Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

最後は「1セット」・・・

2020年02月29日 | ピュアオーディオ

最後は「1セット」と考えています。元々最初も「1セット」だった筈です。50年近くもオーディオ趣味を続けていくうちにシステムやアンプが増えてしまい、次々とシステムが増殖していきました。置けるスペースが有れば限りなく・・・増えて行きそうな・・・でも「鳴らして」やらないと機械は壊れます。自ずと「お守り」出来るセット数に限界が出て来ます。


最近の興味はマルチアンプ化した自宅システムに移っています。そうなるとサブシステムはおざなりになります。そろそろサブシステムを処分しても良いかな?と思える様になって来ました。心はゲンキンなものです。

マルチアンプ化したから直ぐに良い音質になるか?・・・そうはならない

2020年02月28日 | ピュアオーディオ


ネットワーク方式からマルチアンプ方式に変えたからと云って、直ぐには「音質」は改善されない。ネットワーク方式でも「芳醇」な音の響きを出していましたが、今では素っ気ない音になりましたね。TA-4300F以外は既に活性化した状態ですが、チャンデバの処で情報伝送が「分詰まって」います。カスレタ様な音にも感じます。低域・中域・高域で左右のバランスが違っています。変な感じです。


使い始めの頃は、こうした不具合は付き物。これを我慢して使い続けて1年くらいしたら、ある日急に「激変」します。この時が「活性化」し始めた時で、それから更に安定化するまでサウンドはどんどん良くなって来ます。ストレスなく音が出る様になれば「鳴らし込み」完了です。・・・分かっていても「長い時間」がかかります。

まだスピーカーユニットの配線関係がまだ不完全です。175DLH・#2405・ビクターリボンの3種のユニットが接続端子の都合で、ネットワーク(#3105)経由になっているので、バランスが取れません。こんな所もゆっくりと正常化させて行きます。

自宅のステレオもマルチアンプ化成る

2020年02月27日 | ピュアオーディオ

現在の自宅システムの状況。低域用パワーアンプをサトリのミニパワーアンプ(10W/ch)に交換しています。


非常にコンパクトで軽いアンプですが、内部配線等を交換して「音質アップ対策」を施しています。このパワーアンプでJBL#4345(46cmウーハー)を楽々とドライブします。


TA-4300Fは予想を超えて良いデバイダーですね。現在は「活性化中」で低域・中域・高域のレベルを毎日いじっています。私の自作のケーブルを使っているのでNo2グレードと云えど、市販のケーブルを軽く凌駕しています。このケーブルの本領発揮させるにはTA-4300Fの⓵信号ライン(約1000Hr) ②電源ライン(約2000Hr)の鳴らし込みが必要です。現在はTA-4300Fで「ふん詰まって」います。時間をかけなければ解決できない事なので気長にやるしか手は有りません。

TA-4300Fは思いの外良いサウンドが出る

2020年02月26日 | ピュアオーディオ


SONY TA-4300Fチャンネルデバイダーは1970年に発売された商品です。既に50年も経過しています。SS誌の菅野氏が長らく自宅システムで使われていたチャンデバです。その使用履歴も含めて、省スペースで使えるチャンデバとして入手しました。


50年前の商品なので音質については非常に心配をしていましたが、それが思いの外良いのです。最新のアキュフェーズのチャンデバのグレードまでは及ばないと感じていますが、素直な質感で意外と音のキレやヌケが良いのです。まだ電源ケーブルもインレット化して間もないので、これから活性化して行けばかなり改善されるのではないだろうか?・・・と期待しています。これから1年間ほどは「慣らし運転」になるだろうと思っています。その間に、未完成のシステムを完成させるように手を尽くして行きたいと思います。

