Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ディネッセンのパワーアンプも落ち着いて来た

2017年11月30日 | ピュアオーディオ


ディネッセンのパワーアンプも再々修理を終えて帰って来てから約1週間。連日10時間程鳴らし込んで「馴染ませ」ています。相変わらず残留ノイズは高めです。今回は「馴染ませ方」を慎重にしています。前回までは「いきなり最高級電源ケーブル」で接続していましたが、今回は一般市販の電源ケーブルで十分馴染ませてから次のステップ「ヒューズ交換」に臨みました。



いきなり最高級クラスの電源ケーブル+フルテックヒューズにしますと、機器が対応しきれなく小信号Trの破壊につながっていました。対策で回路の耐電流耐性を1A(イニシャル)→5A(1回目)→7A(2回目)と上げていただきました。昨日ヒューズ交換をしました。1歩前に進みました。
ノイズの出方に変化は有りません。しかしまだ最高級クラスの電源ケーブルは使えません。使える様になるのは約半年後でしょう。

残留ノイズが高めなのは、私の予想では「使っていない」事による不具合だと想像しています。こちらは「鳴らし込み」をして行けば自然に減少して行き、消えてくれると思っています。あくまでも予想です。但し、経験上の判断です。

ケンソニックP-300パワーアンプのメーターバックライト交換

2017年11月29日 | ピュアオーディオ


先週到着した時点でRchのメーカーバックライトが付きませんでした。オクに出ていた時は両方とも良好な状態でした。文句を言ってもどうしようもないので、自分でパーツを準備して交換しました。



バックライトは「ヒューズ型」をしていますので、ヒューズと非常に良く似ています。仕様は「8V0.3A」となっていましたが、同じ規格のモノは探せませんでした。「8V0.25A)のモノが有りましたので、4本購入して全て交換しました。580円/本でネットで売って有ります。交換は上蓋を外して、バックライトカバーを外せば直ぐに交換できます。同じ様なライトを使っている機器にパイオニアのMシリーズ(M4等)が有ります。

本日ヒューズが入荷しました。もうしばらくしてから交換します。まずは現状の状態で馴染ませてやらないと、内部のパーツにいきなり高負荷をかけてしまいます。パーツがビックリして飛んだら一巻の終わりです。

45年前のプリアンプ手配完了

2017年11月28日 | ピュアオーディオ
45年前のシステムを再現する為、SPにJBL#4311Bを用意し、パワーアンプも用意しました。先週からアンプの名前を伏せていましたが、プリアンプの手配が付きましたのでようやく代名詞を披露できます。

先日から探していたのは「ケンソニック C-200+P300」です。現在の会社名は「アキュフェーズ株」ですが最初期は「ケンソニック」と云っていました。そのケンソニックの初号機と木製ケース入りの2点に拘って探していました。

C200はまだ手配が付いただけで手元には有りません。今週中には入荷するでしょう。C200は40年以上前に使っていた時期が有ります。SP:JBL L-100+C200+MB88(LUXMAN管球)の組合せて2年ほど使っていた時期が有ります。当時はSN比の良いアンプが少なくて、C200のSN比の良さに感心した事が有ります。

これでアンプが揃います。じっくりと鳴らし込んで本来の性能を取り戻した上で「音質アップ」をさせて行きたいと思います。1年程時間を必要とします。お金をいくら積んでもこの「時間」だけはどうしようも有りません。

同時に2台のパワーアンプを鳴らし込むのは難しい

2017年11月27日 | ピュアオーディオ
10月に1台、11月に1台パワーアンプを購入しました。10月に買ったディネッセンのアンプは「残留ノイズ」の問題で2回も送り返して、帰って来たのが先週で、結局11月に2台買ったのと同じになりました。

使える所が「サブシステム」のみで、ここで2台のアンプを同時には使えません。2台同時に鳴らし込みは出来ません。ここは1台別の所で鳴らしてやる必要が有ります。息子宅の低域に使ってもらおうと思っています。ディネッセンのアンプを息子宅に持って行く予定です。取り合えず1週間はサブシステムで鳴らし込み、動作を安定させてやりたいと思います。

そもそもの目的は「息子宅の低域用アンプ」(GE6550ppパワーアンプ内部配線交換品)をTr型アンプに入れ替える事。息子の不満点と管球プリ2号のクラロスタットボリュームを9時~3時方向で使う為。6550ppアンプにはゲインコントロールが付いています。低域の38㎝コーン型の立ち上がり特性を考えるとTR型アンプの方が有利です。瞬発力が違います。本格的なパワーアンプを予定していたのですが、予算の都合で取り合えず・・・の実験です。お互いにメリットのある事なのでやって見たと思います。

