Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

プリアンプ2台の修理完了

2019年06月30日 | ピュアオーディオ

プリアンプ2台の修理が完了したとの事で、受け取りに旧オーディオ道場に行ってきました。今回は一人なのでゆっくりと時間が取れる様に早めに出発しました。

2日ほど前に修理品4台を持ってオーディオ道場には行っています。その時に写真を取り損ねたのですが、JBL:パラゴンが鎮座していました。今回は久しぶりに音出しをしていただきました。バッハのバイオリン協奏曲が心地良く鳴っていました。


こちらはJBL:D130フルレンジ1発を山水のEC箱にいれて鳴らされていました。D130は当方も使っていますが、ボーカル等はこの1発仕様で十分に満足させられます。オーディオ・リサーチのMP-3プリ?をオーバーホールされて、管球パワーアンプ(WE300Bシングル)と組み合わせて鳴らされていました。ソースはアナログプレーヤーです。霧島昇・ジリオラ・チンクウェッティ等懐かしい曲をかけていただきました。


道場の凄い処はSPが沢山有る事も有りますが、最高峰アナログプレーヤーがズラリ勢ぞろいしている処でしょうね。どれか1セットでも持っていれば十分満足できるでしょう。

マッキントッシュC22 レプリカ を聴く

2019年06月29日 | ピュアオーディオ

昨日午後はご近所の常連さんから「マッキントッシュのC22レプリカ」の修理後の不具合があるので聴いて欲しいとの事で、本体を持ってこられました。

不具合の内容はどうも「CDラインのLchのみがルーズコンタクト症状」の様だ。不具合がLchから音が出ない時があるとの事で、修理屋さんに確認したら「48時間鳴らして異常なし」との回答らしい。それでも異常が出ている。



私の所で1週間ほど使ってみて、他の入力も試して不具合が出ないか確認してみることにした。



サウンドは「管球式」らしからぬ音の厚みが感じられない。Tr型プリアンプを聴いているように錯覚する。常連さんは、当方作成の「管球プリ2号」をお使いなので、一聴しただけでこちらのC22レプリカがお払い箱になりました。ど素人でもわかる音質の違いがあります。

今回「管球プリ1号」でトラブル発生したので、「管球プリ2号」を手放したのを後悔した。管球プリ2号は1号の予備用にストックしていたが、1号のトラブルを予測できなかったので昨年手放してしまった。それも破格のお値段で・・・。

管球プリ1号とC3プリの修理が完了した様なので、午後から受け取りに西原村の旧オーディオ道場に取りに行きます。


こころ穏やかではない

2019年06月28日 | ピュアオーディオ
自宅システムの管球プリを修理に出した関係で心穏やかではない。おまけにC3プリも同時に逝かれたので代替も大変。現在、サトリのミニプリを繋いで音出しが出来る様にはしているが、ボリュームがAカーブなので音量調整が非常に難しい。ボリュームMIN位置(7時の方向)から8時方向まで上げれば爆音です。7時10分ぐらいで使用しています。C3プリが使えれば、3段切り替えのATTが使えるので音量調整は随分楽に出来ます。スピーカーが高能率で有るが故の難しさです。

D130+#375の様な高能率スピーカーを使う場合は、500KΩ仕様のBカーブかJカーブのボリュームでないとうまく音量調整できません。

修理に出した以上、修理完了の連絡を待つしか有りません。今年はとにかく「修理」が多い年になりました。そのおかげで今年の目標の「オリンパス部屋の洋間化及び部屋の連結」の方に手を回せません。一通り修理関係が終わってから「洋間化」に手を付けて行きたいと思います。

故障品4台を修理に出した

2019年06月27日 | ピュアオーディオ
管球プリの修理をしていたら、トラブルの本質を発見した。配線が1本半田が外れていた。そして「ルーズコンタクト」状態になっていた。メカニカルな事ではなく電気的な問題でした。半田が外れていただけだが、セレクターのどの部分の端子と繋がっていたかが分からない。それで結局修理に出す事にした。

今回は4台一緒に修理依頼した。
①管球プリ・・・セレクター配線
②EMT#981CDプレーヤー・・・電源部コンデンサー交換
③C3プリアンプ・・・突然電源が入らなくなった
④TA-4300チャンデバ・・・使える様に

午後から雨の中を阿蘇の西原村まで往復ドライブ。奥さんも付いて来ると云うので一緒に行きました。気晴らしに外の空気を吸って見るのも良いもんだ。

管球プリのセレクター修理部品を確保した

2019年06月25日 | ピュアオーディオ

管球プリのセレクターがおかしい事に気付いてから1週間以上になります。その間に「自作のパーツ」を作って暫定的に修理をしましたが、自作品では精度がでていない可能性が有り、現状の「良かった・悪かった」を繰り返しています。

原理的には「セレクターノブからセレクター本体への直線性」を確保すれば良い事は判るが、実際にそれをやれるか?と云う所がスキルの問題。「やって見ないと分からない」と云うのが本音。

うまく繋がって鳴った時のサウンドは、非常に軽い低音で音数も多く、中高域の質感も良い状態です。このまま使えれば個人的には満足です。もう一息の処かな?



