Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

今年はオーディオ機材を極端に買わなくなった

2022年12月31日 | ピュアオーディオ

今年オーディオ機材を買ったのは写真のフィリップスのツイーターのみ。この20年オーディオ機材を数十万円から数百万円かけて買っていた。まだ欲しいものが有るには有るが、もう無理しなくて良いと思う様になった。

一時期JBL:LE8TやALTEC:604系のフルレンジシステムに傾注して、音質を追い込んだ時期が有った。コーン型ユニットの音とコンプレッションドライバーの「質感」の比較で、コンプレッションドライバーの音質や音色の違いに気付いて、現在のメインシステムにたどり着いた。1インチスロート(604系の6セルホーンやLE85/LE175)よりも2インチスロートのドライバーの方がスケール感や実在感が圧倒的に上だと実感した。但し、使いこなしにはスキルがいる。


ベートーベンの第9を・・・

2022年12月30日 | ピュアオーディオ


年末になると「ベートーベン」を聴きたくなる。小学生の時からクラシック好きで、大晦日に紅白歌合戦と同時間帯に、教育TVでベートーベンの第9の演奏の放送が有っていた。まだ、家1軒にTV1台の時代でしたから、多数決で紅白になって第9を聞けなかった。自由に聴けるようになったのは、社会人になって、自分でステレオを持つようになってからです。

今日はギュンター・バント指揮北ドイツ交響楽団の演奏を楽しみました。ベートーベンの交響曲全集は、フルベン、ワルター、クレンペラー等5~6種持っています。バントの演奏は比較的最近の演奏で録音が良いし演奏も良い。第9は4楽章の「ソロ・合唱」が良く紹介されますが、個人的には1・2・3楽章が好きで、4楽章を飛ばします。


昨夜は自宅2階のお休みセットで、コンビチュニュー指揮の演奏を楽しんでいました。オーディオをお休みにすると、本来の「音楽を楽しむ」方向にシフトして来ますね。


こちらはまだ鳴らし込み中

2022年12月25日 | ピュアオーディオ


音楽部屋のサブシステムは、基本的にアンプ類の「鳴らし込み」専用。50年前のSONYのアンプは2年程前から使っているが、まだ「鳴らし込み」が終わっていない。それはまだその機器の潜在能力が出せていないと思うからである。機器の鳴らし込みには、安定性と性能の出方が重要になる。


現在の処、SONYのアンプを使う予定はないが、「いつか使うかもしれない・・・」ので、「鳴らし込み」を続けています。サンスイのSP-2005は5ユニットシステムで、「分圧の原理」を利用して中域・高域が出て来るので、意外と良いサウンドがする。1972年頃からこのSPには感心していた。

私の求めるのは「音質」

2022年12月24日 | ピュアオーディオ

私がオーディオを始めたのは18歳の時。20歳頃には「音質」を求める様になっていた。システムも1セットだけでは「音質の違い」は分からない。初めから複数のシステムを作っていた。


「良い音楽を良い音質で・・・」と求めて来たが、初めは「音の違い」だけで「何が?良い音質か?」も漠然としていた。あちこち試聴にも出かけては「溜息」の日々が続いた。やはり「高額」で「大きなスピーカー」には原理的に一歩抜きんでて居る部分がある。それは「実在感」や「スケール感」、「空気感」等である。ブックシェルフサイズのSPでは出せない世界が有ると痛感した。


現在は、ブックシェルフサイズのSPの位置付けも決まり、その中での「音質」も理解できる様になった。後は「何処で妥協する」かだ。サイズで出ないモノを如何に補い、如何に諦めるかだと思う。出来るだけ高い位置でそれを実現したいと思う。

メインシステムで培った技術をスケールダウンしてサブシステムに継ぎこんでいる。デカいシステムでは出来ても、小さなシステムでは出来ない事も有る。そのまた逆もしかり。それぞれの利点をうまく使って「音質優先」で使っていきたい。だから、どんな機器を使うかではなく、どんなサウンドを出させるかが自分にとっての興味津々な所。

寒くなると古いコンデンサーが動かなくなる

2022年12月21日 | バイクツーリング

自宅のメインシステムは整備しているのでトラブルはないが、長く使っている機器では、特に電源部のコンデンサーが弱って来ている。


ケンウッドのMD機の中段のDM-9090は、電源を入れても直ぐには動かない。20分程経ってから動き出す。下段のDM-9090も同一症状が出たので、電源部のコンデンサーを昨年交換した。交換後は問題なく直ぐに動作する。


音楽部屋のサブシステムで使っているCDP-D500の電源部のコンデンサーが弱って来ている。電源SWをONにしても表示すらしなくなって来た。製造されてから20~30年も経つと、コンデンサーの容量ヌケが出て来る。寒くなると特に分かりやすくなる。(夏場は平気で正常動作する)来年はこの様な不具合機を修理する年になりそうだ。何台転がっているのだろうか?きちんと整備して使うのが私の嗜好。

自宅2階のシステムで何を聴いているか?

