Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

年代によって聴く音楽が変わって来ている

2023年10月31日 | ピュアオーディオ

中学1年生の時、ディヌ・リパッティの演奏によって、クラシック音楽の薫陶を受けました。自分で働いてステレオを買って、最初に買ったレコードが、「ビバルディ:四季」(イ・ムジチ ミケーレ盤)と「モーツァルト:交響曲40番ト短調」(ワルター/コロンビア響盤)でした。この頃は、「世界中の名曲を聴きたい」と考えており、新しい曲を聴いてはワクワクしていました。

20代は主に交響曲を選んで聴いていました。20歳でブルックナーやマーラーの交響曲と出会いました。それまでのベートーベンをはじめとする交響曲とブルックナーやマーラーの交響曲はスケール感が違い、「こんな作曲家もいるのか?」と驚きました。

30代は「管弦楽曲」が多かったように思います。40代になりJAZZと出会い、「ブルーノート福岡」にMJQやオスカー・ピーターソン、チック・コリア等の生演奏を2~3mの距離で聴きました。まさにかぶりつきの位置でした。超一流の演奏家の凄さが分かりました。ミルト・ジャクソンがバイヴを思いっきり叩いているのに、出て来る音は「柔らかい音」のコントロールにビックリしました。

50代以降は「室内楽」やJAZZトリオが多くなりました。シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームスの室内楽が特に好きですね。メロディが美しくて、柔らかい和声法が使って有ります。耳に心地よく、演奏家が競い合っているのが良いですね。

整備を始めている

2023年10月30日 | ピュアオーディオ

自宅2階のSPスタンドを整備したいと考えている。碁盤台をスタンド代わりにしているが、左右で色が違う。左側は「榧材」で右側が「スプルース材」で似た様な材質であるが、色が違うのが気に入らない。そこで、もう1個碁盤を購入して色を揃えたいと思った。「榧材」の碁盤は自分用の碁盤にする。石も高級品を用意している。

昨夜、碁盤の入れ替えが終わったので、後はキャスターを取り付けるだけ。同じ厚みの碁盤を探しました。

VUメーターの付いていない機器を選んで使っている

2023年10月29日 | ピュアオーディオ

オーディオを始めた頃は「VUメーター」に憧れました。VUメーターの針がピンピン振れるので、左右の針の位置で「センター」を確認していた。


デジタル表示も併用されている機器も有り、現在どれくらいのワット数か?一目瞭然に分かります。便利になりましたが、常時使っている出力がオリンパスシステムで0.5Wくらいと知ってから、あまりVUメーターに拘らなくなって来た。


現在はVUメーターと内部ファンの付いていないアンプを選んで使っています。VUメーターが付いているのは「音質ダウン」します。内部にファンを備えているアンプはファンが廻った時にうるささを感じます。


現在所有する4つのシステムでもVUメーター付きのアンプは有りません。ましてや内部にファンを持つアンプは購入さえしません。

オーディオシステムの「音質」は見た目では分からない

2023年10月28日 | ピュアオーディオ

オーディオシステムの「サウンドの質」は見た目では判断できない。高価な機器をいくら並べてあっても、一度聴いて見なければ何とも言えない・・・が私の判断。


私的に言えば、高価な機器もお金が有れば買える。しかし「音質」はお金だけでは買えない。その人のスキルがいるからだ。大型スピーカーはマニアにとっては憧れかも知れないが、実際に使って見て、個人的にはブックシェルフサイズのスピーカーが「身の丈」に有っていると思う。


その意味で、自宅2階のシステムは「自分好み」のシステムです。小さなシステムでも、スキルをもって鳴らしてやれば大型のシステムを凌駕するほどの満足感が得られる。大型システムはその存在自体がデメリットも持っている。使いこなしのテクニックが無いと、「お荷物」になったり、「殺人マシン」クラスのピーキーな音を出しやすい。


自分が「欲しい」と思った機器を集め、「鳴らしのテクニック」で「自分好みの音に仕上げて行く」事が趣味で有ろうと思う。世の中にはお金が余って使い切れない方もたくさんいらっしゃる。そう云う方が高価な機器を揃えられる事は自由だろう。だからと云って、小さなシステムを持った方を「見下げる」様な態度は個人的に容認できない。そこには趣味に対する「情熱」と「スキル」が存在するからだ。

サブシステムが本当に良くなっている

2023年10月27日 | ピュアオーディオ


現在、自宅2階のサブシステムは、D208システムとSP-LE8Tとを同時に鳴らしている。先月までは何処か違和感を感じていたが、昨夜じっくりと聴いて見たが、「一体感」が出ていて、違和感が全くなくなり、メインシステムを聴いているかの様な充実を見せている。「ジェットストリーム」等をかけると、安っぽい装置では安っぽい音にしか聴こえないが、音の厚みが有り、奥行き感が有り、余韻が有り・・・と上質なシステムのサウンドになっている。


午前中は、自宅のメインシステムをかけている。威圧感が殆ど無く、#375が優しく歌っている。#375を使っている方がこのサウンドを聴いたらビックリするほど「柔らかい音」で鳴っています。いつまでも聴いていられる優しいサウンドです。それでいて、音数や音のキレ等はそのまんま#375の音です。スケール感が大きく、太い音がするけど粗さは殆ど無い。どのシステムも「良いサウンド」がするので「減らす」事に悩むのです。

