レビンソン No431パワーアンプのヒューズ交換をしてから1週間が過ぎました。毎日6~7時間程鳴らし込んでいますので、累計40Hr以上鳴らしている事になります。非常に音数の多いサウンドになりました。まだ本領発揮とは云えない状態ですがかなり良くなっています。
「まったり」としたサウンドで、個人的には十分満足出来るサウンドになった様に思います。6畳間で2インチスロート(4インチダイアフラム)の#375を使ったシステムが使えています。耳にキーンと来るうるささも殆ど感じなく、立上がり・立下りも素早く、ヌケ・キレの有るサウンドです。
以前購入して「録音が悪い(古い)」と敬遠して、別置きしていたCDを引っ張り出して聴きましたが、まともに聴ける様になっています。モノラル盤でも実に良い塩梅に鳴り出したのにはビックリしました。音質がアップすると録音の悪いCDでも当たり前に聴ける様になります。
「静かなる激変」と先日の日記に書いていましたが、本当にそう云った表現が似つかわしいです。表立って「これっ!!!」て変わっていないですけど、音のバランスがシームレスでフルレンジユニットの様に変わりましたし、音数や音の密度が上がり、SPの外側まで拡がっています。聴いていて「ここが欲しい!!」と思っていた処が殆ど出て来るようになっています。エネルギー感も荒々しさがないけどしっかり出るべき所は出て来る。マルチアンプシステムの低域への対策は非常に効果が大きいです。
今の処「部屋」の問題は有ると思っていますが、これだけ聴ければそう悩む事はないと云うレベルになっています。