Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムの2台パワーアンプ化の目的

2017年06月30日 | ピュアオーディオ


パワーアンプを2台化した後、毎日4時間稼働させている。4Hr×30日=120Hr、 120Hr×12ヶ月=1440Hr・・・機器の活性化の予測では最低1000Hrだと思っている。そうなると10か月以上かかる事になる。まずはトランスが「ヌケル」為にかかる約1か月後が一つの目安になる。

今回の実験には2つの目的が有る。
1)Tr型パワーアンプで「漂う様な」サウンドが出せるか?
2)安物アンプに超高価格のケーブルのアンバランスの組み合わせで、サウンドが1級品のレベルになるか?
と云う事。

1)についてはもっとグレードの高いアンプが必要だとも思えるがまずはやって見る事。
2)については私の「ケーブル理論」が正しいか?確認するもの。(電源ケーブルで機器のグレード及び質感が変わるか? ラインケーブルで信号ラインが活性化し、音数の増加と生命力あふれたサウンドになるか? を確認したい。

今日で4日(累計約16Hr)ほど聴いたが、毎日良い方向に変わってきている。初日のプラグがなじんでいない状態では「キツイ」音が出ていたが、4日目になるとキツイ・うるさい音は皆無になった。非常に聴き易いサウンドになった。ただ「音の重心が高い」。この重心が下がってくれれば「音楽が楽しめる」サウンドになる。現状音数の増加を毎日感じる。何処まで音数が増えてくれるか楽しみである。

ボーカルの「サ行」の発音もだんだん良くなってきている。何処まで改善できるか楽しみだ。おかげで自宅システムが生き生きとしてきた。

自宅システムのバランス調整

2017年06月29日 | ピュアオーディオ


昨日のインプレは「プラグが馴染み出した」状態で使用開始から累計5時間程のインプレでした。全般的に「スケールダウン」して#375(2インチスロート)がLE85(1インチスロート)の世界になった様なサウンドでした。

昨夜も19時頃からSWを入れ、21時頃から23時半まで2時間半ほど聴きました。まずは2台のパワーアンプのアッテネーターの調整です。幾つかの組合せを大きく振って「音のバランス」を確認します。そして「この辺なら良いかな?」という処を探り当てました。2ウェイ帯域をメインに高域用のアンプを少し控えめなポジションにしてバランスが整いました。

どちらのアンプも「眠っていた」アンプですので、これから「起こして」やる事が必要です。その為には出来るだけ音を出して鳴らして聴く事です。SPユニットの方も似たような状況で、システム全体の使用頻度が落ちていましたので、全ての機器を「フル」に鳴らしてやる必要が有ります。この辺は「苦行」の域ですね。

昨夜は鳴らしている途中でぐんぐん音数が増えて、音の厚みも少し増して来ました。「これなら1年後は期待できるかな?」と淡い期待も持てる様になりました。ピアノの音色は何とか使えますが、弦楽器の質感はまだか細く、分解能が良くありません。弦楽器の質感まではまだ無理の様です。

とにかく鳴らし始めは「苦行」が続きます。まだ始めたばかりで先は長いです。

自宅システムのパワーアンプ2台駆動のファーストインプレ

2017年06月28日 | ピュアオーディオ


一昨日、パワーアンプを2台駆動に変更しました。交換直後1時間、昨夜2時間、本日1時間試聴しました。サウンドは「軽いサウンド」になりましたね。その分、軽快さが増してイージーに音楽を楽しめる様になりました。BGM風に楽しむならこのシステムでも良いと思います。

変わった処は、2ウェイ帯域(40Hz~22000Hz)のアンプがWE101Dppから薄型SRP-P2070パワーアンプに変わったので、音のバランスや音の厚みが変わりました。よくよく聴いて見ると、中音の豊かさが有りません。低域の分解能もイマイチの感じ。高域用のアンプは追加した形になりますので、高域側が伸びて大きく改善されてきました。ただ、低域・中域・高域の音のバランスを追い込んでいませんので、ヒアリングしながらこれから少しづつ詰めて行きます。

2ウェイ域をもう少しグレードの高いアンプにして行くとかなり良くなって行くと感じます。今回Tr型アンプに交換して思ったのは、気楽に電源SWを入れられる点です。稀少球を使っているので心の何処かでセーブしていた感が有ります。

今回のパワーアンプは「眠っていた」アンプですので、「起こして」やらないといけません。SONYのアンプはどちらも1万円以下で入手したアンプです。これに「フルテックヒューズ」を入れています。またケーブル類も「最高級クラス」のケーブルにしていますので、殆どケーブル代の投資です。これで2000Hr鳴らし込んで初めて本当のサウンドになると思います。多分1年以上先になるでしょう。

自宅システムのパワーアンプを2台化実施

2017年06月27日 | ピュアオーディオ


自宅システムです。今までは上述写真の様に管球アンプでプリ+パワーアンプをセットしていました。



昨日のお昼休み前にパワーアンプを交換しました。

①SRP-P2070・・・D130+#375+ゴールドウィング+ハイルドライバー+DECCAリボン(ネットワークJBL:N500)・・・2ウェイで構成。(周波数特性:40Hz~22000Hz)

②SRP-P2005・・・175DLH+#2405+ビクターリボン(ネットワークJBL:#3105(7000Hz~100KHz)・・・ネットワークのHFのみ使用



交換作業自体はわずか30分程度で完了。面倒くさがらずもっと早くやって置けば良かったと反省しきり・・・で、サウンドは?