自宅システム(7SPユニットシステム)をマルチアンプ化したが・・・

2020年02月25日 | ピュアオーディオ


マルチアンプ化したが、当初予定委のNo1グレードのケーブルは使えず、No2グレードのラインケーブルになりました。電源ケーブルはNo1グレードです。


電源ケーブルをNo1グレードにした性でディネッセンのアンプからノイズが・・・。このアンプは当初から「電源ケーブルのグレード」に対する耐性が有りません。昨年アースラインの引き回しをやり直して「ノイズ」から解放されましたが、今回またノイズに悩まされています。アンプをサトリのミニパワーアンプ(10W/ch)にしたら「ノイズレス」になりました。ディネッセンのアンプはまた修理に出さないといけないかな?・・・と思って音楽部屋に持ち帰り、音出し確認すると「ノイズレス」で問題なし。故障してはいなかったようだ。自宅システムとの相性が悪いのかな?

音質的にはディネッセンのアンプでもかなりの「音質アップ」をしました。このアンプより上のパイオニアM4やクレルKSA-100・特製管球アンプを持ってくれば更なる音質アップする事でしょう。取り敢えず「マルチアンプ化」は成りました。今週はチョッと忙しいので、徐々にグレードアップしていきます。

TA-4300Fチャンデバを自宅システムへ

2020年02月24日 | ピュアオーディオ

サブシステムで「音出し確認」が済んだので、自宅システムに導入しました。


設置場所が従来のDN-980Fの処しか有りません。必然的にこの位置になりました。


DN-980Fは最近読み込みが悪くなって来ていたので、DN-M991Rに変更し、従来のDACの位置に移動しました。



全体像はこんな配置になりました。チャンデバの右隣にディネッセンのアンプを設置しています。


ラックの中が狭い上に仕切り板等が有り、No1グレードのケーブルは使えません。硬くて太いケーブルなので、このまま使ったらチャンデバのRCAソケットが壊れてしまいます。仕方がないのでNo2グレードのケーブルに変更です。サウンド的にはかなり音質アップしましたが問題発生。低域のみから「ノイズ」が出ます。これから「ノイズ取り」をしなくてはなりません。本日ここまで・・・。



SONY チャンデバ TA-4300F のインレット化続き

2020年02月23日 | ピュアオーディオ

昨日に作業開始から約10分後の状態。その後1時間ほどみっちりとヤスリで削りました。どんなに良い理論を持っていても、実際にそれを使える様にしなければ何の意味もない。評論家は「口」だけ、実務家は実際にやり確かめます。ただし、根気のいる仕事です。自分のシステムで使う訳ですから妥協は最低限のとこだけ。出来る処は自分でやります。


正味2.5時間程で穴の開口は出来ました。ひたすらヤスリ掛けでした。


取付用のネジ穴を開けて工事は完了。


ネジを取り付けて完了です。ただし、取付ネジを付けるのが大変でした。側板とのクリアランスが無い為手が入りません。3㎜六角ボルト専用のボックスドライバーを使って何とか止められました。

この後は、配線です。配線にアース線を加えて一緒にビス止めと半田付けで完了。早速、音出し確認をして工事によるトラブルが無いことを確認しました。「知らないうち」(自覚症状がない)に何処かで結線が外れたり、ショートしたりしますので、工事が完了したら、必ず一通り全体を見渡して、怪しそうな処を目視確認するのが良いでしょう。

SONY チャンネルデバイダーの電源部 3Pインレット化開始

2020年02月22日 | ピュアオーディオ

サブシステムで実験中のSONY TA-4300Fチャンネルデバイダーです。


リアパネル側です。電源ケーブルが1970年発売の機種特有の「ヒョロ線」です。これでは十分な電源を供給できません。絶対的な導線の「断面積不足」です。おまけに長さが2m近くあるので、内部に到達する前に電源力がかなり削がれています。




電源ケーブルの3Pインレット化をするか?しないか?・・・スペースが余り有りませんが、ここは一番「決断」が必要です。電源ケーブルを根元でカット!!!・・・之を決断したら後はやるしかありませんね。ヤスリで2日間ほどかけてやる予定。(前回M4のインレット化の時も2日かけてヤスリで拡幅した)


