Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

SONYの1970年(50年前)のアンプ群が揃いました

2020年09月30日 | ピュアオーディオ

SONYの1970年前後のアンプ群を集めています。ただ集めているのではなく、現代仕様にして「音質」の拘って「改造」しています。(インレット化・RCAソケットの強度対策・SP端子の使い易さ等・・・使えるパーツを試している部分も有ります)


3ウェイマルチアンプ用に準備しています。改造が終わっていないのは最下段のTA-3200Fのみになります。先週入荷したばかりでまだ不具合が何処にあるのか「試し運転中」だからまだ手を加える処まで行って居ません。100W・50W・35W/chのアンプが揃いました。50W以上有れば申し分ないサウンドになると感じています。来月にはTA-3200Fも改造することになるでしょう。



次の一手をどうするか迷っています。
⓵現状でも十分3ウェイマルチ用のアンプが揃っているからこれで完了。
②TA-3130FかTA-3200Fのいずれかをもう1台追加したい。
③TA-3200Fを3台体制にしたい。

これらの機器は来年に使う予定。それまでに集めて準備をしています。



自宅システムの仕上がり具合は60%

2020年09月28日 | ピュアオーディオ

10年前にSPシステムは出来上がっていました。「ネットワーク方式」に拘ったばかりに10年間を無駄にしてしましました。今年2月末に「マルチアンプ化」して早7ヶ月。現在の活性化度は「60%」ぐらいかな?だんだん音楽を聴くのが楽しくなって来ています。


この7ヶ月の間に低域と中域のアンプは変わりませんが、高域用のパワーアンプは①WE101Dppパワーアンプ → ②SONY TA-3140F → ③TA-3120A へと変わって来ています。まだまだシステム全体として完成している訳では有りません。現在はチャンデバのTA-4300Fの「活性化」に重点を置いています。チャンデバが完全に活性化した後で、更に低域・中域・高域のアンプの見直しを考えています。多分完成までにあと2年以上かかるでしょう。

もしかしたら、プリアンプ(現在も管球式)から3台のパワーアンプを管球式に入れ替える事も有ると考えています。望むサウンドイメージに近づけなければ「完成」にはなりません。

何だか「無駄」な事をしている様な・・・

2020年09月27日 | ピュアオーディオ

SONYの1970年前後のアンプを集めていますが、「無駄な事」をしている様な・・・。何故なら、「音楽部屋」のメインシステムは「オリンパスシステム」で完成しています。サブシステムもDITTON15で出来上がっています。写真にある「隣の部屋」のシステムは基本的に「音出し確認用」のシステムの筈でした。そこが、アンプや機器の増殖をしています。冷静になって考えると「不要な機器」を増やしている様な・・・。



昨日修理に出していたTA-3130FとTA-3140Fを引き取って来ました。更に、写真のTA-3200Fも入手しています。欲しいモノは一通り揃いました。もうこれ以上は集めない方が良いと「客観的」に思います。RCA端子・インレット化・SP端子の交換が終わっていないのは、このTA-3200Fのみです。現在は「音出し確認」をしていて、他に不具合が無いかを確認しています。1週間ほど鳴らし込んでから、最後の「改造」に出します。修理改造費が本体の入手費用より大きくなっています。なんか無茶苦茶な感じです。物欲の塊ですね。

最後は「1セット」とも思っています。それは「自宅システム」になると思います。

DITTON15が鳴り出した

2020年09月26日 | ピュアオーディオ


2日程前にSPケーブルを、BELDEN 9497の「W線」にしました。交換した直後でもスケール感の拡大や音数の増加等、良い方向の音質に変化していました。


その後、鳴らし込みを続けていました。鳴らし込みをしないと本来のサウンドは出てきません。2日鳴らし込んだおかげで音の出方が更に良くなって来ています。現在は、SP箱内配線が「目いっぱい」の感じの鳴り方です。まだ伸びしろが有りそうです。


音楽部屋には4セットのSPシステムが有るので毎日忙しいです。朝一にこのDITTON15を2時間程鳴らします。その後は、隣の部屋の#4425やD208システムを鳴らします。隣の部屋の2セットとDITTON15を比較すると、DITTON15は「電気仕掛けの音」に聴こえます。オリンパスシステムの音は「ただの音」に聴こえます。「ただの音」にする為にはとんでもない努力が必要です。

1970年代のSONYのアンプのサウンドを確認している

2020年09月25日 | ピュアオーディオ

今年の4月にTA-3120Aを購入して、そのサウンドを確認してからSONYのアンプを色々確認しています。最近購入したのはTA-3200FとTA-3130Fの2種。

TA-3200F(100W/ch)のリアパネルの状況。「直出し電源ケーブル」のショボイ事!!!それでもかなり良いサウンドを出して来ますが、私の耳には「情報量を送り出す能力が不足」に聴こえます。当然、この部分をインレット化させて、良い電源ケーブルが使える様になれば、更に性能アップさせる事が出来ます。このリアパネルの場合、下のコンセント部にインレットを付ければ良いと思います。


こちらはTA-3130F(50W/ch)です。


このアンプのリアパネルはかなり窮屈ですね。本来簡単に交換できるヒューズが内部で半田付けされています。ここは「ヒューズホルダー」を付けたい処。SP端子やRCA端子・インレット化もかなり厳しい配置です。どう改造できるか?・・・厳しいですね・・・。



