2週間前に自宅で使った時に高域不足を感じたWE101Dppアンプ。その対策は既に完了していたのですが、まだ確認をしていませんでした。そうやくその気になり612Aモニターを使って音質の確認をしています。
やはりこのアンプの低域の再現能力は素晴らしいと思う。高域の方も過不足を感じない状態になった様です。
上の組み合わせで612Aシステムを鳴らしているのですが、今まで聴いた事のない低音と高音が出ています。中域ももちろん分厚く云う事は有りません。WE310Aラインプリ+WE101Dppアンプのこの組み合わせを自宅で試したいと考えています。どちらもSuperTrail仕様(内部配線の銀線仕様)です。
アキュフェーズのC-290の性能に限界を感じ始めていますので、このプリに交換出来れば・・・と考えています。
この頃はアンプの内部配線交換ばかりして音楽を楽しんでいない様に思う。機器の音質アップは嬉しくも有り楽しいモノだが、本質は音楽を楽しむ事に有る。「良い音で楽しみたい!!!」と行動しているが、本質を忘れそうになる。
システム数が多いのでどれも一様に音質を上げようとすると、時間と手間がと金額が倍数でかかってくる。こんな音質アップのやり方を7年も毎日続けてくるとそれが日課の様になってしまう。そろそろ一度落ち着いて音楽を楽しむ頃だと思う。
本当に聴きたいシステムは最終的には1セットになるだろう。現在最高の音質になっているのはオリンパスシステム、でも一番好きなのはRCA箱システム。自宅のシステムは好きな音量に出来ない処が辛い。(本当の実力を確認していない) 住宅地の中では遮音装置をしていないと爆音には出来ない。ここの処RCA箱システムを良く聴く。事務所では音量を爆音レベルに出来る処が楽しい。
SuperTrail仕様も良いけれど、準備した300mの銀線がもう底を尽き出した。材料費(ケーブル代)がバカになりません。後2台のパワーアンプで小休止です。次の予算を確保しないといけませんが、現在のところ目途が立ちません。
アンプの内部配線を「銀メッキ線」→「銀線」に交換した効果は素晴らしいモノが有ります。¥100万円のアンプが¥300万円以上のアンプに変わったの様な音質アップをします。音のキレ、透明感が更に上がり、音数が増え音の厚みとなって現れます。またレスポンスの速さも加わります。何よりも「質感」が絶妙になります。とにかく「見通しの良い音」で録音されたその場が透き通って見えるような感じです。
銀メッキ線でも何でも良い訳では有りませんが「ブルースーナー」も素晴らしい質感とサウンドだと思います。ですが、ゴールドスターシリーズのケーブルを使った配線は更に飛びぬけて良いです。
ケーブルにはそれぞれに「周波数特性」や「音のバランス」が有ります。その中で使えるケーブルを探す又は作る事が必要です。私の場合、アンプの内部配線で有ろうとSPケーブルと同じグレードにしなければ「伝送ロス」が大きくなると考えています。
管球アンプの場合、メーカー製から始められると思いますが、内部を見てみればその配線のショボさにビックリされるでしょう。雑誌等で紹介される「自作アンプ」の内部配線もたいていお粗末なモノです。使う場所によって5種類ぐらいの配線材を使って有るのを見る事も有りますが、私から見ればどれも大した差はない様に思えます。「電気屋さんは回路に凝りたがる」モノですので、4Mの中のメソード(方法)ぐらいです。4Mを考えると「聴く耳」(マン)とマテリアル(材料)と原理原則も考えるべきです。材料でもCR類やトランスには拘られるのがほとんどで、「配線材」の「伝送ロス」を考慮されたモノは少ない様に思います。私から言えばCR類やトランスよりも音質に効いて来るのは「配線材」の質です。
昨日「ふん詰まっている」と報告しましたが、高域が出ない訳が判りまして昨夜対策を致しました。その結果「苦行」はなくなりました。高域が出始めましたので「空気感」と「音のキレ・ヌケ」が良くなり、苦痛がなくなりました。
