Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムの自宅第一声

2013年01月31日 | ピュアオーディオ

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オリンパスシステムを自宅に移動して、やっとネットワークシステムで組み上げ「音出し」をして見ました。ネットワークからの配線は「仮配線」です。

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ドライブするプリアンプはCR-1000SperTrail仕様、パワーアンプはSTC4033Lシングルアンプ(約10W /ch)。当初10W ぐらいのシングルアンプでLE15Aが鳴るかと心配していたのですが、欲張らなければ十分に、簡単に鳴らしてしまっています。

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ソースはCDP系のみに絞っています。トランスポートにA730、DACにCello、ライントランスST-X1を使っています。

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ネットワークは#3152(500Hz)と#3105(7000Hz)です。7SPユニットを1台のパワーアンプでドライブです。これは下の階のSP-707Jシステムと変わり有りません。707Jシステムで実験が終わっていますので、安心して1台のパワーアンプでドライブする事に決めれました。

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まだ本格的な配線にしていないので音質云々は有りません。当初から「音量を上げられない」事は判っていたので、こちらも小音量で楽しめる様に調整をして見ます。


BC-Ⅱシステムにパワータップの導入

2013年01月30日 | ピュアオーディオ

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26日のブログで、BC-2のシステムの壁コンをノーマルに戻したら「情けない音になった」とご報告しました。このままではあまりにも淋しい音なので、オリンパスシステムの分解で余ったパワータップを入れてみました。

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ケーブル類も同じくオリンパスシステムからの流用でベラトリクスにすべて交換しました。パワータップを入れた途端に、BC-Ⅱでは今まで聴いた事のない重心の下がった低音が出始めました。SN比も非常に上がり音数も増加しています。馴染むのに少し時間がかかりますが、2時間ほど聴いてきますと奥行き・前後方向の立体感が出始めました。音の粒子も非常にキメが細かく、「生音」の質感に変わってきています。

以前パワータップを作成した時に感じていた「音の厚みの増加」、「SN比の大幅改善」、「音の粒子の繊細化」、「前後左右への音の広がりの増加と立体感の増加」がそのまま出ています。この1台のパワータップの導入で再現されるサウンドが大幅にグレードアップしています。


1月もあとわずか・・・

2013年01月29日 | ピュアオーディオ

1月には引越しを完了して、自宅でのんびりと過ごしているはずでしたが、思わぬ事が突然やって来て、ばたばたと慌しく過ぎてしまいました。

今日もせっせと機器達を運んでいます。アンプ類はほぼ運び出し終わり、小物パーツがいっぱい残ってしまい、どこに置こうか迷ってしまいます。

レビンソンNo431は専務宅のNo331と交換してきました。チャンデバのF-15LもF-25に入れ替わり、音出し確認に立ち会って来ました。低音の質感がかなり良くなりました。音のキレやヌケが大幅に向上して、質感も更に微粒子になり「うるささ」が更になくなっています。


ネットワーク方式でマルチアンプシステムの音質を・・・

2013年01月28日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムを「ネットワーク方式」にする事にしましたので、余った機器達は主に専務宅に行きます。早速F-25が行っています。

一般には「ネットワーク方式」の方が無難に鳴らせると言われています。でも音質は「マルチアンプシステム」の方が有利だと言われています。でもネットワーク方式でマルチアンプシステムの音質を確保する事は出来ない事では有りません。

一般論での難易度はマルチアンプの方が難しいと云うのがもっぱらですが、私的にはマルチアンプの方が楽だと思っています。低域・中域・高域のそれぞれの音量調整が簡単に出来るからです。ただ気をつける点は、機器のグレードを合わせる事、ケーブルを統一することが必要です。意外とケーブルのグレードを揃えない事でバランスを壊して失敗する方が多いです。

これに対してネットワーク方式は、アッテネーターによる音量調整になりますが、ネットワーク本体のグレードとインピーダンス整合が重要なファクターになります。プリント基板を使ったネットワークでは「伝送」の面で非常に大きな不具合を抱えます。手配線のネットワークに近い物を改造して使う様になると予測しています。


