Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

昔使っていたALTEC#612システム

2021年11月30日 | ピュアオーディオ

オーディオを始めた頃、ヨーロッパのレコードスタジオで、モニタースピーカーとして、ALTEC#612システムが使われていると知り、とても憧れたスピーカーでした。何と云っても「プロが使っている」処が凄いと思いました。


自分が入手したのが2010年の5月。USA製の箱だったが、塗装が剥がれ見た目が良くなかったので、再塗装して化粧直しをしました。


#612箱システムと同時に#614箱、620A箱システムと3セットの比較試聴をしていました。612・614・620A共に、それぞれユニットが違い、音の出方も少しづつ違っていました。


#612箱には604Eを入れ、614箱には604-8G、620A箱にも604-8Gを入れました。予備に605A、Bをストックしていました。このALTEC 604系のSPユニットのサウンドはJAZZに最適でヴォーカルも良かったですね。同じ同軸型のタンノイのユニットも良いけれど、JAZZが好きな方はALTECを選択されるでしょう。

寝る前に1時間でも聴いていたい

2021年11月29日 | ピュアオーディオ


一日活動したら、寝る前に1時間でも音楽に癒されたい。そう思って自宅システムを完成させた。最近は別に大きなスピーカーでなくても良い様になって来た。ただ持っているのでこれ以上装置を増やすのを止めただけ。


高域用に使っているサトリのミニプリのヴォリュームを触ると、かなりの音色や音の出方が変わる。これで遊んでいたらCD毎や音楽のジャンルで変えたくなってしまう。高域だけで相当音の印象が変わる。面白いものだ。自宅システムのサウンドはWE101Dppパワーアンプの音色の世界。意外とまともなサウンドです。

サブシステムの状況

2021年11月28日 | ピュアオーディオ


SONY TA-2000F+TA-3200Fの組み合わせでサンスイSP-2005を鳴らしています。主にポップスやベンチャーズ、フォーク等をイージーに楽しんでいます。


サブシステムの部屋にはエレキギターの機材が増えてきました。練習する時はステレオは休止しますので、聴く時間が随分と減って来ました。


何台かは(CDPとDAT)はもう1ヶ月以上灯を入れていません。CDPは2台有るので1台は不要です。

現在、畑の整理(草払い他)や庭木の剪定に時間を取られていますので、終わり次第、処分して行きたいと考えています。シンプルなシステムにすると、高級ケーブルの数が足りて来て、音質が上がって来ます。機材が増えるとケーブルのグレードを揃えるのが大変になって来ます。減らすと数が揃って来ます。

鳴らしていないSPが2セット有る

2021年11月27日 | ピュアオーディオ


現在鳴らしていないSPが2セット有る。1セットは写真にあるDITTON15。サトリのプリを自宅システムの高域用に使ったので「プリ無し」の状況で使っていない。


もう1セットは写真のサブシステムの上段のSP(JBL#D208システム)。こちらはプリ+パワーアンプを処分したのでそのままになっている。


パッシブプリが有るので、1系統は音を出す事が出来るが、繋ぐのが面倒くさい・・・と云うか、ウォーキングに忙しくて聴く時間が取れない。




このパッシブプリは内部配線を特殊な銀線配線でし直している。ソース機器の質をそのまま出して来る。DITTON15を鳴らそうと思っている。

もう一度使って見たいスピーカーALTEC 620A(604-8G)

