Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

この秋の音質改善の為に手配した事

2017年07月31日 | ピュアオーディオ
昨日はホットガンを購入する手配を書きましたが、ホットガンを注文翌日の今日入手しました。今回手配したモノを列記して見ます。

1)IECインレットソケット4個・・・在庫を3個持っていますので計7個になりました。
2)ホットガン・・・入手済
3)ドリル・・・1台手配済・・・今週中には入手の予定(予備機を1台準備)
4)ワイヤーストリッパー2台手配・・・今週中には入手予定(既に2台ゼストロイヤーに破壊されまして・・・)
以上4種類の工具類とパーツを手配または入手済です。

他の材料・・・例えばケーブル材・樹脂封止用樹脂、熱収縮チューブ10種、SP端子類、RCA端子・XLR端子類等他は在庫で十分持っています。

道具と環境させ揃えば色々な事が出来ます。その他の工具類やパーツ類も十分保有しています。ストックの材料等は潤沢に持っています。これで必要な工具が揃ったので、時間と環境が整えばすぐに行動に移せます。

ホットエアガンを新調

2017年07月30日 | ピュアオーディオ
この秋に直出し電源ケーブル機器のインレット化とケーブルを作る予定です。その為のパーツ(IECソケット)を購入や、ドリルとエアホットガンを手配しています。



今まで使っていたエアホットガンはリョービの「HAG-1550」を使っていました。10年ほど前に2セット購入し、1セットを常時使っていました。こちらは今、息子宅に有ります。そこで予備の「HAG-1550」を取り出して使おうと思って確認したら、温度が既定の高さまで上がりません。修理依頼をした所見積「¥5600」との事で、あまりの修理代の高さにビックリ。



仕方がないので同じリョービのHAG-1551と言うチョッと新しい型番を発注しました。このエアホットガンは熱収縮チューブを締めるのに使います。間に合わせで「ライター」で炙ってやっていましたが、煤の黒色がついて見てくれが良くありません。

他に、RCAケーブルの半田付け部の保護や配線材の固定の為に「樹脂封止」をするのに使います。RCAケーブルを自作する場合、半田付けしたそのままだと、硬いケーブル材では「半田剥がれ」(断線)が発生します。これを阻止する為には、RCAソケット内に樹脂を封止して固体化させます。振動に対して強くなりますので「音質」的にも良い効果が出ます。

連日、最低気温が28℃前後で、35℃以上の猛暑日が続いています。こんな日は何も出来ませんが、チョッと涼しくなれば機器のインレット化など直ぐに出来ます。後はドリルを入手すれば何とかなります。


どうして「直出し電源ケーブル」を嫌うのか?その理由

2017年07月29日 | ピュアオーディオ
私は「直出し電源ケーブル」を非常に嫌う。何故なら機器の潜在能力を固定化してしまうからだ。その一つの例として「ノイズ」(SN比)が有る。特にフォノの場合それが非常に目立つ。

以前、マッキントッシュのC29+MC2500のラインで#4343を鳴らしていた時が長かった。その当時はメインにアナログプレーヤーを使っていた。CDラインも併用していたが、CDラインでは気にならないノイズがアナログラインでは出て来る。

その後、ケーブルを自作する様になり、電源ケーブルも自分で作成できるようになった。その結果、「電源ケーブル」のグレードで機器の性能が変わる事に気づいた。試しにC29やMC2500にも自作の電源ケーブルを使える様に「インレット化」して鳴らして見た処「ノイズ」が消えた。他のアンプ(アキュフェーズM-100)でも確かめたがノイズが消えた。・・・電源ケーブルがノイズを拾っていたと推測された。

M-100のインレット化(電源ケーブル)でアンプの性能さえも変わる事を確認した。この経験から今では自作の電源ケーブルが使えない機器は購入しない様にしている。しかし、どうしても古い機器の場合は「直出し電源ケーブル」が付いている。こう云う時は自分でインレット化して使う様にしている。

アナログプレーヤーのフォノは非常にノイズを拾い易いが、フォノケーブルのアースの取り方に問題が多い場合が有る。一般的にフォノケーブルには同軸線が使われる事が多いが、外側のメッシュ部のアースを取っていない場合が有る。トーンアームやターンテーブルのアースと共に、フォノケーブルのメッシュ線も一緒にアースすべきである。