オリンパスシステムのドライブ方法

2013年01月27日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムは今まで3ウェイマルチアンプシステムでドライブしていました。皆さん「マルチアンプは難しい・・・」とおっしゃいますが、個人的にはそう難しいモノではないと思っています。ケーブルのグレードや機器のグレードを全て揃えれば、簡単に鳴ってくれると思っています。

Wウーハーシステムは、ウーハー領域のインピーダンスの低下でアンプへの負担が大きくなりますので、マルチアンプにした方が扱いやすいと思います。

意外と難しいのが「ネットワーク方式」だと思っています。こちらはSPユニットとネットワークのインピーダンスを合わせてやらないと低音や高音がうまく出ません。それにネットワークの内部配線や半田材での伝送ロスが大きく、材質を吟味しないと思わぬ落とし穴に陥ります。ただ音を出すだけなら簡単ですが、「イメージした音」を鳴らすにはそれなりに難しいのです。

オリンパスシステムは自宅では「ネットワーク方式」に挑戦して見たいと思います。2階で有る為、重量物を置けないと云う問題が有りますのでやむをえないと思います。オリンパスシステムでは導入当初の一時期(約1ヶ月くらい)ネットワークを使っていました。LX5(500Hz)+N7000(7000Hz)の組み合わせでした。今回はプロ用の#3152(500Hz)+#3105(7000Hz)を予定しています。ドライブするアンプはSTC4033Lシングルアンプを予定しています。


壁コンを交換したら情けない音になった

2013年01月26日 | ピュアオーディオ

Bc2 (ソースはipodとFM)

引越しの最中にも音質対策をしています。BC-ⅡSPの内部配線を「ルシファー」から「シルバースター」に交換しました。「ルシファー」はφ11mmのケーブルの3本使用ですので、これが+-では6本になります。これで3ウェイ相当の内部配線をしますと、流石にドッキリします。今までがこの状態でした。

Ftd20ar (従来使っていたフルテック壁コン)

「シルバースター」に交換しますと「普通」の配線になります。こちらも3本使用ですが、直径がφ5mm以下になりますので相当細く感じます。サウンドは「ルシファー」の時より高域が伸びてSN比が上がり、低域の馬力感は一歩譲も、全体的な質感や音数はアップして非常に聴き易くなりました。こちらが本来のBC-Ⅱのサウンドの雰囲気に近いと思います。

Photo (一般壁コン)

引越しに伴い、壁コンをフルテックのFT-D20A(R)から、元の一般家庭用壁コンに戻しましたらなんとも頼りない音質になりました。音のキレやヌケ・ノビをほとんど感じなくなり、トローンとした質感になってしまいました。壁コン一つでずいぶん変わりますね。


オリンパスのBOXを移動

2013年01月25日 | ピュアオーディオ

昨日オリンパスのウーハーBOXを自宅に移動しました。いよいよ引越しも仕上げに入ります。

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自宅2階に設置した写真です。ユニットも少しづつ運び込んでいます。蜂の巣ホーン以外は運び込みました。この状態で「ワトコオイル」を塗って乾燥させます。こう云う時でもないとBOXにオイルを塗る機会が有りません。よって組み込みはまだ当分先の予定になります。

蜂の巣ホーン、アンプ類はこれから運び込みます。とりあえずはそのままマルチアンプで行きますが、ネットワーク方式に移行させる予定です。


いよいよオリンパスシステムの運び出し

2013年01月24日 | ピュアオーディオ

いよいよオリンパスシステムの運びだしの順番が来ました。手塩にかけて作り上げたシステムですので愛着があります。

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米国のオーディオ黄金時代のオールドJBLのユニットを使って、箱、ユニットを全く別々に購入して組み上げました。新しい発想で「音変換ロス」対策もしています。#375を使った事のある方なら理解出来るでしょうが、「音圧を感じさせない」サウンドに仕上げていますので、#375で苦しんだ方にはびっくりするくらいの優しい柔らかいサウンドになっています。それでいてキレ・ヌケ・ノビの有るサウンドで、出るべき時にはしっかりと出てきます。ウーハー一発なのにWウーハーの様な低音が出ます。ユニットを厳選して使っていますので、LE15Aなのに「粘らない低音」でD130の様な音の出方をします。

