Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

昨日は久しぶりにCDでJAZZ三昧

2017年09月30日 | ピュアオーディオ
この所、FMをエアーチェックしたMDばかりを聴いていました。メインシステムだけでもMDを3台も接続していますので、機台を替えて「お守り」に明け暮れていました。他の時間帯は「録音」をしているのでFM放送を聴いている事になります。

久しぶりにメインのCDラインでJAZZを一日中楽しんでみました。演奏家は、デイブ・ブルーベック、オスカー・ピーターソントリオ、レイ・ブラウントリオ。全てテラーク盤で録音の良いモノだけです。

スローバラード系の曲が好きなので、リクライニングシートに座って、コーヒーとおつまみを食べながらゆっくりと楽しみました。CDラインはやはり安心感が違いますね。MDでは「録音したモノの検聴」見たいな所が有って、「音飛び」が無いか?等イマイチリラックスして聴く事が出来ません。

10年かけて作り上げたCDラインの音には、にわか作りのMDラインでは勝てません。ハイレゾでもないCDラインにハイレゾのMDラインが全く歯が立ちません。基本的な部分のグレードが違いますので致し方ない事だと思っています。

音の統一性

2017年09月29日 | ピュアオーディオ
オーディオ機器を組む時自分が気を付けている処が有ります。それは「音の統一性」を図る事。SP箱内配線が低域と中・高域で違う?何て事は絶対に論外。当然SPケーブルも統一して全く同じ仕様のモノを使います。マルチアンプシステムだから、低域用・中域用・高域用・超高域用と使い分けなどしません。すべて同じケーブル・仕様で統一して使います。

ステレオのサウンドは「何処か?何か?」変われば音が変わります。変わった音が音が好きならそれでも構いません。所詮は「自分が満足」出来れば良い事です。しかし、「客観的な音」の観点から行けば「外れた」(アウトロー)の音になるでしょう。

全てを統一する事などは初めから出来ません。ステレオのシステムの構造上、「機器の作り」(構造・回路・材質・人)が変わりますので、やむを得ない所だと思います。しかし、ケーブル類は「統一」する事が出来ます。システムの音の半分は「ケーブル」類で決まります。特にSPユニットに近い部分はSPの性能さえも左右して来ます。当然、音色や質感、音のキレ・ヌケ・ノビも変わって来ます。

電源系統も似た様な所が有ります。こちらも「ケーブル類」に依存する処が大きい部分です。だから、私の場合「全てのヒューズ」を出来るだけ揃えて使いたいと思っているし、最低のグレードラインと云うものを「オーディオグレードヒューズ」にしています。

「家」について考える

2017年09月28日 | ピュアオーディオ
田舎では「空き家」が増えています。自分達も子育てを終えて夫婦二人になっています。自宅は30歳の時に建てたモノですが、夫婦二人が隣近所と仲良く暮らしていく分には何も過不足は有りません。既に30年暮らしていますから慣れています。

オーディオが趣味なので、「空き家」になった家内の実家で「音楽三昧」が出来る状況で5年間過ごして来ました。オリンパスシステムは現在7.5畳の部屋で鳴らしていますが、大音量では部屋が振動してしまい全ての性能が出せませんが、「大音量」を出せる環境には有ります。隣近所をあまり意識せず結構な音量まで出せます。敷地100坪で建屋が20坪位の平屋です。テラスが非常に広くて、家の周りを雨の日に回っても濡れない様な作りになっています。庭には500Kgぐらいの石材が15個ほど有り、「枯山水」の庭が作れるようになっています。近くには150坪の畑も有り、無農薬・有機野菜を自家用に栽培しています。

オリンパス専用の部屋に作り替える事も可能です。現在狭い一部屋の中に押し込んでいますが、その部屋を「洋間」に作り替えて、お座敷の方と一つの部屋にすれば、20畳近い空間に出来ます。今までは2年後までにその様にしようと考えていました。このままでも自分にとっては「贅沢」過ぎる状況だと思っています。

