Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅2階のシステムからジューシーなサウンドが・・・

2024年11月30日 | ピュアオーディオ



自宅2階のシステムをサトリアンプでドライブしています。最近は「音が出なくなる」トラブルもなく正常に使えています。いよいよ「活性化」したのかな?と思えるほどです。サトリのアンプにはLSI or ICが使ってあり、夏場の暑さで熱暴走していたのが、最近急に冬の寒さになって「熱暴走」が止んで来たのかも知れません。それでも、サウンドは完全に「格上」のサウンドに代わって来ました。音の密度が上がって「ジューシー」なサウンドが出ています。これは、メインシステムから出ている「質感」です。



ケーブル類はNo2グレードをメインに、SPケーブルのみNo1グレードにしています。多分D208やLE8Tには「過剰品質」なケーブルです。折角トラブルもなくなり、音質アップしたのに、現在は1階の元の寝室で寝ています。布団のサイズが違うので致し方ありません。

オーディオの常識とは何だろう?

2024年11月29日 | ピュアオーディオ

18歳からオーディオの趣味に憑かれて、雑誌を穴のあくほど読んで、先達たちの所有している高級な機器に憧れたものである。雑誌も定期的に購入して100冊も読んでくると、25年も経過していた。その間に、消えたメーカーのなんと多い事。1980年前後のオーディオ機器を紹介した雑誌を今も保有しているが、ソース機器の変遷も大きな変化だ。


オーディオ雑誌を沢山読んで来て思うのは、「オーディオの常識とは何だろう?」と云う事。「音質アップ」の為に機器の入れ替えやケーブル材の入れ替え等をして来たが、科学的な見地から追及されたものが少ない。
仕事上(大手電子部品のメーカー)で「改善」は「4M」で考える事を学んで来た。「音質改善」も即ち「4M」で考える様にして対策を考えて来た。材料が変われば「別物」になる。「方法が変わっても別物」になる。「作る人」が変わればさらに大きく変化する。「機器」も使い方や性能の出し方が違えば、また別のモノクラスに変化する。特に「基礎的項目」に着眼して、「半田材」や「ケーブル材」の「伝送ロス」に着目して、色々なメーカーの部材を試してきた。その結果は「機器の交換」よりも激しい音質変化をすると云う事だった。
電力会社も発電所からユーザー宅に送電する時に発生する「伝送ロス」に注意を払って、複雑な送電線を考案しており、それもまだ最良の物にしようと奮闘している最中だ。そう云う最先端のケーブル技術をオーディオに取り入れたらどうなるであろうかとも思う。

中・高音のSPユニットを複数化すると・・・聴きやすくなる

2024年11月28日 | ピュアオーディオ

私のメインシステムでは、中・高音のSPユニットを複数にして鳴らしています。中域のJBL LE375+グレートハイルドライバーを組み合わせ、高域にはLE85+#2405+DECCAリボン+ビクターリボンの4種を組み合わせ、それぞれパラレル接続して鳴らしています。何故そうしているか?と云うと「分圧」して「飛んでくる音」を柔らかくしています。


配線類は最高級グレードで統一しています。接続部は出来るだけ「鉛レス半田」で直接コンタクトさせています。プラグ・ソケット類の「伝送ロス」を極小化させています。LE375とグレートハイルドライバーの組み合わせは、特に「分圧」の為です。なかなか中域(LE375)と組み合わせるドライバーがなくて苦心しました。音色的なプラス要素は殆どありませんが、#375+HL88(ハチの巣ホーン)のダイレクトに飛んでくる音を見事に横方向へ拡散してくれます。このおかげでニアフィールドで大音量再生してもピーキーな音はありません。


ツイーターには4種のSPユニットを使っています。ホーン型だけだと「ホーン型」だけの音しか出てきません。ここにリボン型を加えて味をつけています。DECCAのリボンツイーターはしっとりとした音色で、特にチェロやボーカルの表情に色を付けてくれます。心地よい音色だと飽きません。

雨の日はのんびりオリンパスシステムで音楽を聴いています。

2024年11月27日 | ピュアオーディオ

雨が降って外で運動が出来ない日は、のんびりとオリンパスシステムで音楽を楽しんでいます。主にNHK-FM「クラシックの庭」を聴いています。


FM放送も2000年以降は非常に音質が上がって、CDと遜色ない音質です。CDは選択しないと掛けれませんが、FM放送はメニュー通りの音楽が流れてきます。ただFM放送の難点は「録音時代」が大幅に広い点です。1950年代の名演奏がかかったかと思うと2020年頃の最新録音がかかります。70年物録音時代の差があると、音質が大きく違います。過去の名盤も良いが、最新の新進気鋭の演奏家と最新録音の組み合わせが、私の機器には似合います。「音数」が多い装置では最新録音が素晴らしく良くなります。