GE6550ppパワーアンプは現状では「ノイズ」が出ている様です。内部の不具合なのか?使い方が足りない為か?・・・を調べてみる必要が有ります。

ケーブル製作が続く

2017年11月26日 | ピュアオーディオ
先日はSPケーブルの端末の片側が完了した所で帰宅する時間となりました。今日は朝から3軒目の窓を開けてからやって来ました。早速、昨日の続きのSPケーブルを完成させました。

出来上がったSPケーブルをディネッセンのアンプに取り付けて音出し確認及び馴染ませをしています。2時間ほど鳴らした所で11時を過ぎました。11過ぎには郵便がやって来ます。本日は、先週注文していた「電源プラグソケット」が来ました。

45年前のパワーアンプには一般の「電源プラグソケット」が使えませんでした。アンプ側に突起物が有り、ソケットを差し込む事が出来ません。そこで「薄型ソケット」を注文していました。ドイツ製らしいですがチープな作りのモノです。

ソケットが来たので、その部分だけを交換して、45年前のパワーアンプ専用の電源ケーブルが出来ました。ケーブルの太さと硬さが心配でしたが、ほぼ無加工で取り付けることが出来ました。

電源ケーブルが出来ましたので、早速アンプを入れ替えて電源ケーブルを使って見ました。最高級クラスのケーブルになりましたので「音圧アップ」(音量アップ)したのが判ります。更に1時間ほど鳴らし込むまでに「音質」がアップしているのが判ります。今まで一般市販されている電源ケーブルでしたので、その「音質差」は歴然ですね。

これで45年前のアンプ専用のSPケーブルと電源ケーブルが揃いました。これから本格的な鳴らし込みの準備が出来ました。来週にはフルテックヒューズも入荷する予定です。入荷次第交換の予定です。ペアとなるプリアンプが入手できるとありがたいな・・・。

ブルーカラーケーブルでSPケーブルを作成中

2017年11月25日 | ピュアオーディオ
スーナー社ブルーカラーケーブルのW線でSPケーブルを作ってサブシステム様にしていました。そのSPケーブルは、45年前のパワーアンプのSP端子が今どきの「手締め」ではない「ネジ式」の為、O型ラグを使って端末処理をやり直した。その結果、そのアンプ専用になった。

昨日、ディネッセンのパワーアンプが修理を終えて帰って来た。しかし、こちらは最近の「手締め」方式のSP端子なのでYラグの方になる。サブシステム様には1セットしか持っていなかったので、別のSPケーブルで現在接続して音出し確認及び鳴らし込みをしている。

SPケーブルが変わると「音のバランス」や「音数」・「雰囲気」、「周波数特性」等余りに違い過ぎるので、同じ仕様のブルーカラーケーブルのW線仕様のSPケーブルを作る事にした。

SPケーブルは常に何種類かを持っている。(最低6種類以上)音の比較をしたいなら同じケーブル使用のモノで比較をしないといけない。

在庫の長さが判らなかったが、2.5m仕様W線でカットして行ったら、やっと1セット分だけだった。(20m)本当はラインケーブルも作りたかったが・・・。在庫切れではどうしようもない・・・。

2.5mにカットしたSPケーブルの片側の端末処理で昨日は終わった。続きをやって早く完成させたい。

ディネッセンのパワーアンプが再再修理を終えて帰って来た

2017年11月24日 | ピュアオーディオ
ディネッセンのパワーアンプが再再修理を終えて帰って来た。「ノイズ」の発生で再再修理に出し、3回目の入荷である。



早速、結線し「音出し確認」をした。残留ノイズを感じる。これは、先日までの「45年前のアンプ」とはちょっと違う質感のノイズである。根本的な部分が治っていない可能性が有る。

眠っていたアンプを使う時は、最初期はだいたい「ノイジー」な感じでSN比が悪いのを感じる。これをそのまま鳴らし続けると正常な場合、「ノイズ」が消えて行く。電源ケーブルをより高級なものに変えて行くと更にSN比が改善され「静寂感」を感じれるようになる。

今回の修理でどこまで治っているのか?現段階では判断できない。最低100時間ほどは鳴らして見て、どの様な傾向になるか?を確認する必要が有る。

45年前のパワーアンプのファーストインプレ

2017年11月23日 | ピュアオーディオ
まだペアとなるプリアンプを入手していないので写真を出せないがご了承ください。或程度は想像でどこのメーカーの何と云うパワーアンプかは判ると思います。現時点で正確なファーストインプレにはならないが、鳴らし込むに従い音数が増えている。

SP(JBL:#4311Bオリジナル)と自作プリ(管球式・・・内部配線を交換したハイエンドモデルに相当)と今回のパワーアンプ(ノーマル状態)の組合せである。多分にプリアンプのおかげで「苦行」は少なく済んでいると思える。意外と「まとも」なサウンドで45年前のシステムとは思えない程です。それでもあえて現時点で気付いた点を列記して置きたいと思う。

