Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

最近よく聴くCD

2020年06月30日 | ピュアオーディオ

サブシステムのTA-2000F+TA3120+JBL#4425のラインでJAZZを聴く頻度が上がっています。寺島靖国氏のプロデュースしたCDを以前良く買っていました。久しぶりに聴き返しています。


2000年以降の録音は安心して聴けますね。CD棚にしまい込んでしばらく聴いていなかったので、新しいサブシステムで聴くと新鮮です。


TA-2000F+TA3120のプリ+パワーアンプの組み合わせは、非常にシャープな質感で、音の粒立ちや音色も良いです。とにかく軽快に鳴ってくれるので、JBL#4425が別のスピーカーになった様なサウンドです。以前のC3+M4のサウンドとは全くの別物の感じに聴こえます。面白いものです。どちらが正解か?と云う問題ではなく、聴く人の好みの問題でしょう。

「最後は1セット」はどうする?

2020年06月29日 | ピュアオーディオ

本来ステレオ装置は1セットで良いはずである。一日の疲れを癒してくれる1セットくらいしか本来維持するのが難しい。最近は「自宅システム」が使える様になって来た。マルチアンプにしてやっと4ヶ月が経った。鳴らし込みの累計時間は600Hrを超えて来た。個人的な活性化率は40%ぐらいだろう。これから更によくなって行く。非常に安定している。


今年の目標は⓵自宅システムのマルチアンプ化 ②オリンパス部屋の洋間化及び拡大 の予定だった。まだオリンパス部屋へと対策は何もしていない。


サブシステムに熱中して(特にSONYの50年前のアンプに熱中)しまっている。現在「お守り」しているシステム数は4セットも有り、他にSPBOXが3セットも余分に有る。眠ったアンプも4台以上有る。「最後は1セット」と云う思いは常に持っているが、あれも聴いて見たい・これも使って見たい・・・的な好奇心がまだ旺盛で物欲も強い。年齢も70歳に近づいて来た。そろそろ身辺整理を奥方から云われ始めている。

JBLのシステムを使ってこられた先輩方達が、最後に選ぶのは「D130」のシステムだと思う。自分も多分そうなると思っている。だから自宅システム作りに一番気を使っている。そろそろ何処かで「足るを知る」境地にならないといけないと思う。

SONY TA-2000プリアンプの作りを楽しむ

2020年06月28日 | ピュアオーディオ


SONY TA-2000プリアンプ(1968年製)フロントパネル。


電源部と基板が整然と並んでいます。


フロントとリアパネル間は「手配線」で半田付けされています。


「新幹線方式」と呼ばれるサーキット化されています。


底面です。テープデッキのゲインコントロールが底面についています。「生録」を意識されています。


リアパネルです。当時の「直出し電源ケーブル」は今見ますととてもショボい配線です。RCAソケット類も「旧式」ですね。


上の写真はリアパネルへ対策をしたTA-2000Fのモノです。同じ様な対策をTA-2000にも施したいと思っています。TA-2000の不具合点はVUメーターの照明が付かない点とリアパネルのRCAソケットとインレット化です。8月くらいまでには終わりたいと考えています。

自宅システムも普通に音楽を楽しめる処まで来た

2020年06月27日 | ピュアオーディオ

自宅システムを「マルチアンプ化」したのは今年の2月25日。あれから4ヶ月が経ちました。最初は「ノイズ」まみれのサウンドでした。おまけに「ふん詰まり」(鼻詰まり)のサウンドでちっとも楽しくありません。当然「ヌケ・キレ・ノビ」が殆ど感じられぬばかりか、低域・中域・高域の音のバランスも作れず、おまけに左右の音量差もあり、不安定で鳴らすのが辛い時期が有りました。それでも毎日5時間TV音声で「鳴らし込み」をして来ました。


途中で高域用アンプの交替やチャンネルデバイダーのリアパネルの強度アップ等の対策を実施してから、システム全体が安定し始めました。安定を始めてから約1ヶ月、ようやく音楽を普通に聴ける状態まで来ました。まだ本来の活性化には程遠いですが、「苦行」の時は過ぎ去った様です。昨夜は久しぶりにオーケストラ版の「ゴールドベルク変奏曲」を楽しみました。もう少し高域が出てくれれば・・・とは思いますが、ヴァイオリンもそこそこ鳴りだしています。これからは「右肩上がり」に音が出て来る様になると思います。これからはCDやレコードをとっかえひっかえしながら楽しめると思います。