サトリのアンプも大分使える様になって来た

2024年11月26日 | ピュアオーディオ


雨が降る日の前は、「真夜中コンサート」を時々します。昨夜も自宅2階のシステムで、サトリのアンプを使って鳴らしました。いい塩梅で鳴ってくれました。3時間連続で「音の出ないトラブル」もなく、ピーキーさも無く鳴ってくれました。


「音が出なくなる」トラブルさえなければ、音楽を楽しむのに不足はありません。しばらくはこの調子で使って「馴染ませ」(活性化)させようと思います。

サトリのアンプをまた使いだした

2024年11月25日 | ピュアオーディオ

眠らせていたサトリのアンプをまた使いだした。本当は「修理」して使いたかったが、「活性化の途中」と云う事もあり、辛抱強く鳴らして見ようと考えました。現在は「お休みセット」としての使い方ではなく、1~2時間鳴らして様子見をしています。寝室を元の1階に戻して寝ています。


アンプの設置場所は、元の位置です。両chから正常に音だ出ている時は、非常に安心できる音質で、「もうこれでいいや・・・」と思うサウンドを出してくれます。

いつでもアキュフェーズC-200Lと自作管球パワーアンプも使えます。SP-LE8Tスピーカーは眠らせています。SPケーブルやラインケーブルも確保しているので、2セット鳴らす事も出来ます。まだ接続はしていません。

C-200Lと自作管球パワーアンプの組み合わせのサウンドは、まだC+200Lが活性化していないので、音数は多いがピーキーさも併せ持っています。

最近はショスタコービッチの曲をよく聴く

2024年11月24日 | ピュアオーディオ

音楽部屋のメインシステムで午後は毎日音楽会。最近はショスタコービッチの楽曲が多くなっている。有名処では「交響曲第5番 革命」が有名ですが、彼の音楽は多岐に渡る。


彼の楽曲の中にクラシック音楽と映画音楽の中間みたいな楽曲があって、バレエ組曲「ボルト」Op27aや「タヒチ・トロット」(二人でお茶を)等がある。「二人でお茶を」はまさに映画音楽に使われている。


他にも「JAZZ組曲第1番」や「JAZZ組曲第2番」(中でもセカンドワルツが有名)も一般のクラシックと違って「モダン」と感じる。個人的には「セカンドワルツ」は名曲だと思うが、ファーストワルツもなかなかの味わいがある。しばらくはJAZZ組曲を楽しんでみたい。

ステレオの基礎は1950年前後に出来上がっていたと思います

2024年11月23日 | ピュアオーディオ

JBLのオリンパス(C50箱)システムは1950年代後半には出来上がっていました。


D208や175DLHはさらに古く、1950年前後には完成していたと思います。


D130も1950年代には完成しています。コーン型のウーハーやフルレンジユニットユニットの完成は1950年代だと思います。それまでは、技術者が「良いものを作ろう」と必死で挑戦していた時代だと思います。しかし、一旦完成し、市場に受け入れられると、インフレ対策も有り「コストダウン」が命題になってきます。古いユニットをシリアルNo毎に聴き比べをしていくと、「古い物程、品位が高く、高音質」である事を確認して来ました。



唯一、ツイーターは最新型の方が性能が高い・・・と感じています。全て「最新型=コストダウン」とは思わないけれど、音全体の70%以上を出す「ウーハー」のコストダウンを知ると、最新のウーハーを使ったスピーカーには食指が動かない。これ見よがしにオーディオショップで数千万のシステムを鳴らして、「どうだ!!このサウンドは・・・」等と粋がっているご仁を見ると、モノの本質が見えていないような気がする。

なかなか腰が上がらない

2024年11月22日 | ピュアオーディオ

不用品の山があるのになかなか腰が上がらない。60歳頃は直ぐに動いていたが、最近は動くのが億劫になって来た。年の性かな?
本当に聴きたいシステムだけを残して、予備や不要な機器をすべて処分しようと考えてはいるが、なかなかその気になれないでいる。
最近の寒暖差の激しい気温差に振り回されている。その日の衣服や寝具の調整に気を使い、運動量に気を使い、食事に気を使い・・・と、「音楽聴いている」時ぐらいは何もかも忘れて浸りたい・・・と。

冬場はいくらか良心が楽になる

2024年11月21日 | ピュアオーディオ

今日も元気に音楽部屋で音楽を楽しんでいます。夏場はクーラーを入れて、熱源のアンプ類を使っていますが、冬場はアンプ類の熱がヒーター代わりになるので、幾分か心が楽になります。


ただ、冬場は気温が低いのでコンデンサー類の活性が落ちます。古い機器の「コンデンサー」の劣化が目立つようになります。この10年来MD機器を沢山購入して見ましたが、電源部のコンデンサーの劣化が激しく、夏場動作していても、冬場になると「読み込み不良」で使えなくなります。そんな不具合の機器が増えて来ました。