ソケットのサイズを下書きして、これからヤスリ掛けで削っていきます。


こんな感じで削っていきます。ひたすら「根気」です。地道にコツコツと削って取り付け出来る様に広げて行きます。正味4時間あれば何とかなるだろう。

サブシステムをマルチアンプ化すると大型スピーカーシステム並みになる

2020年02月21日 | ピュアオーディオ


昨日は近所の常連さんに現在の自宅システムとマルチアンプ化したサブシステムを聴いていただいた。自宅システムはD130と#375を使ったシステムで、ご近所さんもほぼ同じ組み合わせ・・・サウンドの参考になればと思って聴いていただいた。マルチアンプ化する前の最後の試聴になると思います。自宅は奥さんのいない時でなければ聴かせられません。たまたま昨日は留守でした。


サブシステムは以前から何度も聴いていただいていますが、今回「マルチアンプ化」してからは初めて。「まるで大型スピーカーシステムの様だ。音がすべてヌケている。まるで別物のスピーカーシステムになった。」とのお言葉でした。

アンプを3台使って、全体的には下から上まで再生帯域を広げ、各アンプやSPユニットは帯域を狭くしてドライブしているので、「音の密度が上がる」効果がそのまま出ています。今回のTA-4300Fチャンネルデバイダーは「当たり」の個体でした。O/H済みを買ったのが良かったと思います。

サブシステムのマルチアンプ化ではケーブルのグレードは「一般並み」の状態でしたので、グレードを上げて行けば更に良くなります。しかし、あくまでも自宅システム用の「お試し」ですので、「自宅システム用」に手を入れて行きます。差し当たって、チャンデバの「直出し電源ケーブル(ヒョロ線)」を3Pインレット化させ、自宅に早く持って行ける様にします。明日からは早速工事に入ります。

長くオーディオ趣味をしていると・・・

2020年02月20日 | ピュアオーディオ


長くオーディオ趣味をやっていると、機材が増えてきます。あれも試したい・これも試したい・・・あれも欲しい・これも欲しい・・・と目移りさせられるデザインや機器が有り、またそれぞれに特徴的なサウンドが有ります。



自分の目指すサウンドが決まらないうちは、あれもこれもと「彷徨い」を重ねます。そのうちに機材が増えてきます。かく云う私もオリンパスシステム・自宅システム・サブシステム2種と現在でも4セットも保有しています。眠っているアンプは他にも4セットほど有ります。


昨日は40年来のオーディオの友人から「マルチアンプシステムの中音がおかしい」とTELをいただきましたので、何処がおかしいのか? 聴きに行ってきました。彼(お金持ち)も沢山のSPシステムやSPユニット・アンプが床にゴロゴロしています。使っていない機器だけのお値段でも軽く1000万円は超えているでしょう。自分の場合(貧乏人)はささやかな贅沢ですが、世の中にはもっととんでもない財閥がいらっしゃいます。

一般の方には私の場合でもかなり「贅沢」な部類かも知れませんが、世の中にはとんでもない金額をオーディオにつぎ込んでいらっしゃる方達も沢山いらっしゃいます。あるお客さん(お医者さん)の場合、仕事の都合上「旅行に行けない」とおっしゃっていて、その分をオーディオにつぎ込んでいるとの事でした。・・・なるほどな・・・と感心したことが有ります。お金は稼げても使う機会が無い方や、子育ても終わり、使いきれないお金を稼いでる方もいらっしゃいます。「あの世までお金は持って行けません」、「子孫に美田は残すな」と狭間で皆さん悩んでいます。自分も子供に「美田は残さない」主義です。8年息子と一緒に仕事しましたが、給料が安定的にもらえると、何も考えなくなりバカになります。甘やかしは子供にとっては成長を妨げます。