自作管球プリアンプも後一息

2019年06月24日 | ピュアオーディオ

自宅システムでは「管球プリアンプ」が中心である。このアンプが使えるか?使えないかで満足度が大きく変わる。その管球プリもセレクタートラブルに見舞われて、イライラが募る。

現在Lchはほぼ大丈夫。問題はRchの音が出たり、出なかったりで、セレクターノブを押すと音が出て来る。Rchの音が出ない状態でほったらかしていても次にSWを入れる時は、Rchの音が出たり・出なかったり・・・。原因はつまみからストレートにシャフトが出ているが、このシャフトの延長線上に接手があり、セレクター本体のセンターの芯がズレている事。かなり使えるようにはなって来ているのでもう少し・・・もう一息の処。

このプリアンプの内部配線は特殊な銀線でしている。音の厚みや音数が抜群に良い。真空管デバイスの良さと内部配線の良さが際立っている。100~200万円/台クラスのプリアンプではこの音は出ない。だから拘っているのです。

自宅システムでのアンプの入れ替え実験

2019年06月23日 | ピュアオーディオ

この所自宅システムでアンプの入れ替えが激しい。その理由は「どのアンプを使うか?」の為に入れ替え実験をしているから。



Wアンプ化ではM4とディネッセンのアンプが良さそうである。3ウェイマルチアンプにするなら中高音はWE101Dppパワーアンプにしたい。



今までの試聴の結果である。ただプリアンプが壊れたものばかりで正常化しないと使えない。自作管球プリはセレクターがまだ不安定。C3は出力端子を壊してしまった。修理するしかない。

なかなか思った様には進まない。あっちにひっかり、こっちにひっかりして「回り道」ばかりしている。

10年前に考えたこと

2019年06月22日 | ピュアオーディオ
現在65歳。10年前にシステムについて色々考えた。歳を重ねて老いぼれても音楽を良い音質をキープした状態で楽しめる様にするにはどうすれば良いだろうか?・・・と。

スピーカーはやや大きいがトレールに載せているので移動は簡単だ。SPケーブルの交換など簡単に一人でできる様にしている。残るはアンプやソース機器の事。

1)出来るだけコンパクトで軽いものにしたい。(10Kg/個前後)
2)自作品のスペシャル品を使いたい(管球アンプ等)・・・半田を鉛フリーにする
3)小出力で「音質重視」のアンプ・・・WE101Dppパワーアンプ



年齢を重ねて来ると「重い物」は身体に負担がかかる様になる。またスペース的にも狭い居住空間になるかも知れないので、小さくて音質の良いモノに拘る様になりました。その点でサトリのミニアンプに手を加え使っています。



30代の頃は80KgのJBL:#4343を一人で持ち上げて台に乗せるくらい力が有りましたが、力仕事をしなくなって久しくなると30Kgでも堪えますね。エクスクルーシブM4やケンソニックP300など25Kg以上有りますので「ぎっくり腰」にならない様に気を使います。

上を望めば切りがないし、「足るを知る」境地に早くなりたいものです。

自宅システムは後は「鳴らし込む」だけ

2019年06月21日 | ピュアオーディオ

プリアンプの不具合も修正してやっと自宅システムも落ち着きました。後は「鳴らし込む」だけになります。現在、ディネッセンのアンプでメインの音(2ウェイ)を出していますが、このアンプ自体まだ鳴らし込みが出来ていません。その為、音の「キレ・ヌケ・ノビ」が感じられません。電源ケーブルやラインケーブル・SPケーブルにはNo1(最高峰)のケーブルを使っていますので、音数が多くて当然な事。これに「キレ・ヌケ・ノビ」が加われば言うことなしです。

このアンプの「活性化期間」は多分1年以上かかるでしょう。音楽を楽しみながら気楽に待てば、自然と活性化していきますのでゆっくりして居ればよいのです。その間に3ウェイマルチアンプの準備をしておきましょう。7SPユニットシステムはやはりマルチアンプにしてこそ本領発揮すると思います。


これで2セットのメインシステムがほぼ出来上がりました。昼間は「オリンパスシステム」、夜は「自宅システム」と使い分ければ良いですね。そうなるとサブシステムは要りません。お守りの為に格下のサウンドを聴かなくて済みます。そろそろ処分したいと思います。


管球プリ1号機復帰

2019年06月20日 | ピュアオーディオ

昨日不具合が見つかった管球プリの「セレクター」の修理を午前中に完了しました。音楽部屋での確認・自宅での確認でも問題なく使えそうです。・・・ホッとしました。

管球プリを開腹してセレクターを見ると、取付板の止めネジが1本ありません。多分このネジを取る事で合わせていたのでしょう。ネジを取り付けても症状は大きく変わりません。取付板の角度を見ると、つまみ側に上部が近い。・・・取付板がつまみと平行になっていない。取付板をまげて垂直にし、つまみ取り付けステーとジョイントを平行にして見た。この状態でほぼOKなサウンドとなった。

原因はセレクターの取り付けがいい加減であった。正常な取り付けにする事で不具合はなくなった。どのセレクター位置でも中央に定位する事を確認。これでしばらく様子を見ます。



Wアンプシステムでご機嫌なサウンドに鳴っています。WE101Dppパワーアンプの高域が有るとないとでは音数や余韻・音の広がり等かなりの音質差が出ます。自宅システムは「私が満足」すれば良いだけなので気が楽です。それでもオリンパスシステムに負けない音数を持っています。低域が伸びていない分「楽音」だけの世界になっています。