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最終的にたどり着いたアンプシステム。お金さえかければ・・・なんて事では解決しない問題が沢山有る事を教えてくれました。低域にはレビンソンNo431(200W/ch)、中高域は手製の管球アンプ(SuperTrail仕様)。コンプレッションドライバーの性能を引き出すには、小出力で質の高いアンプでないと上手く鳴らない様でした。

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電源ラインの充実も非常に重要で、システム全体の質感のグレードが左右され、音数、奥行き感の再現に大きく効いて来ます。CDPのセッティングでも音のキレやヌケ・ノビが様変わりします。A730用に榧材の彫り込み仕様のベースを作成し使用していました。まだまだノウハウは山の様に詰まっています。

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これから持っていく先は「自宅2階」の7畳間洋室になります。すべてが同じ様にはいかないと思います。マルチアンプシステムをネットワークシステムに作り替える予定です。2階ですので総重量を減らして置かないといけません。また重低音は封印しないといけませんのでウーハーユニットを軽いものに交換を予定しています。自宅を作る計画も持っていますので、それまでは維持管理しておくだけのシステムになります。

現在の自宅ではSP-707Jシステムが有ります。そのサウンドはオリンパスシステムに匹敵する音質を持っていますので、音楽を楽しむ分には困りません。


DP1X・DP2Xのその後

2013年01月23日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

昨年末に購入したシグマのDP1X・DP2Xのコンデジのパーツが揃いました。

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小型三脚5種、外付けファインダー、革ケース、フード、プロテクトフィルター・純正フラッシュを揃えました。

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格好はほぼ決まりましたが、なかなか外で写す機会が有りません。

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革ケースはメーカーをわざと変えています。(識別用)こちらはDP1X用のヒラノのケース。

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DP2X用はコジマのケース。どちらの方が使い易いか?プロテクト性はどうか?等の評価をして、次のメリルを買う時のケースを決めたいと思っています。

ファインダーもDP2Xはシグマ純正ですが、DP1X用はパナソニックを流用して、「角形」と「丸型」に識別しました。スタイルは良いのですが、この2つの外付けファインダーは実用性がありません。(要らない物を買ってしまった・・・)

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ミニ三脚もいろいろな種類を買い準備万端ですが、いかんせんお天気が悪いのと引越し作業や片付けの時間に取られてなかなか写す所まで行きません。
もうすぐ春が来ますのでその間に余計なことを片付けて、カメラ遊びが出来る様にして置きます。


引越し先が二転三転

2013年01月22日 | ピュアオーディオ

急に一軒家が空いたので引越し先を検討しましたが、急な予定変更では対応できないと悟りました。亡き義母の思い出やきちんと掃除され、小物の配置や調度品のセンスの良さもあり、49日もすまない今は、まだ手をつけるべきではないと考えました。

最初の予定通り自宅に移転します。その関係上持っていける機材が限られますので、現在手持ちの予備機材を処分せざるを得ない事になりました。

現在迷っているのが「オリンパスシステム」。自宅にはSP-707Jシステムがありますので、2セットもメイン機器は要りません。もし持って行くとしてもマルチチャンネルは置き場所の関係で難しく、ネットワーク方式にせざるを得ないと思います。ネットワークは#3152と#3105をストックしていますのでいつでも可能です。ドライブするパワーアンプもSTC4033Lアンプ1台で事足ります。マルチアンプを続けるかネットワーク方式にするかで機材の数が大きく変わります。当然置き場所の問題です。

引越しの期限を一ヶ月先に延ばすことも考え始めています。8年間に集めた部品やパーツが相当数有り、すべてを持っていけそうもないので、まずは処分を優先させないといけません。