サウンドはなかなか好印象です。まだ繋いだばかりですので、ケーブルの馴染みもアンプの活性化も出来ていません。音の厚みや音色は管球アンプに負けますが、中々メリハリの効いたサウンドになりました。

現在の処、他に忙しくてまだ1時間の試聴のみで、これから夜な夜な鳴らし込んで行きます。


いよいよ重い腰を上げて見るか?

2017年06月26日 | ピュアオーディオ
自宅システムの2台パワーアンプ化の件。5年も前から準備し、置き場所のスペース対策も済んでいる。3年前には薄型パワーアンプも準備した。それでもなかなか手を出そうとしなかった。

その理由の一つには、毎日音楽部屋でたっぷりと音楽を聴いて遊んで帰って来ると、自宅システムでも聴きたいと思わなくなったから。これが一番の原因です。最近は出来るだけ「自宅システム」を鳴らす様にしている。

ようやく「重い腰を上げる」心の準備が出来ました。ケーブル類の準備が要ります。①電源ケーブル1本、②RCAラインケーブル1セット、③SPケーブル1セット。

電源のパワータップ(大型トランス内蔵)に特製タップを付けて、取り口を増加させて電源を確保。すべて「最高級クラス」のケーブル・電源を準備しました。

作業を始めれば1時間程度で終わるでしょう。使用するパワーアンプはSONY製SRP-P2005とSRP-P2070の2台。

出ているサウンドに満足していると新しい事が億劫になる

2017年06月25日 | ピュアオーディオ
自宅システムのパワーアンプを2台ドライブにする件は、5年前に計画していて、その時すでにWE101Dppパワーアンプは2台用意していた。ただ1.5m仕様のRCAケーブルが無かったばかりに伸ばし伸ばしにして来た。



もっとシンプルにラックの一棚で出来る様にTR型の薄型パワーアンプも3年前に準備した。こちらはRCAケーブルが1m仕様で出来る。在庫が2セット有るのでやろうと思えば1時間も有ればできる・・・しかし、億劫で伸ばし伸ばしにして来た。その間ソース機器の方に夢中になり、伸ばす口実を作っていた。

音楽部屋でオリンパスシステムとD208サブシステム、それらのソース機器のお守りをしていると、自宅に帰ってまで聴きたい心境にはならない。それが今でも大勢は変わらない。今は、無理して自宅システムを聴く様にしているが苦痛にも似た心持だ。特段、音質アップが必要な状態でもないし、かなりの確率で満足している。それに・・・もう音楽を聴きたくない時間帯もある。(せめて自宅ではバカなTVを見て笑っていたい)

処がTVも見たい番組が少ないと来てる。そうなるとついついPCで某オクの「掘り出し物」探しになってしまう。これ以上モノを増やす事は避けたいと思っているのに、チェックリストに20~30個の商品を見つけ出してしまう。・・・困ったものだ。

中古機器の性能や機能の判断は性急には出来ない

2017年06月24日 | ピュアオーディオ


4月に購入したケンウッドDM-9090。機能的には「録再」問題ないとの事で購入したが、入手から2ヶ月間は動作が不安定で、録音出来たり・できなかったり、再生も出来たり・できなかったりと・・・これは買い物を失敗したかな?DM-7080と入れ替えしないといけないかな?・・・と色々考えていました。それでも録音を続けていましたら、6月10日辺りから急に正常な動作を始め、録再共に異状なく出来る様になりました。

中古機器の場合は、機器を「起こして」(眠った機器の場合)やらないといけないとは判っていても、1ヶ月以上も正常に動作しないと不安になって来ます。

中古機器の場合、
1)初めから安定して動作、および機能に問題なく使える場合。
2)初めは正常に使えていたが、突然異常が出て来て、そのまま復帰しない場合。
3)初めから不安定で有ったが、ある日突然正常になってくる場合。
4)初めから不安定で、1年以上使っても安定しない場合。

の4通りが予測されます。基本的に500Hr位の動作時間をかけて使い込んでみないと本当の事が判らない。アンプの場合もそうで、私の経験では毎日8時間以上使って約3か月後に突然サウンドが激変した事も有ります。(寝た子が起き出した)