つくづく嫌になる時も有る

2017年07月28日 | ピュアオーディオ


サブシステムを午前中鳴らして、午後からメインの「オリンパスシステム」を聴くと、つくづくサブシステムが嫌になる時が在る。まるで表現力が違う。どんなにサブシステムが良く鳴ってくれてもこの差は埋まらない。



無理やり6畳間に押し込んで鳴らしているからと、半ば諦めににも似た思いで鳴らしているが、10年かけて作り上げたシステムはそれなりの威力が有る。表現力がまるで違う。ユニットにも組合せにも拘り、オンリーワンで仕上げたサウンドは愛着が違う。一般の方のシステムぐらいのサウンドはこの状態でも簡単に出て来る。真ん中に背の高いラックも何の苑で有る。

そろそろ本格的にこのシステムを鳴らす事を優先させていきたいと思うこの頃である。最後はこの1セットになるだろう。他は手放しても惜しいとは思わなくなって来た。その為には部屋の環境を整備していく必要が有る。アンプやソース機器類を入れるラック類もまだ別の部屋で保管をしている。こちらも結構場所取りをする。

増設機器の「音質グレード」の維持には・・・

2017年07月27日 | ピュアオーディオ
増設した機器の中には「直出し電源ケーブル」の機器も有る。ケンウッドのMD機(2台)、チューナー等民生用の機器で1990年以前の製造品は殆どの種類で「直出し電源ケーブル」になっている。この頃はまだ「電源ケーブル」の重要性が判っていなかった。

古い機器を使う時に私は必ず電源ケーブルを「インレット式」に交換している。良い電源ケーブルを使えば、その機器のもつ「潜在能力」を引き出して使えるからだ。1990年以前のアンプ等の機器は安価に中古で手に入る。それの電源ケーブルだけをインレット化して使えば、今まで知られていなかった性能で使う事になる。

現在、今秋に予定している機器への電源対策の手配を終わりつつある。工具・パーツ・材料等を揃えている。ケンウッドのMD機は動作が非常に快調になって来た。使ってやる事で正常化して来た様だ。現時点で既に最高級電源ケーブルを使って録音しているMD-801Rの音質とケンウッドのMD-9090との音質比較をすれば、ビット数ではMD-9090が上なのに、音全体のグレードが全くMD-801Rに歯が立たない。ひとえに「電源ケーブル」のグレードの差がそのまま録音物にも表れている。

ケンウッドのMD機も電源をインレット化して最高級電源ケーブルを使えば、MD-801Rより更に上の音質になりそうだと思う。もちろんラインケーブルのグレードも合わせての事だ。

久しぶりの電源インレット化の工事なので、作業手順や注意ポイント等を事前におさらいしてみる。極性を合わせる事や何処まで内部配線も交換するか?等細かい事も有る。実際にやって見て(機器に合わせた工事になるのでカット&トライになる)体で覚える様にする。その次はまだ未入手だがアンプ類を考えている。

次の準備は・・・

2017年07月26日 | ピュアオーディオ
現在は気温が高くて何もする気にはならないが、秋に少し涼しくなってからやりたい事の準備をして置く。その為に必要な工具とパーツを揃えておかなければならない。

一通りの工具類や特殊工具は揃えているが、息子宅に持って行かれたものも有るし、予備でストックしていた電動工具が壊れていたり・・・と、いざ使いたい時に身近にないと困るので、修理に出したり、買い求めたりして「秋の工事」の準備をしている。もっと早く入手していれば春にもできた内容です。

次回準備している項目は、①直出し電源ケーブル機器をインレット化(3~4台予定) ②ケーブル類の作成(SPケーブル、XLR・RCA・電源ケーブル他) ③SP内配線交換

ただ作るだけなら直ぐにも出来るが、自分の望むグレードで作るにはそれなりにパーツや材料・工具が要る。

暑い!暑い!!暑い!!!

