ipodやHDDを使った「PCオーディオ」に多くの方がトライしておられ、
色々な情報に接するようになりました。
中には「USB-101を使うと最高級クラスのCDPの音質を凌駕する」等々、
個人的に疑問な内容が多くなっています。
私自身もipodは使っていますが、PCオーディオ機器は「端子がチャチなので良いケーブルが使えない」事がネックになってメインで試しても意味ない事だと思っています。
それでは何故皆さんが絶賛するのか?
個人的に思いますに、絶賛される方の装置は名機が多いのですが
使ってあるケーブル類はひどく貧弱な場合が多いように見受けられます。
個人的に思いますに「情報量」がCDに比べて大幅に少ないのだと思います。
電源ケーブルやインコネ・SPケーブルが弱い装置では
面白いバランスの仕方をします。
情報量は FM放送→LP→CD(高音質LP)だと感じています。
一般的なケーブルを使用していますとこの場合、
SPからバランスよく聴けるのは FM放送>LP>CD(高音質LP)になります。
PCオーディオの情報量は推測ですが FM放送→PCオーディオ→LP→CD(高音質LP)だと感じています。
「システムの総合力にバランスしたソースが一番良く聴こえる」と言う事が
私の経験や使われるケーブルのグレードから推測します。
一番問題なのはCDの情報をシステムの総合力としてSPから出されている方が少ないのだと思います。
これが誤った判断をさせる原因だと思います。(CDの実力が理解されていない)
単純にCDを使って高域が「きつく」再現されるシステムは
SPか使われているケーブルに問題が有ると判断します。
これらの問題が有るから情報量の少ないソースが良く聴こえるのです。
皆様も色々ご経験されていらっしゃいますので「異論」も有ると思いますが、
個人的にはPCオーディオは「ゼネラルオーディオ」だと思います。
昨日でやっと懸案で有った「専務宅サウンド」の見通しが立ちホッとしています。昨夜も専務が新SPで楽しんで来た様で「お顔」がぜんぜん違います。彼も「大満足」なようです。
先日来たタップ用のフルテックのFP-D20A-R 6個は「専務宅」と「自宅」に収まりました。自宅の「R1タップ」はRCA箱システムに移動しました。
RCA箱システムはR1タップを入れる前は「音の伸び」や「キレ・ヌケ」で今一の感でしたが、R1タップを入れてからは「文句なし」の音のキレ・ヌケ、伸びを出しています。たったタップを交換しただけでこれほど変化するとは?・・・と云う感じです。凄いですね、電源系を触ると・・・。
RCA箱システムの前に有るD130 3ウェイシステムもSPケーブルをWE16GAからSCS-33に交換していますのでこちらもご機嫌なサウンドを出しています。D130の軽く反応の良い低音は非常に心地よいです。こちらはサトリのミニプリ+メインアンプでドライブしています。
今まで、各SPはもちろん各アンプやCDPにも「伝送ロス対策」をして来ていますので、それらが有機的につながって、今までのコツコツ積み上げた努力がすべてのシステムから出ています。
ここまで来るのが大変でした。ほっと一息ついた感じです。4月からまた心新たに「やり残し」を埋めて行かなくてはなりません。
昨日専務宅にUREI813Bを持ち込んでセッティングを完了しました。本日はSPケーブルに「ルシファー」を作り繋いで音出しして来ました。
音出ししてビックリしたのは「低音」の量感と出方です。すさまじい低音のエネルギーです。風圧が瞬間的に襲って来ます。
繋いで間もないのでバランスが変化していくと思いますが、C40のトーンコントロールで30Hzを9時の方向、150Hzを11時の方向に(マイナス側へ)調整してやっとバランスが取れました。
30分してアンプが暖まって来ますと高域の伸びや音のキレがみるみる上がって来ます。バッフル面積が大きいのでSP感にびっしりと音が詰まっています。
マルタのJAZZCDをかけながらヒアリングをしていましたが、もう「極上のサウンド」でそこを動きたくなくなります。空気感と云い解放感と云い「まったく耳にうるさくなく」キレのあるサウンドが出て来ます。ドライブするパワーアンプが「怪物クラスのTrail仕様管球モノラルアンプ」ですのでノイズ感ゼロで楽々とドライブしています。惚れぼれするくらい良い質感で余裕たっぷりな音です。
元々この専務の部屋は高音の処理の難しい部屋(フラッターエコーが発生していた)でしたが、何も特にしないでも良い感じです。こんなこともあるもんですね。