音楽部屋のメインシステムの「オリンパスシステム」と殆ど同じユニット構成ですので、SPの存在感が消えつつあります。この2セットのメインシステムを聴くと、サブシステムはどんなに頑張っても及びません。当たり前の事です。

オーディオ機器の選択は難しい

2020年06月26日 | ピュアオーディオ

基本的に2000年以降に製作された機器をメインシステムで使う様にしている。その理由は、「半田」が「鉛レス半田」になっているから。鉛入りと鉛レスでは抵抗成分が一桁違う。音楽は「瞬時の連続」で成り立っている。その「瞬時に」沢山の情報を送れる事が「音数」や「エネルギー感」・「質感」に繋がると考えていた。試しに45年前のアンプ(C3+M4)を使って「覚醒」させてみると、最新のアンプと変わらない性能を出してくる。


今度は日本のオーディオ黎明期の50年以上前の機器を入手してサウンドを確認して見た。まだ手に入れたばかりで「覚醒」しているとは思わないが、なかなか良いサウンドを出している。中を開腹して見てみると、整然と並んだ手差し・手半田・手配線の作りの好い事にビックリした。半導体工場の測定機並みの作りだ。逆に新しい機器程「作りが雑」に見えてくる。一枚基板にマウンターでパーツを載せ、リフロー炉で一遍に半田付けする。この時に、半田材をスクリーン印刷するのだが、その半田材にはフラックスが多量に入っている。このフラックスがパーツの寿命に効いてくる。またパーツのサイズも段々と小型化している。この小型化は相反する効果を持っている。寿命についてはレッドチェックの結果では大きい物ほど有利だ。


現在はサブシステムを鳴らすのが楽しみだ。自分が中学1年生の時に作られたアンプが素晴らしいサウンドを奏でている。サイズも手ごろで出力は50Wも有れば十分だと教えてくれる。音の粒立ちや音色がすこぶる良い。手放せなくなりそうだ。


さて、C3+M4をどうするか?

2020年06月25日 | ピュアオーディオ

SONYのアンプが2セット来た為、あぶれてしまったC3+M4をどうするか?写真の様に設置して、時々鳴らしています。


2年半かかってやっと「覚醒」させたアンプを手放すのはもったいない・・・と思うのですが、如何せんシステムが増えすぎます。システムを作るのは簡単ですが、「お守り」をしてやらなければなりません。時間と場所が足りません。


あれも欲しい・これも欲しい・・・と物欲だけ強くても「維持管理」するのが大変です。ここは次のSONYのアンプに期待して、C3+M4・JBL#4425の3台を手放す方向で考えている。・・・何かもったいないような・・・後ろめたさが有る。

毎日「鳴らし込み」を続けている

2020年06月24日 | ピュアオーディオ


午前中はこのサブシステムをメインに「鳴らし込み」を続けています。このSONYのアンプは「活性化」の進捗が早い。こんなアンプは初めてです。何処まで良くなるのか?楽しみなセットです。50年前のアンプで殆どオリジナルの状態で使える事が素晴らしい。


午後からはメインシステムを鳴らしています。いよいよチューナーが使えなくなってきました。修理に出さないといけません。リクライニングチェアに座って聴きますが、1日に6時間も座りっぱなしになると腰痛が出てきます。「血行不良」対策はウォーキングです。さすがに昼間は30℃超ですので歩けません。厳しい処です。それでも夕食後に歩いて、2万歩/日の歩数を確保する様にしています。


夕方からは自宅システムをTV音声で鳴らし始めます。夕食後1.5時間(1.1万歩)ウォーキングしてきます。その後お風呂に入り、上がってから自宅システムで音楽を楽しみ始めます。毎日こんな調子でオーディオ三昧・音楽三昧の生活をしています。しかし、15年もこんな事ばかりしていると世の中から取り残されそうです。自宅システムも現在「鳴らし込み」の最中。なかなかヌケてくれません。特にチャンデバが抜けてくれないので、ここは「我慢」の為所です。来年の今頃には「ヌケて」いるでしょうから、モクモクとやるしか有りません。

TA-2000が鳴り始めた様だ

2020年06月23日 | ピュアオーディオ

TA-2000の内部はほれぼれする様な作りだ。TA-2000Fが来た時に比較したら、音数で負けていたが、こちらは鳴らし込みが2週間ほどになった。現在比較試聴すると「逆転」している感じです。どちらも眠っていた機器ですので、目覚めるまでは真の実力は分かりません。