今回のDM-9090は3)の症状の様だと判断しています。もう少し様子を見ないと特定できません。

プリアンプの選択

2017年06月23日 | ピュアオーディオ
オーディオで出ているサウンドは、「機器(ソース/アンプ/SP)・ケーブル類・電源・部屋・スキル」の総合力である。その中で機器の中にある「プリアンプ」の選択でシステムの方向性が大きく変わって来る。

自分の欲しいサウンドは「生演奏型」or「音場型」のどちらなのでしょう。この部分の方向性を決めるのは「プリアンプ」だと思います。オリンパスシステムで良いと思っているアキュフェーズC-290を自宅システムに持って行くとまるで合わない。オリンパスシステムに求めている「生演奏の雰囲気の再現」と、自宅システムに求めている「音場を見渡し、癒される音色」を求めると全く違った方向性のプリアンプが要る。

前述C-290を自宅システムで鳴らすと「音が前に出て来て」ゆっくり音楽を楽しむ雰囲気が出ない。かといって自宅のC22モドキプリをオリンパスシステムに持って行くと「音のキレ」が不足して「奥まったサウンド」となり、「生演奏の雰囲気の再現」等無理だと判る。

どんなサウンドを求めるのか?によって「プリアンプ」の選択が要る。システム全体の方向性を決めるのはプリアンプだと痛感させられた経験です。サウンドの方向性で「両極」の例を挙げたが、もちろんその中間のサウンドを出すプリアンプも有り、沢山のプリアンプの中から自分の求めるサウンドに有ったモノをチョイスするのが良いだろう。

一日の大体のスケジュール

2017年06月22日 | ピュアオーディオ
この5年程は「音楽部屋」で音楽を楽しんでいます。最近の一日の大よそのスケジュールは以下の通りです。

1)起床・・・4時~8時(その日の都合や体調で変化)
2)朝食
3)自宅パソコン確認
4)音楽部屋へ出勤(起床から約45分後)
5)音楽部屋到着(自宅との通勤距離:約3Km)・・・自動車で5分、バイクで5分、自転車で10分、歩きで35分。
6)サブシステムの機器類SW:ON
7)仏壇にお経
8)コーヒーを入れる(約1.2L作成)・・・(音楽部屋PC:ON)
9)サブシステム試聴開始
10)ブロク日記書き(オーディオのブログ)
11)フェイスブック書き(花の写真メイン)
12)カメラを持ってウォーキング約1時間(約6000歩)
13)写真をPCへ取り込み
14)サブシステムでの音楽鑑賞
15)昼食移動および昼食(自宅へ昼食を食べに往復)12時丁度程度に食事・・・往復のメインは自転車、歩き。
16)昼食後復帰(13時頃)
17)メインシステムSW:ON・・・FMで暖機運転
18)今日の録音予定を確認
19)PCの確認やネットパトロール遊び
20)録音開始(14:00~16:00)・・・(クラシックカフェ)・・・金・土・日曜日は録音無し
21)録音物の確認他メインシステムの音楽鑑賞
22)ウォーキング午後の部(約1時間)
23)写真のPC取り込み
24)帰宅:18:30
25)21~22時から自宅システムの音楽鑑賞(約1時間)・・・暖機運転は事前に完了
26)就寝:22~23時

朝の時間が4時~8時と4時間もズレが有るので、早起きの時はメインシステムを午前中から聴いている。夏場は早起きです。もうこんな生活を5年も続けている。MDの録音が最近入った日程。それ以前はメインシステムで音楽鑑賞だった。

不確定要素が多い毎日ですので、時間のズレが大きいです。食事の時間(昼食:12時・夕食:18時前半はほぼ固定)と就寝
時間ほぼ固定です。

「ろれつ」の回らないSPが増えて来た

2017年06月21日 | ピュアオーディオ
最近のSPは低域の再現(特に最下限域)を下の方に伸ばしています。小さなSPでも30Hzくらいを再生できる様にして有る様です。しかし、私の耳では「ろれつの回らない音」に聴こえてしまいます。反応スピードが遅いのでCDの入っている音を出し切れていない様に思います。

音楽は「瞬間の連続」で時間軸で進んで行きます。瞬間的にCDに入っていた音を全て出せないともう次のポイントに入って音を出しています。その分「音消え」になっています。オーナーは毎日同じシステムで聴いているので判らないのかも知れませんが、たまに聴かせていただくと、「音が出ていない」のを感じます。それは「音数不足」となっても現れます。

音楽のパッセージが「どこか変?」と感じます。80db代のSPの能率のユニットと100dbのユニットでは「反応速度」が違いすぎます。低域の「迫力」を求めたが故に低能率になり、「音が消え」てしまっています。それに気付かずにいられるのは幸せなのかも知れません。