2022年12月17日 | ピュアオーディオ

自宅2階のシステム(JBL D208システム)も、残すはSPケーブルの交換のみ。現在SPケーブルはベルデンの#9497を使っているが、このSPケーブルの限界は低い。電源ケーブル・ラインケーブル・アンプ内配線・SP内配線は当方自作の「ゴールドスターシリーズ」(No2グレード)で統一している。明らかにベルデン#9497の能力では太刀打ちできない。

ベルデンの#9497は非常にカチッとした質感で、良く出来たケーブルであるが、メリハリが強すぎるところがある。それに情報の量に対応できていない。伝送容量不足である。

現在のサウンドは「最低ライン(ベルデン#9497)に引っ張られたサウンド」で、個人的には受け入れがたいサウンドである。この状態で、ジェットストリームの軽音楽やブルックナーやマーラーを楽しんでいる。それも深夜12時頃聴いている。部屋の中は音でいっぱいであるが、外に出るとかすかになっている程度で隣家に迷惑をかける心配はない。これはトレールの性能に負う処が大きい。

ピラミッドTW47ツイーターを再接続

2022年12月12日 | ピュアオーディオ

サトリのパワーアンプに変えてから、TW47ツイーターを付けると「高域に引きずられる」様なバランスになったので、一時接続を止めておりました。サトリのパワーアンプも馴染んだ頃なので、再度TW47ツイーターを接続して見ました。不思議な事に音のバンスに違和感はなく、音数が増えて、ピーキーさが無くなって来ました。


これで安心して追加のツイーターが使えます。TW47を追加したサウンドは音数が極端に増えて、「メインシステム並み」のサウンドになりました。来年にはフィリップスのツイーターも使って見たいと思います。


自宅2階のシステムは快調です

2022年12月08日 | ピュアオーディオ


12月4日にサトリアンプの修理を終えて、毎夜2時間以上鳴らしています。快調ですね。


このシステムの前に布団を敷いて、聴きながら眠るのが日課になっています。従来寝つきが悪く、眠れない日も有りましたが、最近はCD1枚で眠るについている様です。


音質的にはWE101Dppアンプの方が遥かに上ですが、サトリのアンプは発熱が少なく安心して使えます。使い勝手では文句なくサトリアンプが良いです。

「音楽を楽しむ」のが本来のオーディオの目的です。その面から安心して音楽を楽しめるシステムになっています。見かけとは違いかなりの高音質なシステムになっています。

午前中は自宅のメインシステム、午後は音楽部屋のメインシステムとサブシステム、夜は自宅2階のシステムと音楽三昧な毎日で、スローライフを送っています。

フィリップスのツイーターを入手

2022年12月06日 | ピュアオーディオ

自宅2階のD208システムのツイーターは、当初フィリップスのツイーターを使っていました。艶のある音色で気に入っていましたが、SONYのTA-3140パワーアンプを中古で買って、「音出し確認」をした処、片chのSPを破壊してしまいました。D208はリコーンをして救済しましたが、フィリップスのツイーターは、コストメリットがなく、中古品の出品を待っていました。その為、現在はサンスイオリジナルのSP-70のツイーターを使っています。


漸くフィリップスのツイーターを入手できました。暖かくなってからの交換でよいと思っています。現在のサンスイのツイーターのサウンドを楽しんで、性能を確認してからでも遅くないでしょう。物さえ手元にあればいつでも交換できます。

JBL:LE20をツイーターに使った時の写真。


これが現在使用中のサンスイのツイーター。


こちらが本来完成させたD208システムのツイーター。フィリップスのツイーターを使っていました。この形に復元する予定です。

自宅2階のシステムをサトリアンプでドライブ

2022年12月04日 | ピュアオーディオ

自宅2階のシステムは元々サトリアンプでドライブする予定でしたが、パワーアンプの方が「発振」して使えなかったのです。10年ほど前にも同じようなトラブルが有り「修理」していただきましたが、その後使わずにストックしていました。4月頃からDITTON15用に使いだしたら上記トラブルで使えませんでした。


11月30日に修理に出し、12月3日(昨日)に修理上がりを受け取りに西原村まで行って来ました。故障の内容を聞いてびっくりしました。内部回路のプラスとマイナスが逆に接続されていたとの事・・・・。内部回路まで当方では触らないのに・・・。


一応「音出し確認」とケーブル類の馴染みを取るために、昨夜は徹夜に近い形で鳴らし込みました。非常に快調なサウンドです。


従来のWE101Dppパワーアンプに比べると、「彫の深さ」は劣りますが、低域の弾み感では上回ります。この辺が球と石の違いです。現在追加のTW47のツイーターは接続していません。能率の違いで高域側にバランスが引っ張られますから・・・。

これで安心して眠りながら音楽を楽しめます。貧乏性なのでしょう、高価な球のアンプでは寿命を気にしてSWを切って寝ますが、石のアンプではそのままつけっぱなしでも気になりません。