今回WE 15Aのライントランスの導入で3つのシステムのサウンドが「激変」しています。たった「ライントランス」一つをよりグレードの高いものに交換しただけです。それだけでどのシステムも「いつまでも聴いていたい」とSWを落とすのがためらわれます。「激変」とはいつも良く聴いている曲が、違った曲の様に聴こえ出す事で、更に「音楽性」が高まる事を指します。
15Aのトランスを使っている「オリンパスシステム」ではその後毎日6時間以上鳴らし続けています。3日経ってそのサウンドも段々と「馴染み」が出て来ています。まだ高域のSPユニットがビックリしているようです。
「何が変わったか?」と云うと
1)サウンドの空気感が変わりました。・・・SN感が更に良くなっています。
2)音数が気持ち悪いぐらいに増えています。・・・シンバルの1枚1枚が判るほど
3)音の艶やかさがまして低音域にも艶を感じます。
4)緊張感の有る演奏ではより緊張感が、しなやかさの有る演奏ではよりしなやかに・・・。
5)より「うるささ」を耳に感じなくなりました。
「オリンパスシステム」は過去に何度も「激変」を経験していますが、まだまだ「激変」の可能性を秘めています。今週にはプリアンプ系統に「100V電源トランス付きタップ」を導入しますので更に「激変」が来るものと思っています。2月中にパワーアンプ系にも導入の予定ですので更に「激変」する事でしょう。やればやるほど「音質」はアップして行きます。
自宅では3B252Bアンプと6L6Gシングルアンプを交代したおかげで「音質ダウン」して興ざめ的に感じていたサウンドが、3B252Bアンプの頃のサウンドグレードに高まっています。こちらも聴き始めると次から次にCDをかけまくってSWを切るのが億劫になってしまいます。おかげで寝不足気味になっています。空気感がまったく変わりましたね。
RCA箱システムも62Aのライントランスにして「音の解放感と伸び・拡がり」が大幅に良くなっています。スカッと抜けてくれるのでこちらもついついSWを落とすのを忘れて聴き続けてしまいます。
本来はどのシステムにも15Aを使いたいのですがそうは易々とは行きません。手に入れる事が大変なのです。第一、市場に出てくる数が有りません。出会いはまさしく「縁」だと思います。