まだ持ち込んで日もたたないし、正式な接続にしたばかりですのでこれから毎日「馴染んで」行くと思います。現在トーンコントロールで低域を絞っていますが「馴染み」と共にノーマルな位置に戻って行くと思います。戻った時が「馴染み」が完了した時で、これからが本領発揮になると思います。
繋いですぐの状態で「オリンパスクラス」のサウンドですのでこの先どこまで良くなって行くかすごく楽しみです。
昨日UREI813Bが専務宅に行きましたので代わりに専務宅のD130システムはモニタールームにやって来ました。
このシステムはSPBOX サンスイ EC-138+D130(中期型8Ω)+LR85+2402 ネットワーク(LX5・N7000)で出来ています。写真でも判るように専用トレールSTH-11を配しています。SP内配線はすべて「化け物ケーブル」で完了しており、LE85のダイアフラム内配線も「化け物ケーブル」に変更していますので、音のヌケ・キレ、反応の速さや音数は通常のSPとは比べ物にならないくらいに仕上がっています。
それでもUREI813Bとは比べてはいけません。格が違います。UREI813Bの内部配線は「ルシファー」ですし、Wウーハーで375に負けない中音の厚みを持っていますので・・・。
さてこのSPをどのようにグレードアップさせオリンパスやRCA箱システムを聴いた後でも「聴き劣り」を最小限にする事を考えないといけません。
本日フルテックのコンセントFP-D20A-R 6個とヒューズが入荷しました。早速ヒューズは残りのSD-9500に取り付けています。後ほどSD-9200にも取りつけます。
コンセントが来ましたので「電源タップ」の制作に入ります。一般の電源タップのコンセント交換で今まで対応していましたが、お客様の情報では「木製電源タップ」は音の響きが良いと云う事を聴いていますので、実験で作って見ようと思います。
取りあえずどのような形のもか?をお知らせしておきます。部材は「花梨材」の純木製です。
下のBOX部分と蓋とで出来ています。結構分厚い木材を使用してありますので「ズッシリ」しています。
これから配線をしますので少々時間がかかります。一番手のかかる配線なので出来上がりは夕方になると思っています。
SD-9500の音質確認は一応完了しました。
結論から行きますと「現段階ではA730改造品に届きません」が、「音の濁り」は取れていますので非常に澄んだ質感になりました。
具体的には、「音数(情報量)、スケール感の大きさ」が及びません。何か「枠」をはめたような所を感じます。まだもう少し鳴らし込みが必要な気もしますので、しばらくモニタールームで鳴らし込んで再度比較して見たいと思います。
さて、今週頭に発注したモノが明日入荷します。
今回は①オーディオグレードヒューズ(10本) ②オーディオグレード2口コンセント(6個) を注文しています。
ヒューズはSD-9500とSD-9200用に、コンセントは自宅と専務宅のタップ用です。
1セットづつ着実に水平展開して「音質レベル」を揃えて行きます。5セット以上ありますので「水平展開」と一口にいっても大変なのです。(・・・特に費用面で・・・)
来月早々にはSP端子を発注予定です。
今日は午前中からお客様がお見えになり、昼食が2時を過ぎてしまいました。重なる日は重なるもので次のお客様が見えられ、時間が気になりました。
今日は、実は「税務署」に行く予定にしていたからです。3月は「決算」の月なのです。申告書の作成に悪戦苦闘しています。消費税の申告もしなければなりませんので税務署に出向き手ほどきを受けて来ないといけません。
3時すぎてからやっと行って来ました。年1回の事なのでやり方を完全に忘れています。手ほどきなしでは全く進みません。
税務署も定期的に「転勤」が有る様で、また新任の方にお世話になりました。
昨日DVDプレーヤー(CDPとして使用)のSD-9500へ「音質改善対策」を実施して、鳴らし込みを続けています。
「質感」は文句なしに良くなっています。少し濁ったような「音色」がかなり「透き通って」います。後は「スケール感」を求める処です。
昨日に比べたらかなり音の伸び等も良くなりましたがまだ「何か吹っ切れていない」音を感じます。
日本人の作った機器は「お行儀」が良くて、律儀なのは良いのですが+αに欠ける傾向が有るので「根本的な問題」かとも思います。
隣の部屋(モニタールーム)ではマッキンのMC7270を鳴らしています。古い機器で直出し電源ケーブル+RCA入力オンリーですが結構ドライブ力も質感も良いです。