この度もう一軒「家」を入手する様な予定になりました。市街地に有ります。又オーディオ機器の引っ越しをしなければならない事が「苦痛」です。荷物の運送はすべて自分でやりたいと思っています。時間はたっぷりありますので・・・。オーディオ機器は真空管を含め繊細な処が有ります。引っ越し屋さんを頼んでも良いのですが、後のトラブルを考えるとやはり機器を判っている自分が運んだ方が良さそうだと思います。小物が多いので自家用車で半年かけて運べばよいと思っています。オリンパスシステムも分解して一人で運べる様にします。低域の箱だけは一人では持てませんので、事務所をやっていた時の相棒を呼んで1時間程で終わるでしょう。家具等もその家には揃っていますので、何も買い足す必要は有りません。

無理して引っ越ししなくても良いのでは?とも思います。新しく入手する家を時々お守りに行けばよい訳で、必要になった時に使える様にすれば良いだけです。まだ娘も2年ほど帰って来ませんので、早急に自宅が居る訳でも有りません。市街地なので隣近所に人が沢山住んでいます。大きな音を出せば「騒音」と捉える方もいます。隣家との距離は十分ありますが、その辺も考慮に入れて、オーディオ機器の引っ越しは考えて置かなければなりません。しばらくはサブシステムを運んで様子を見るのが良いと考えています。

FM放送を録音したのは良いけれど・・・

2017年09月27日 | ピュアオーディオ
デジタルFMチューナーとMD機を入手して以来、FM放送を録音して来ました。この2年程で約500枚を越えました。現在も進行中なので更に増えて行く事になるだろうと思います。

しかし、「録音済」のMDは録音だけした状態で、大部分はそのまま眠ってしまっています。ライブラリーを揃えることは出来ても「活用」しない事には「本末転倒」となります。

FM放送を録音する様になって、聴く音楽の種類や演奏家等「知識」の幅が広がって、今まで知らなかった作曲者や演奏家、アレンジした曲等を知りました。

CDを購入する場合は、知っている曲に限定され、演奏家も知っている範囲内に収まります。それらがFM放送では極端に幅が広がります。それらを録音して聴き返す中で「隠れた名曲・名演奏」に巡り合う事も有ります。それもオーディオ趣味の恩恵かも知れません。

FM放送も最近は随分と新しい録音をかけるようになって来ました。2年前とは雲泥の差です。時代の流れなのかな?ヨーロッパの音楽祭の「生録」の録音なども当たりはずれは有りますが、中々優れた録音も有り、「秘蔵盤」を作ることも出来ます。しばらくは、2年前に録音したMDを聴き返す余裕も欲しいと思っています。

「星野村 お茶の文化館」へ行ってきました

2017年09月26日 | バイクツーリング
昨日午後、久しぶりにバイクで隣の八女市星野村の「池の山公園」まで「すすり茶」を飲みに一人で行きました。バイクのバッテリー対策です。





1~3枚目が山の上に池が有るので「池の山」と云います。キャンプ場など整備されています。近くでは飲食も出来ます。




4~5枚目が「すすり茶」です。蓋をしたまま少し蓋をずらして飲みます。この1杯目の玉露の豊潤な香りと甘み・うま味が極上です。口の中の何とも言えない味わいが幸せ感を作ってくれます。4枚目は中に入っている「玉露葉」です。この様に少しだけぬるま湯を入れて飲みます。何杯でも作れますが、適当な処で「お酢」を入れて、最後は茶葉ごと食べてしまいます。




6~7枚目が「お茶の文化館」内からの遠望です。

新しい家の下見に行って来た

2017年09月25日 | ピュアオーディオ
現在の「音楽部屋」は狭い「私道」で繋がった「袋地」に有る。義父母が愛着(大変な汗を流して建てた)を持っていた家なので、出来るだけ守ってやりたいと思って、庭の手入れを始めとした「家のお守り」をやって来ました。義母が無くなる前の現況をほぼ維持しています。義母が無くなって5年、7回忌まではこの家でしてやりたいと思っている。

