最後に残す1セットは、以前から「自宅システム」と決めていた。しかし、「ローインピ」問題であちこちにトラブルが続発し、まともに楽しめない日々が7年以上続いた。そこで、上手く鳴っているオリンパスシステムを残そうかと考え直し力を注いで来た。
今年に入って自宅システム用の、プリアンプボリュームが長年探していたものを手に入れ交換、SPネットワークも修理をし正常化した。5月から7月にかけてケーブル類も新規に最高峰のケーブルを作成し交換を完了。パワーアンプもローインピーダンス対応のアンプに交換・・・と矢継ぎ早に手を打って来た。・・・そして、パワーアンプも半年の鳴らし込みが完了しなお継続中。自宅システムのサウンドが大きく変わって来た。欲しかった質感までもう一息の処まで来ている。
自宅システムも安心して音楽を楽しめるような形になって来た。最近は、昼間にオリンパスシステムを目一杯聴かなくても良い様な感じになって来た。早めに帰宅して自宅システムの「鳴らし込み」に余念がない。
自宅システムとオリンパスシステムの大きな違いは「低域の再現」である。自宅システムが軽いハイスピードな低音に対し、オリンパスシステムでは「生演奏の雰囲気」の重低音なのである。
個人的には「音楽を楽しむ」のが目的なので、大げさなシステムではなく、気軽に高音質で聴けるシステムの方が好きなのだ。自宅システムの方を最後に残したいと・・・傾いている。まだまだ急いで結論付ける必要もないので、じっくりと選択をしたいと思う。