昨日は「オーディオ会」

2023年10月26日 | ピュアオーディオ

昨日は福岡市のIさんが12年ぶりにお見えになり、オリンパスシステムで音楽を聴いていただきました。第一印象は「中高域に艶が有る音色」との事でした。

IさんはJBL K2 9500SEと云うSPをお使いです。当方製作の専用トレールもお使いになっていらっしゃいます。2ウェイマルチアンプで鳴らされていて、レビンソンのアンプとWE300Bアンプを組み合わせていらっしゃいます。低域に「石のアンプ」、中高域に「管球アンプ」は私と同じ発想です。ユニットの組み合わせの考え方もほぼ一緒です。例えば、ウーハー+LE375から#075や#2405の3ウェイでは、「ダイアフラムの面積が合わない。繋がりが非常に難しい」、その対応策としてLE85を高域に使って10KHz辺りの落ち込みをカバーする・・・と云う事等。


12年前に聴かれた時から、プリアンプやチャンデバは新たに購入した機器で、再度作り直して、ケーブル類も更にグレードアップして来ました。その辺の違いが「音」と「表現力」に出ていたと思います。久しぶりにJBLのユニットに及ぶ「オーディオ談義」をしました。なかなかそこまで突っ込んだ話は普通の方では出来ません。私個人として非常に楽しい時間でした。



最近は寝つきが良くなった

2023年10月25日 | ピュアオーディオ

毎夜、このサブシステムで音楽を聴きながら寝る様にしている。夏場はなかなか眠れないで3時間程聴いていた時期もあったが、最近は直ぐに寝付いている。その要因は、「鳴らし込み」が進んで「聴き易く」なった事(音が充実してきた)と外気温が下がり、眠り易くなったことだと思う。


SPスタンドを作ろうとして色々考えているが、取り敢えず1セット作ればよいと考えがまとまって来た。碁盤の台にもキャスターを付けて「トレール」にすれば良いと云う風に考えが変わった。一つには出費を抑える事が出来る。囲碁用にはまた1台碁盤を買う方が安上がりである。碁盤のトレールはこれで2セット目になる。最初の1セットは埼玉のお客さんに非常に喜んでもらえた。正規トレールを作るよりはるかに格安で作れる。

最近、大型スピーカーには興味が薄れた

2023年10月24日 | ピュアオーディオ

最近は大型スピーカーへの興味が薄れた。2セットも持っているから・・・と云うのも有るが、最近のスピーカーはデザイン性は良いが、材質と原理に反する箱体・価格の高さ・コストダウンされたユニットと鑑みると「欲しい」と云う欲求が出てこない。


ホーン型のユニットを鳴らして行くと、「むき出し設置」が音が良いのです。箱の中に組み込んだホーンは「自然減衰」をしない為、「響き」が死んでしまっている。ホーンをカチカチに固定すると「振動」がギクシャクします。自然に振動させて減衰させることで「余韻」が出て来ます。この余韻は「音数」の中に入ります。


大型スピーカーは音量もデカく出せますが、サイズと重量で一人で扱うには荷が重すぎます。ブックシェルフタイプのスピーカーで8畳間の部屋なら問題の無い音量が出せます。寝っ転がって音楽を楽しむのに丁度良いサイズだと思います。

毎日が平々凡々と過ぎて行く、平和のありがたさかな?

2023年10月23日 | ピュアオーディオ


随分と秋めいて来て、朝夕は肌寒く感じる日も出て来ました。相も変わらず、ステレオ三昧の毎日を過ごしています。メインシステムではクラシックのオーケストラ物やJAZZのビッグバンドをかける事が多くなりました。


サブシステムでは歌謡曲やポップスの「歌もの」(ボーカル)をBGM風に鳴らしています。昨日はこのサブシステムを鳴らしながら「庭木の剪定」をしていました。庭木も1年経つと1~2mほど伸びるので刈り込んでやらないと現状維持できません。


こちらではJAZZトリオをよく聴きます。カレリー・ボエロ・トリオやジム・ホールをよく聴いています。穏やかな曲が多いですね。


寝る前はこのシステムで「ジェットストリーム」を1枚聴きながら、読書をして、ジェットストリームが終わってからクラシック音楽を聴きます。昨夜はバッハのチェンバロ協奏曲第4番を聴きながら眠った様です。

毎日が平々凡々と過ぎて行く。平和のありがたさを感じています。

自宅2階のシステムも私のサウンドがする

2023年10月22日 | ピュアオーディオ


私のメインシステムは、すべてのケーブル類、内部配線材等を手を入れれる処は全てNo1グレードのケーブルで接続している。それに対して、このサブシステムはNo2グレードでほぼ統一している。材質は全く同じである。何故なら、No1グレードのケーブル類は、No2グレード×2倍にしているだけである。情報量が全く違うのである。


白いケーブル類がNo2グレードのケーブル。同じ線材で電源ケーブルも作っている。ブルーのケーブルは「ブルースーナー」と呼んでいる。これは臨時的にSP-LE8T用のSPケーブルにしている。

私のサウンドは「静寂感」が有る。全くの「無音」から音が立ち上がって来る。その理由は、ケーブル類そのものが「アイソレーション効果」を持って、SN比が抜群に良いからだ。そして音の「ヌケ・キレ・ノビ」が一聴して分かる程澄み切っている。それに「音の厚み」が乗って、一般の方のサウンドとは全く異なるクリアーなサウンド。それでいて潤いが有る。