2021年11月26日 | ピュアオーディオ

今でも縁が有ればまた使って見たいスピーカーが有ります。ALTEC#620A(604-8G入り)。箱の大きさはJBL#4343と遜色ない大きさサイズです。


SPユニットとネットワークを外したエンクロージャー(箱)の状態。当方の「音質対策」をする為に、ユニットやネットワークに手を入れて行きました。


ダイアフラムには、JBLと違い、「バックカバー」が付いています。JBLのユニットには付いていません。この部分が「半田付け」タイプなのが余り気に入りません。

同軸2ウェイのシンプルなSPですが、中域の濃密なサウンドはJAZZに打って付けです。

RCA Wフロントロードホーン箱システム

2021年11月25日 | ピュアオーディオ

息子宅で使っているRCA純正のWフロントロードホーン箱システムは、「音圧」を浴びる様な音の出方をします。


ウーハーはJBL#D130×2発仕様(各々16Ω)です。RCAはレコード会社みたいに思われていますが、昔はオーディオ機器を製造販売していた時期が有ります。今から100年前くらい古い箱です。この箱に当初はJBL#2205×2発を入れて楽しんでいましたが、ウーハーのテストを兼ねて、オリンパス箱で比較試聴をした結果、#2205では出ない音が有る事が分かり、あっさり処分しました。そしてD130にして、頬をくすぐる音圧を浴びるサウンドに生まれ変わらせました。今では、同型の箱を入手するのは難しいと思います。この箱は東京の先達さんから購入しました。輸送費が結構かかりました。


JBL#4343とは長い付き合いをした

2021年11月24日 | ピュアオーディオ


JBL#4343を入手したのは26歳の時。これでスピーカーは「終わり」と思って購入した。53歳まで使用していた。27年間も我が家のリビングに鎮座していた。20年もして来ると、接着剤で止まっていたネームプレートが、朝よく見ると、床に突き刺さっていたりした。エッジの交換も2回実施した。JBLに送付して交換してもらったが、コーン紙毎交換され、元のコーン紙の方が奇麗で、汚くなって帰って来てショックを受けた。

soundも雑誌ではべた褒めの方もいたが、「ヌケない音」に閉口していた。おそらく、同クラスの別のシステムを作らないと分からなかったでしょう。


現在はこちらのスピーカーに代わってしまった。アンプ類もマッキンC29+MC2500(60Kg)から10Kg前後のアンプ類で、音質は極端に上回る事が出来た。でかければ、重ければ良い機器なんて事はない。軽くて小さいアンプで良いサウンドに出来ればそれに越した事はない。

管球アンプには魔力が有る

2021年11月23日 | ピュアオーディオ

写真の様な一般的でない「球」を見ると、ついつい悪い癖が出て来そうになります。見ているだけで良い音がしそうな予感がします。


こちらはWE421球を使ったアンプ。一度は使いたかったアンプだが、私にはご縁が無かった様だ。代わりにWE101Dppパワーアンプとのご縁が有った。

ご縁が有るか無いかで、オーディオも大きく変わります。



DECCA dk-30リボン型ツイーターとALTEC#612箱

2021年11月22日 | ピュアオーディオ


デッカのリボン型ツイーターの試聴を随分やりました。写真ではDK-30を612箱の上に載せて使っていました。ただ、この状態では「ホーン鳴き」が酷くて使えないですね。


こちらの同じDECCAでも「レビンソン型」のツイーターは非常に使いやすいです。癖は殆どなく、ボーカルや弦楽器の質感に艶を載せてくれます。このツイーターを使うか、使わないかで表現力が大きく変わって来ます。


個人的にはこのリボンツイーターを使った音の表現力に魅力を感じます。

CDPも1980年代の代物

2021年11月21日 | ピュアオーディオ


CDがLPに取って代ったのは1982年からだ。当時はデジタル録音盤が少なくて、LPをデジタルにリソースしたCDも多かった。オリンパスシステムではスチューダー#A730をトランスポートとして使っている。DACは16ビットのCELLO製。さすがにA730内臓のDACは性能が足りなくて使えない。CDTとして読み取り専用に使っている。昨年1月にCDM-3ユニットを予備品に交換した。一生は使えるだろう。


自宅システムで使っているEMT#981は#982と散々迷ったが、初期型として#981を選択した。こちらのピックアップユニットはCDM-0号機です。ピックアップユニットは壊れませんね。ただ、電源部や液晶部のコンデンサーは交換しないと維持できません。



当初はワディア#2000を2セット使っていたが、機器間を接続するケーブルがワディアオリジナルでは音質が足りなくなった。そこでスチューダーやEMTを導入したのだった。ケーブルの(配線材の)重要性に気付いたからです。