原因は高域用ネットワークのアッテネーターの絞りすぎでした。シリウスSPにしたので「高域が出すぎるのでは?」と早手回しにアッテネーターを絞っていたのが原因でした。元に戻したらすんなりと以前のバランスに近い状態で鳴り始めました。ちなみに#3105のアッテネーターは「全開」です。
7月20日の夕方から自宅で「シリウスSP」を使い出したが、交換直後は「素晴らしい」質感と音数でしたが、徐々に「ふん詰まり」、今では「苦行」の連続です。いつも試聴に使っている「ジェットストリーム」では判りすぎるので、かなり以前に聴いたCDばかり聴いています。こうしますと「良くなった」感が大きくなります。
「ふん詰まり」は十分予想していた内容ですが、伝送容量がとんでもない事が理解できます。ゴールドスターシリーズのSPケーブル「ベテルギウス」で活眼していたSPシステムが、「ふん詰まって」しまっています。ベテルギウス自体でも相当な大容量のケーブルです。その2倍の容量ですので半端ではない事を痛感します。
事務所の612A(604E)にも「シリウスSP」を使っているのですが、こちらは現在素晴らしいサウンドになっています。使い出した日時はそう大した差は有りませんが、この違いはおそらく「ネットワーク」の違いだと思います。自宅のN500と#3105の方がALTECより複雑な回路になっているからと思っています。
「半端でない」伝送能力を感じていますので、自宅システムでは今期強く鳴らし込んでモノにしたいと考えています。WE101Dppアンプも再調整して準備していますが、「ヌケル」のを待ちたいと考えています。自宅システムで「シリウスSP」がヌケてくれたらどんなサウンドになるのか非常に楽しみにしています。
今週開始したGE6550シングルアンプ3号の内部配線交換を完了しました。抜群の音質アップをしています。
暑い中、大変な思いで交換をしました。秋の涼しい頃にすればたいした事はないのですが・・・。
早速接続して音出しを確認しました。システム全体が生まれ変わった様な良い質感になりました。音のキレ・ヌケ・ノビと音数の多さが特徴です。SuperTrail仕様のアンプの特徴は特にキレとヌケの良さですね。見通しの良さにも繋がるサウンドです。今までこのシステムで聴いて来た(どちらかと云うと聴きすぎて飽きて来た)CDをかけてもその音のキレとヌケの良さで別のCDを聴いている様な錯覚に落ちます。ご機嫌な質感です。
夏場のこの暑い時期に作業をするのはこの秋の為です。本当のサウンドは2ヶ月ほど鳴らしてやらないと出て来ませんので、今作っておけば秋にはのんびりと音楽を楽しめます。来週にはオリンパスの高域用の6550シングルアンプ2号に着手の予定です。
メインのパワーアンプとしては4台目の「SuperTrail仕様化」をしている6550シングルアンプ(RCA箱システム中域用)です。
今週から始めて2/3程度交換が終わった所です。1週間に1台のペースです。交換作業はとにかく手間がかかります。連日30℃を越える室温と蒸し暑い中での作業ですので、休憩を小まめに取りながら少しづつやっています。交換を続けられるのもその効果が甚大だからです。
オーディオを長くやって来ますと、「低音が出た・高音が出た・音数が多くなった・・・」等の初期の特性での改善では満足できません。最後は「質感」になります。この質感がSuperTrail仕様(銀線化)では素晴らしい質感に変わるのです。
6550シングルアンプ3号(RCA箱システム中域用)の内部配線交換に着手しています。現在オリンパスシステムの中域のSuperTrail仕様アンプ(6550シングルアンプ1号)の音質確認をしていますが、「見通しの良さ」が際立っています。従来のブルースーナーでも「ベールが剥がされた」サウンドでしたが、視界が20Km程だったのが50Kmに広がった感じです。
以前から良く聴いていたカエリ・ボエリートリオのCDも新鮮な感じで聴けます。澤野工房製のトヌー・ナイソー・トリオの盤も一般のCDを遜色ない音数で鳴ります。エネルギー感が随分と出て来ました。
ここまで質感が極上に変わって来ますと、今まで聴いていたCDは全て聴き直した方が良いと思えます。こんな音も入っていたのか?と驚きが出て来ます。