳴らし込みも完了です。


20Kgを超える重量が有りそうです。後ろのトランス類が非常に重いです。球の明かりを見ているだけで幸せな気分にさせてくれます。GE6550とはまた違った光り方です。

エクスクルーシブC3+M4の組み合わせが楽しい

2019年09月24日 | ピュアオーディオ

パイオニアのエクスクルーシブC3+M4の組み合わせでJBL#4425を鳴らしています。裏面のRCAソケットを「強化型」に交換して非常に安定したサウンドを出してくる様になって来た。

(C3のリア面)

(M4のリア面)

RCAソケットの強度がないと自作のケーブルが安心して使えません。一応必要な分のRCAソケットは交換が終わったので、ひとまずこの状態で鳴らし込みを続けます。


M4パワーアンプは、「ファンの音」がちょっと気にかかりますが、ファンの音より大きい音量で聴くしかないですね。もう一つ忘れていけないのは、M4は「純A級アンプ」である事。発熱量が半端ないほど大きい。手では触れない温度になるけど、機械にとっては平気な温度なのだろう。

45年前のアンプを今頃買って、2年も鳴らし込んでやっと使えるようなサウンドになって来た。私の所に来た時は全くのオリジナル状態で、「眠ったアンプ」でした。鳴らし始めは「動作不安定なサウンド」でノイズを出したり、パワーSWのトラブルに見舞われたりと散々でした。普通の方ならこの時点で投げ出しているでしょうけど、このアンプには「可能性」(潜在能力)が有る・・・と感じている。

電源部を「インレット化」して、当方自作の電源ケーブルを使えるようにし、そして今回のRCAソケットの交換と進んで来ました。次回はC3プリアンプの残りの
RCAソケットをすべて交換したいと計画しています。(予算と相談しながら)

このアンプの組み合わせの良い処は、
①非常に緻密な音に出来る
②エネルギッシュなサウンドと共に繊細な音が出てくる
③音量のコントロールが非常にやり易い
④フォノや録音機能が多数あり、ソース機器の数を多くできる
⑤非常にキレのあるサウンドに出来る

もっともっと魅力を見つけて楽しみたいと思います。

昨夜は台風17号が来襲

2019年09月23日 | 写真・カメラ・林道ツーリング
昨夜は台風17号が来襲しました。台風の中心は五島列島~壱岐のコースを辿りました。当方の住む筑後地方とは150Kmほど離れた所を通りましたが、「大型台風」である事をまざまざと見せつけられました。気圧は975Hp~980HPぐらいなので大したことはないと思っていましたが、思いもかけぬ強風でした。台風の右側はいつも怖いです。

夕方16時半頃から台風特有の風が吹き始め、20時頃からは30m以上の風に変わりました。20時から0時頃までは30~40m近い風が断続的に吹き荒れました。4時間近く大風が吹き荒れましたので、被害が出ることを心配します。

1992年の2週連続「百年に一度の台風」(940HP以下)を受けた時は、風の息が殆ど無い状態で強風が吹き続けました。この辺の風の吹き方と風速50m以上・60m以上の風が吹きました。

今年も台風は3個目です。太平洋からこちらに向かうコースの場合は、九州山地を超えてきますのでかなり勢力が衰えてきますが、東シナ海から五島列島~対馬海峡方面に来る場合、台風の右側に入るので非常に強い風になります。

幸いにも被害はビニールの波板が1枚フックが無くなったぐらいの軽微なもので済みました。しかし怖かったですね。4時間も轟轟と強風が吹くのは馴れません。

7SPユニットシステムの理由

2019年09月22日 | ピュアオーディオ

私のメインシステム(オリンパスシステム&自宅システム)は、7SPユニットの組み合わせにしている。これは「音変換ロス対策」として実施している。

具体的に云うと、「一つのユニットでは出ない音がある」と云う事。メーカーオリジナルSPでは、3ウェイならば3つのユニットを使っているのが一般的だが、それでは「出ない音」が出てくる。だから「補う」事が必要だ。



実際に、低域は現在LE15(コーン型)だけだが、本当はもう1種類コーン型以外のユニットで低域が欲しい…と思っている。中域はJBL#375とグレートハイルドライバーをパラレルで使っている。高域はJBL#LE85+#2405とDECCAとビクターのリボン型の合計4つのユニットを組み合わせている。コンプレッションドライバー(#375・LE85・2405)では出ない音をリボン型のユニットから出している。

ただ、SPユニットが多くなると「ネットワーク方式」では「ローインピーダンス」になり、アンプへの負荷が尋常ではない。1Ω対応のアンプでも1台では多分ドライブできない。アンプがローインピーダンス状態になると、アンプに使ってある抵抗器やコンデンサーが「燃え出す」事があり、非常に危険である。実際に燃やしてしまった事もある。

7SPユニットを安全にドライブするには、「マルチアンプシステム」にして、アンプの数を増やしてやる事が必要になる。世の中にはもっと沢山のSPユニットを組み合わせている強者のオーディオマニアさんが居る事も承知している。

パワーSWの修理が終わったエクスクルーシブ#M4

2019年09月21日 | ピュアオーディオ

先週木曜日(9月12日)に修理に出したエクスクルーシブ#M4が、1週間ぶりに修理を終えて帰ってきました。(受け取りの為、西原村往復4時間の運転をしました)


これが今回不良になった「M4オリジナルパワーSW」。プッシュ・プルでON・OFFをするのですが、ON・OFFの引っ掛かりが無くなり、操作が効かなくなりました。このSWは今年5月に「内部で導通」した不具合の為、分解して正常化しましたが、さらなるトラブルでした。現在このSWはON・OFFが出来ていますが、社外品の部品に交換しています。もう2度と同じトラブルは御免です。修理代も前回¥1万円、今回も¥1万円かかりました。修理代も痛いです。


今回はリアパネルの「RCAソケット」も強化型に交換しました。


オリジナルのリアパネルと比較すると、電源ケーブルをインレット化しています。RCAソケットも強化型にして、安心して太いケーブルを接続できるようにしています。



現在「音出し確認中」。特に異常なく音出しが出来ています。このアンプの前のKT88ppパワーアンプが漸く鳴り出した処での交換で惜しい気もしましたが、「音出し確認」は欠かせません。KT88ppパワーアンプとはちょっとサウンドのイメージが変わります。M4の方が繊細な音が初めから出て来ます。これから鳴らしこんで「力感」や「スケール感」等が出てくるでしょう。