しかし細い私道の付いた袋地では、資産価値は殆ど有りません。この様な土地にしがみつく事は最初から考えてなく、地震等の災害時の一時避難場所ぐらいにしかならないと思っていました。次に現在の自宅よりもっと広い土地を買って、もう少し大きな家を建てる予定を持っていました。ただ3軒も「家のお守り」をするのは、維持費の上でも、労力的にも厳しくなるので、もう少し先に息子に残してやれる家を作る予定でした。

ただ「ご縁」と云うものも有ります。いざ場所を探すとなかなか良い物件がないし、候補は出ても「たすきに長し帯に短し」で100%満足は有りません。今回ご縁が有って、親戚に空き家が出ていまして、当方に使ってくれないかと連絡が有り、下見に行ってきました。義父母が健在な居りに連れられて私も何度か訪ねた家なので一長一短は判っています。古い家ですが、最近リホームされて非常に小綺麗な部屋になっています。敷地約200坪、6m市道横、建坪40坪(6LDK)程の家です。

内部を見て、オリンパスシステムを安心して置け・使えるスペースが有るので、使わせていただく事にしました。所有者の叔父さん曰く「使ってくれるなら○○であげるよ」とおっしゃいますが、○○と云う訳には行きません。後日交渉をして価格を決めたいと思っています。直系血縁で当地に残っているのが私の家族だけですのでお声がかかったのだと思います。(実は以前から何度もお声がかかっていたのですが、音楽部屋のお守りが有るので断っていました)改めて、つい先日、また直接お電話をいただきましたので、確認の為に見に行き家内とも相談して使う事を決心しました。叔父さんも福岡から片道2時間かけて「家のお守り」に1回/週で通われていました。年齢も80歳くらいになり体力的にかなりキツクなっておられるのだろうと思います。

費用的なモノは、現在の音楽部屋にかけている金額に少し足してやれば維持できそうです。音楽部屋は法律的にチョッと問題の有る部分が有り、現在は時間待ちの状況。こちらは障害が無くなれば貸家にするか売却を考えている。

KENWOOD DM-9090 ヒューズ交換後

2017年09月24日 | ピュアオーディオ


昨日入荷したフルテックのオーディオグレードヒューズ 20mm2A。早速3台ともに交換を完了しました。蓋を開けて電源部の基板の裏に有るヒューズを交換しました。



元の位置にセッティングを戻して、ケーブル類やパーツを接続して行きます。3台の交換時間は約30分くらい。

早速1台づつ交換後のサウンドを確認しました。音を出す事で接続が問題ないかを確認します。良く配線間違いが出ますので必ず確認しておきます。特に接続異常もなくスンナリと完了しました。

サウンド自体は、交換直後なのでそう重要では有りませんが、期待していた方向のサウンドに変化しつつ有る事は確認できました。音数の増加、雰囲気音が豊か(表現力の増加)になっています。本当の実力は私の使用頻度の場合、約3ヶ月くらいかかるだろうと予想しています。

昨夜はI氏邸で定例オフ会でした。夜中の0:30までやっていました。

KENWOOD DM-9090用ヒューズが来た

2017年09月23日 | ピュアオーディオ
先週発注していたKENWOOD DM-9090用「フルテック:オーディオグレードヒューズ」が来た。このヒューズも生産停止になって5年近くになるので、在庫が残っているかいつも気にしている。幸いにも必要個数を確保した。



今日は予定が詰まっているので交換は今日の夕方になりそうだ。



まずはメインシステムに使っているこちらの2台のヒューズを交換します。後日試聴した結果を記します。一般の「ガラス管ヒューズ」はホームセンターで¥50で手に入ります。フルテックのヒューズは約¥4000ですので約80倍もします。更に欲を言えばFXヒューズ(¥75000/個)にすれば更に良くなるのは判っていますが、こちらは1500倍になります。