PIONEER EXCLUSIVE C3+M4 がいなくなった

2020年09月24日 | ピュアオーディオ

2年半「鳴らし込み」をしてやっと「活性化」したのに、PIONEER EXCLUSIVE C3+M4 を処分しました。サブシステムで使うには大きすぎるし、重た過ぎました。


「活性化」したサウンドはサブシステムにはもったいないくらい良いサウンドを出していました。SPの存在が消え、「フッと静寂から立ち上がる」サウンドでした。だからと云ってメインシステムにはもう既にアンプは固まっていますので、処分するしかなくなりました。先週C3が旅立ち、先日M4も旅立ちました。出来ればオーディオマニアの方にペアで使って欲しかったのですが、どちらも違う業者さんに行きました。海外に行って活躍してくれると思っています。

出て行く機器も有れば、入って来る機器も有ります。最近購入したのはTA-3130FとTA-3200Fの2台。SONYの1970前後の機器に凝っています。ただ比較すると自作の管球アンプには直ぐには及びません。

C3+M4がいなくなったので、サブシステムや自宅システムの機器は「15Kg以下」の重量の機器のみになりました。軽量な機器の方がレイアウト変更が簡単です。音質がそれについていければの話です。

昨日のDITTON15用SPケーブルのW線

2020年09月23日 | ピュアオーディオ

昨日の記事の続きです。BELDEN 9497の「W線」化を実施しました。


BELDEN 9497はオレンジ色と黒色の2本の線で出来ています。一般的にはオレンジ線を+側に、黒色線をマイナス側に接続して使います。


「W線化」にすると云う事は、オレンジ色と黒色線を合体させて、2本要ると云う事になります。


DITTON15側(O端子)の取り付けです。


アンプ側(Yラグ端子)の取り付けです。

「W線化」する効果は、音数が増えてサウンドが分厚くなり、スケール感が大きくなります。ウーハーだけを見れば「Wウーハー化」に匹敵する音質アップ効果が出ます。

DITTON15は20㎝ウーハーを使った2ウェイの小型SPです。それが1枚目の写真のオリンパスシステムが鳴っていると錯覚する様な大きなスケール感で鳴ってくれます。知らないで聴くと騙されるでしょう。

DITTON15のSPケーブルをグレードアップ

2020年09月22日 | ピュアオーディオ
 BELDEN 9497

DITTON15のSPケーブルは、今までWE#16GAの一般的なシングル仕様で使っていました。それを、BELDEN 9497の「W線」に交換しました。シングル線同士では大きなグレードの差は出ませんが「W線」にしますと「音の線の太さ」や音数がが変わって来ます。


これがBELDEN 9497のSPケーブルです。一般に良く使われているSPケーブルです。これを「W線」にして使います。端末はO端子(SP側)とYラグにして使っています。(写真はネットで拾ってきました)普通の一般的な使い方では面白くありません。


出てきたサウンドは音のスケールが大きくなり、音数が増加しました。音のゆとりが出て来ます。もう少し鳴らし込みをしてやらないといけません。DITTON15を鳴らしているのに奥の「オリンパスシステム」が鳴っている様に聴こえます。大概の方は「だまされる」でしょう。


50年前のアンプを甦らせるには・・・

2020年09月21日 | ピュアオーディオ

現在、TA-3130FとTA-3140Fの2台の「Fシリーズ」のアンプを修理に出しています。50年前のアンプを現代に甦らせるには「メンテ」が欠かせません。SW類の故障、内部のコンデンサー類の劣化等々不具合は何処で出るか分かりません。リスクを持っている機器たちなので、「修理代」がかかる事を覚悟しないと使えません。


次に修理に出すのは、上段のTA-2000プリアンプです。こちらは「直出し電源ケーブル」の時はノイズもなく正常な動作をしていましたが、電源をインレット化してより強力な電源ケーブルを使い出したら、耐え切れなくなってノイズを出し始めました。使うにつれ幾分ノイズの質や大きさが変化して来ましたがなかなか収まりません。この状態では内部の半導体がやられている可能性が高いです。しっかりと不具合を直して使いたいと考えています。

怪我の功名か?

2020年09月20日 | ピュアオーディオ


先日、高域用パワーアンプが突如「発振」して「ギャー!!!!」と云うノイズを出して、ドック入りさせました。その代役に本命の「TA-3120A」を持って来ました。昨日のブログにも書きましたが「なかなか具合が良い」状態です。


TA-3140F(35W/ch)ではチャンデバのボリュームは全開(MAX10レベル)でした。今回のTA-3120A(50W/ch)でチャンデバボリュームは8レベルです。TA-3140Fでは出力が足りなかった様です。

ただ高域の音だけを聴きますと、音数の方はTA-3140Fの方が多かったです。これは「活性化度」の問題で、TA-3120Aの方もNo1グレードのケーブルで「活性化」させればもっと出て来る様になるでしょう。これは、「稼働時間」との戦いです。時間をかけて鳴らし込んでやらないと改善しない事ですので致し方ない事です。

おかげで低域・中域・高域のバランスが取れて来て、WE101Dppパワーアンプ独特の漂う様な音の出方が出て来ました。高域は高SN比で非常にしっかりとした透明感あふれるサウンドになりつつあります。怪我の功名でしょうか?聴くのが楽しくなってきました。