2017年07月25日 | ピュアオーディオ
朝7時の時点で室温は30℃。最低気温が28℃以上の状態が3日以上続いている。最高気温も35℃と猛暑日の様相。毎年やって来る本格的な夏にはオーディオは苦労する。アンプ類の発熱で更に室温が上がって来る。クーラーなしではやってられない。

ただTVを見ると全国のあちこちで、大雨の浸水被害に見舞われている。この暑い時期に大変な災害に見舞われたと思う。自分の住む身近な処でも500年に一度の大雨に見舞われて、現在は後片付けが大変な状況だ。5年前の100年に一度の大雨は体験している。とんでもなく長い時間雨が降り続いた。「こんなに降ると山が持たないが・・・」と家族で話していた。

単純に、こんなに暑いとオーディオで音楽を楽しむ気分に離れない。しばらく「音楽無し」の生活をして、音楽に飢える様になるまで待とうと思う。

自宅システムを詰めたいが・・・

2017年07月24日 | ピュアオーディオ
自宅システムを復活させようと毎日最低1時間は聴く様にしている。現在の所、アンプ1台で稼働し最良の音質になる様にツィーター類の組み合わせを色々変えて試している。



基本形はウーハー;D130、スコーカー:#375の2点は動かせない。ネットワークもN500で固定。



昨日までは、D130+#375+ハイルドライバー+DECCAリボンの組み合わせで聴いていた。これはこれで弦楽器の再現など非常に好ましく思えるのだが、ピアノの「キレ味」、「響き」の点で物足りない。



それで本日ツィーターを変えて見た。D130+#375(N500)までは一緒。ネットワーク#3105を使いDLH175+#2405+ビクターリボンの組み合わせに交替させた。こちらの方が「音のキレ」が上がり好みのサウンドに近い。やはり「芯」になるユニットはJBLのユニットになる。#375単体使用だと音がすっ飛んでくるのが常だが、非常に穏やかな鳴り方をしてくれる。こちらの3ウェイ方式を基本として、すべてのユニットが使える様に考えてみたい。

#4311のウーハー180度回転

2017年07月23日 | ピュアオーディオ
昨日、#4311のRch「ビビり対策」でウーハーを180度回転させました。しばらく鳴らしていましたら「ガサガサ音」は完全になくなり、綺麗なサウンドが出る様になりました。



左右でモール線の位置が違う事が判るでしょう。右側は上向き・左側は下向きになっています。ついでにアンプもサトリのミニアンプに交替させました。夏場の暑さ対策で発熱量の少ないアンプを使います。

今回購入した#4311Bは「買い物失敗」例です。中域用の13㎝コーン型スコーカーは2個ともセンタードームにへこみが有ったり、コーン紙を補修して有ったり、おまけにウーハーは片側補修した様な痕跡も・・・。エンクロージャーも片側補修して有るし・・・。サランネットも酷いモノでした。現在は予備のサランネットを持っていたので事なきを得ていますが、一般の方は手を出してはいけない代物ですね。パーツ交換して綺麗にして行こうと思っています。こんな時は「急がず・焦らず」に時間をかけてパーツを探していきます。時間と別途費用が発生します。

梅雨明けしたら・・・

2017年07月22日 | ピュアオーディオ


7月20日に梅雨明けしたのは良いが、その後は「猛暑」(35℃以上)の日が続いています。おまけに湿度も高くムシムシして不快指数が非常に高い。部屋の中にいても昨日は35℃。音楽を聴くにはクーラーを入れないと聴いていられない。



朝6時半頃の東方向の写真だが、水蒸気が多くて見通しも悪い。セミだけが朝っぱらから激しく鳴いている。

こんな日はオーディオはお休みにしたい。朝からサブシステムをBGM代わりにして、MDで録音したバロック音楽を流している。BGMを聴きながら今日一日分のコーヒーをドリップで入れている。既に今日は9000歩歩いて来た。汗びっしょりだ。短パンに着替え、扇風機を回して凉を取っている。#4311のウーハーを回転させてやりたいが、汗が吹き出しそうなので躊躇っている。こんな暑い日は基本的に何もしない方がトラブらなくて良い。



しかし、「ビビり」が有るのは許容できない。ボイスコイルのタッチが原因で有れば、「芯」が出ていないのだろう。本来は分解メンテで正常化させるべきだが、軽症の場合はウーハーを「回してやる」事で復帰する事も有る。ウーハーは4個のビスで止めて有るので、それらを5㎜ほど緩めて(ネジを外さない)ひっくり返して、自重で落ちるのを待つ。



この様に、四隅に当てモノをしてユニットに触れない様にして、ユニットの自重で剥がれて来る。



上から見るとこの様なスタイルになる。この状態で2時間程置いておけば落ちて来る。急いでウーハーを取ろうとしても、バッフルにくっ付いているので取れない。無理に取ろうとすればバッフルとユニットのフレームに傷がつく。綺麗に作業したいなら待つことも大事です。