自分が使う機器にはサブシステムも含めて最低「フルテックヒューズ」を使う様にしています。ヒューズのグレードを上げる効果は、一言で言うなら「質感のアップ」です。音数の増加やエネルギー感の増加、見通しの良さ等が出て来ます。メインシステムでは「電源ケーブル」を全て「最高級グレード」にしていますので、その電源ケーブルの効果を得る為にも必要不可欠です。

スーナーケーブルの特徴

2017年09月22日 | ピュアオーディオ
ステレオにおけるケーブルの重要性を認識している。そのきっかけとなったのが「ブラックスーナー」(φ11㎜)のRCAケーブルだった。

最初CDP~プリアンプ間に接続し、最初の音出しで「分解能」(解像度)に優れ、音数が一気に増えた。質感も非常にきめが細かくさわやかな質感であった。それまで使っていたベルデン#8412RCAケーブルとは雲泥の差であった。もう今から12年近く前のお話。

他のメーカーのケーブルも色々試して見たが、分解能・音数・質感や音のキレ・ヌケ・ノビを感じれるのはスーナーケーブルが一番良かった。

色々な種類のスーナーケーブルを取り寄せ、オーディオケーブルに出来るものを探して試聴した限りでは、スーナーケーブルには非常に好ましい特徴が有る。どのケーブルにも共通したスーナーケーブルの質感が有る。

1)質感に癖が無い・・・爽やかさや艶やかさが出る。
2)他社品にはない独特の音のキレ・ノビ・ヌケが有る・・・非常に重要
3)非常に繊細(分解能が高い)でありながらエネルギー感(力感)が強い。
4)音圧がアップする・・・一般のケーブルより同じボリュームで大きな音になる。
5)ハイスピードなサウンドになる・・・音数の増加
6)音楽との相性が非常に良い・・・豊かな表現力

と、オーディオケーブルの「音質」としては非常に好ましいサウンドが出て来る。

他方、欠点も有る。
1)ケーブルに硬く太いモノが多い・・・取り回し性が悪い
2)オーディオケーブルに仕立てるのに一工夫居る(サイズ・硬さ)
3)加工の難しさ・・・同軸ケーブルでもメッシュが2~3枚入っている。

まず大メーカーがケーブルを加工して「大量生産」出来る様には思えない。ハンドメイドで丁寧に仕上げてこそ良いケーブルになるだろう。

ケーブル材の注文は基本的には100m単位。結構な額になるので投資効率は良くない。しかし、型番を限定して「自作ケーブル」で揃える様になれば、市販の高価格ケーブルよりはるかに安く、良いサウンドを手に入れられる。

輸入代理店に注文してから入荷するまでの納期は、在庫が有れば1週間以内、スイスにオーダーするようになれば1~6か月(在庫状況で変わる)。注文してから工場で生産する場合は半年かかる。

最近は録音も楽になった

2017年09月21日 | ピュアオーディオ
FMのエアーチェックを続けている。既に500枚を超えている。今回更にMDディスクを追加して購入した。現在のメインソースはFMをMDで録音したモノになって来た。



KENWOOD DM-9090も3台体制にして、録音も非常に楽になった。3台目が正常な動作をしてくれるからだ。中古のMD機には苦労させられた。DENON・SONY・TASCAMの局用MD機ばかり追っかけていたのがバカバカしく思えて来た。再生は出来ても録音は出来ないモノや、液晶表示が突然パンクしたり、使っている内に暑くなって「読み込み不良」になったりと散々な目にあった。

中古品で「動作確認」していないモノは要注意だ。買ってはいけない。売る側も業者が多くて「確信犯」的な要素が多分にある。これから先はサブシステムの「アンプ」を考えているが当然中古品になる。良く確認して少し高くても「良いモノ」と出会いたい。