1)音が痩せている・・・ヒューズ、電源ケーブル・ラインケーブルへの対策が未完了。
2)パワー感は有る。・・・音の押し出し感は素晴らしい。150W/chも有れば当然とも・・・
3)弦楽器系・打楽器系共に良く再生する。質感も悪くない。
4)SN比が悪い。・・・無音時ノイズを感じる。・・・活性化させると消える筈。
5)音量を上げると金切り声になる。・・・活性化させればもっとましになる。

ファーストインプレとしてはこんなもの。45年も前のアンプがノーマルで生き残っていただけでも褒めてやりたい。前オーナー宅で多分「死蔵」されて居たと思うので、「生き返らせる」事がまず先決。「音質アップ」等先の話です。当分(約半年)は電源ケーブルもヒューズ、ラインケーブルもノーマルなまま、一日5時間以上鳴らし続けます。約半年慣らせば累計時間が約1000Hr程になります。これ位鳴らし込めば「音質アップ」の諸対策が打てるようになるでしょう。それまでは「苦行」の連続です。

まずは「生き返らせ」と「機器の活性化」をさせて初めてこのアンプの実力が出て来ます。普通の方は「連日5時間以上」の稼働は出来ないでしょうから半年以上かかります。その間の「苦行」に耐えきれるか?・・・多分耐えられないでしょう。耐えられないからと云って「音質対策」を急げば「機器の故障」に繋がります。ノイズが出たり、パーツがパンクしたりと予期せぬことが起こります。「音質対策」=「電気の流れる量が増える」=「負荷が増大」します。メーカー製のアンプで「音質対策」をして故障した機器は今まで有りません。ただ「死蔵」されていた機器なので用心して置くべきです。ノーマルの状態で使っても壊れるモノは壊れます。

メインシステムをほぼ活性化した状態で3セットも保有し、なぜサブシステムを慣らすのか?・・・音質ではメインシステムには絶対に届かないと判っていて、それでもトライするのは何故?「音遊び」を楽しんでいるから?・・・ノウハウや技術の証明を考えている。サブシステム+古いアンプでも「ここまで鳴らせる」を実感したい。



SPケーブル端末をO型端子に変更

2017年11月22日 | ピュアオーディオ
前日は25Kg有るアンプを抱えて、表や裏にひっくり返した。さすがに20Kgを超えると重く感じる。今日はアンプ本体は触らなくて良いので気が楽だ。45年前のパワーアンプ用にSPケーブルの端末をYラグからO型ラグに変更。所要時間は30分以下で完了。これでやっと安心して楽しめるようになった。但し「専用SPケーブル」になるので他のアンプと入れ替えする時は困りものだ。

マッキントッシュの古いパワーアンプもそうだけれど、SP端子が「ネジ止め式」になっているからYラグかO型ラグの端子にしてしっかり締められる様にして使いたいモノ。SPケーブルを「ひっかけ」て使う様なアンプやSPでは「振動」で音質劣化してしまう。今回はYラグ仕様のYラグのサイズが大きすぎて合わなかったので、止ネジのサイズとガイドの間隔でO型端子にした。

早速音出し確認した。大して音質は変わらないが長く使っているとその違いが分かって来る。サウンドも少しづつ代わって来る。

ヒューズ4個とバックライト4個を注文した。来月の上旬には入荷するだろう。それにしてもこの様なパーツが高い。購入費用の中に占める割合が高い。

音質改善の為の下調べと準備

2017年11月21日 | ピュアオーディオ
先日入荷したパワーアンプ(45年前のモノ)を音質改善するために、昨日半日かけて準備と下調べをした。

木箱に入っているアンプなので、まずは木箱を裏返して止めネジを外し、アンプ単体を引っ張り出した。次に裏板を開けて「ヒューズ」の下調べ。次は天板を開けて、更に内カバーを外してバックライトを外して規格を見る。そして、また裏返して電源インレットを2Pから3Pに交換。そして元通りに組み立て直して最後に木箱に入れ止める。書けばこの様に簡単で有るが、実際にやれば最低2時間ほどはかかる。

列記して見ると、

1)パワーメーターの照明のバックライトの規格・・・8V0.3A×4個(片側2個)
2)使って有るヒューズの規格・・・30㎜2A×4本
3)電源ソケットを3P化。

早速、バックライトを4個発注済。次はヒューズを発注予定。

困った問題が出て来た。電源インレットを3P化したが、フルテックのカーボン製の電源ソケットが使えない。このアンプには100~117V用と240V用の切り替えSWが有り、3Pソケットの上に突起となって邪魔をするのだ。別の方法で最高級クラスのケーブルが使える様に工夫を考えないといけない。・・・困った・・・・。しばらくは負荷を掛けずに鳴らす予定なので、その間に良い考えを思い付くかも知れない。じっくり考える時間はたっぷりある。

明日はSPケーブルの端末を、このアンプのSP端子仕様に合わせる必要が有り、その端末工事の予定。古いアンプ特有の「ねじ止め式」になっているから。(マッキンの模倣)