上段がTA-2000、下段がTA-2000F。TA-2000は全くのSONYオリジナルの状態です。早くリアパネルをTA-2000Fの様にしたい欲望にかられますが、ここはじっくりと進めたいと思う。


TA-2000+TA-3120Aの組み合わせで、D208フルレンジを鳴らしているが、今まで聴いた事のないサウンドがD208から出ている。音数が非常に多く、繊細で力が有り、キリっと締まったサウンドで音色も明るい。非常にシャープなサウンドだ。JAZZを聴くのが楽しくなってくる。C3+M4ではサウンドが重すぎる・・・これが取り外した原因。

しかし凄いですね。50年前のアンプが部品交換もなく、安定して使えるなんて・・・。アキュフェーズのC200+P300は半田部分のフラックスの残渣が多く、この先トラブルが頻発すると思って先に手放しました。C3+M4は思いの外、内部配線が多くて長く、活性化の時間が非常に長かった。それに比べてSONYの2セットのアンプは活性化するのが非常に早い。

自宅の管球プリアンプ(内部配線を全て特殊な銀線配線)の様な音の出方をする。超ハイスピードのサウンドの様な気がする。

SONY TA-2000&2000Fアンプの比較

2020年06月22日 | ピュアオーディオ

SONYのTA-2000&2000Fプリアンプです。最初に手に入れたのはTA-2000の方でした。「カチッと締まったサウンド」に好印象を受けました。開腹して内部を見てみると非常に整然と基板が並んでいて、こちらも好印象でした。その記事をアップしたら、かべさんから「TA-2000Fも良いですよ」とコメントをいただいた。いつもの癖で直ぐに確認したくなるのが病気です。数日後にはTA-2000Fを入手し、チャンデバの修理が終わったタイミングだったので、入れ替えで「私仕様」に改造していただきました。そのおかげで、使いだしたのは今週の水曜日から。


TA-2000Fの改造したリアパネル。電源をインレット化とRCAソケットを全て強度を確保するために交換しました。「何故?」TA-2000ではなくTA-2000Fを先に改装したのか?・・・それは、その時点で比較試聴した結果、TA-2000Fの方が良いサウンドがした為です。



ただ開腹して内部を見てみると、上の写真はTA-2000です。こちらの方が私好みであると同時に「良い音」がしそうな気がします。


こちらがTA-2000Fです。基板の作りが少し違っています。同じ5枚ですがTA-2000の方が良い作りです。「作り」と「サウンド」には相関関係が有ると思っていますが、中にははみ出し分布も有りますので、実際に使って見ないと何とも言えません。こちらもTA-2000Fと同じ改造を予定しています。TA-2000Fは100V仕様ですが、TA-2000の方は北米仕様の115V仕様です。昇圧トランスが要りますね。(所有しているので問題なし)

2セットのアンプ達がこれからどの様に変化してくれるのか楽しみです。しばらくは我慢して聴かないといけません。ただ、「軽快なサウンド」の傾向なのでJAZZ等で楽しみたいと思います。


エクスクルーシブ#C3+M4のサウンド

2020年06月21日 | ピュアオーディオ

エクスクルーシブ#C3+M4+JBL#4425のラインが6月に「活性化」しました。そのサウンドは#4425が38cmクラスの大型SPに変身したかの様な凄みの有るサウンドでした。C3+M4はメインスピーカーに使うべきアンプなのだと思い知らされました。


C3プリが活性化していたおかげで、SONYのパワーアンプが非常に良いサウンドに聴こえました。この10Kgにも満たないアンプ達から重低音が聴けました。


現在はC3+M4は取り外してストックしています。それに代わりSONYの1965年~1972年の「50年前」のアンプ達を鳴らし始めています。そのサウンドは現時点ではC3+M4の組み合わせには遠く及びません。C3+M4の音の厚みや音場感の表現にはとても及びません。最もC3+M4の組み合わせも「活性化」に2.5年ほど費やしています。SONYのアンプは来てから1~2週間です。「活性化度」が全く違います。古いアンプなので「燃えやしないか?」とまだ冷や冷やしながらの稼働です。当分は無理をせず「特殊な音質対策」もせずに「馴染ませる」事から始めています。音質的には相当なダウンです。それでも1年も鳴らし込めばモノになりそうだと予測しています。繋いで直ぐに「全開サウンド」を期待するのは初心者でしょう。