Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

何て暖かい日が続くのだろう

2014年01月31日 | ピュアオーディオ

「大寒」と云うのにこの生ぬるい暖かさは「異常気象」なのか? 今週に入って15℃を越える日が続いています。例年「大寒」の時期が冬の盛りの時期で、この時期を過ぎれば少しづつ暖かくなっていくものですが、今年はチョッとおかしいですね。

音楽を楽しむには暖かい方が良いですね。いつもは音楽部屋でコタツに入ってオリンパスサウンドを楽しんでいますが、今日はリクライニングに座って楽しみました。今日は久しぶりに「居眠り」してしまいました。

オリンパスシステムもまだ音質のバラツキが大きく、今日はいまいちの感じだった。鳴らし込みが十分でないと、全体の「まとまり感」がしっくりしません。5月過ぎにならないとまとまり感は出てこないだろうと思っていますので慌てません。


懸案事項の進捗

2014年01月30日 | ピュアオーディオ

懸案事項の第一は、RCA箱システム用のチャンデバのFB-8000クロスボードの入手だが、こればかりは出物がなければ手に入らない。現在も探し中です。

次の、「管球プリ1号」は内部配線交換が全て完了し、動作も音質も申し分ない出来映えになりました。おかげで自宅システムに収まりました。

その次の懸案は「管球プリ2号」の完成です。内部配線の交換は全て完了していますが、動作に問題が有り、当方では対処できない為本日「ゴッドハンド」の処に持ち込みました。これで修理が完了すれば「完成」が見えてきます。このアンプは音数こそ1号に劣りますが、質感には惚れ惚れする処が有り、手放せない予感を感じます。「音数」への対策も終わっていますので、修理さえ終われば第一級のプリになる事は間違いないと思います。この2号が完成すれば取り合えず気がかりな事は解決します。

段取り的に2号の処遇が終わったので、次の事項に進みたいと思います。


オリンパスシステムの質感が変わってきた

2014年01月29日 | ピュアオーディオ

昨年12月19日にプリアンプをC-290に戻して、何とか1ヶ月が過ぎました。「鳴らし込み」のチェックポイントは1ヵ月後、3ヵ月後、半年後になります。ようやく1ヶ月が過ぎ、「質感」が大きく変わって来ました。

音数が増加し、緻密で濃い音に変わった様に印象を受けます。高域のノビも出てきて、当初感じていた高域不足を感じなくなりました。オーディオの音質アップの極意は「鳴らし込み」に有りと思っていますので、これからも「鳴らし込み」を続けていきます。

音の密度が上がり緻密になってくると、今まで聴いていたCDがまるで別のCDを聴いているような感覚になります。

現在は自宅システムもオリンパスシステムも、今までで最高のサウンドで鳴ってくれていて、しかも伸び盛りの状態。何処まで良くなってくれるか楽しみです。6月くらいには「鳴らし込み」も終わりになると思います。


自宅システムがマルチアンプ並みに

2014年01月28日 | ピュアオーディオ

管球プリ1号が完成し、WE101Dppパワーアンプとの組み合わせで使っています。全ての帯域で「琴線」に触れる質感がします。個人的には非常に満足です。自宅のSP-707J+αのシステムは、N500(初期型)と#3105(7000Hz)のネットワーク方式ですが、オリンパスシステムのマルチアンプシステムに匹敵するような「音数」の多さです。たった1台のパワーアンプで7SPユニットシステムを軽々とドライブしています。出力は1.4W/chしか有りません。

オリンパスシステムではLE15Aの最初期型を使っていますが、LE15Aは重低音を出す為に非常に重いコーン紙を使って有ります。この為、このLE15Aをドライブするにはパワーの有るアンプでないと駆動を制御できません。この為マルチアンプ方式にしています。

プリアンプが良くなってこうも変わるものなのかと驚いています。これまで進めてきたSuperTrail仕様化の効果がもろに出て来たのを実感します。今まではパワーアンプ単体での効果確認しか出来ていませんでしたが、プリとパワーが合わさるとここまで改善される事は予想を超えています。こうなると「管球プリ2号」の完成が次のテーマとなります。

管球プリ2号は一通り完成したのですが、こちらのプリには「プリント基板」が使って有ります。このプリント基板の質があまり高くないように感じています。音の「質感」は非常に良かったのですが、「音数」がいまいちで(予測より少なかった)、この音数が管球プリ1号までとは行かないまでも、近づければ更に良くなると思い、プリント基板の裏側から、配線を裏打ち作業をしていました。一応完了したのですが、何処か接触不良か配線ミスをしている様で、ボリュームゼロで左右から音が出てきます。おまけに「発振」音まで聴こえてきます。これからこの原因を調べて修正しなくてはなりません。


「伝送」の重要性を再認識

2014年01月27日 | ピュアオーディオ

昨日の自宅用の管球プリ1号の完成には考えさせられるモノが有る。たった3cmの配線1本でシステム全体のサウンドが様変わりしました。

交換前は「高域がもう一ノビ欲しい」くらい高域不足でした。また「音圧」もボリューム位置の割りに「音量が不足」の感じでした。音数も質感ももうチョッと・・・と思っていました。

それが、たった3cmのプリアンプ内の配線交換で全てが良くなりました。プリアンプのみならずシステム全体のサウンドが大きく変わり、現在はほぼ満足できるサウンドになっています。

機器はそれぞれ完成していないとまともなサウンドになりません。またケーブルや機器内配線もすべて「揃って」システム全体が出来ています。

例えば、CDPから情報が「伝送」されていますが、その伝送を担うケーブルで「情報が欠落」したらその情報は次の機器のプリアンプでは「増幅」出来ません。これを「伝送ロス」と呼んでいます。「伝送ロス」が「ゼロ」と云うのは理屈的には有りません。如何に「伝送ロスを減らす事」が出来るかがシステム全体に効いて来ます。


管球プリ1号が完成

2014年01月25日 | ピュアオーディオ

足掛け3年、やっと管球プリ1号(C22モドキ)が完成しました。最後に残っていたのはわずか3cmの配線部分。バランスボリュームの対角線のコモン配線。コモン配線部が指定とは違った配線材になっていた。フロントのつまみ部分を全て取り外し、パネルを外してボリュームを外し、その奥のバランスボリューム部分を「ゴールドスター」シリーズの配線に交換。大変な手間が掛かりました。

Stellavox_st214

「音楽部屋」のサブ機で音出し確認し、マッキンC29プリと比較して、前回は高域のノビが負けていましたが今回は負けていません。音数の多さとふくよかな余韻があり、力感も一枚上手のサウンド。質感が全帯域で頭抜けています。

予備試聴を終えて早速自宅に持ち帰りました。どんなサウンドになっているか?今まで失敗続きでしたので不安でした。食事の前にW444staラインプリと交替。最初の音出しです。

今まで聴いた事のないサウンドです。高域も不足なく出ています。質感がたまりませんね。音にキレが有り艶やかです。力感も十分に有り、W444staラインプリの重心の高い音から重心が大きく下がりました。穏やかなサウンドです。それでいて切れ込みの有る「琴線」に触れる質感が全帯域で感じ取れます。

自宅でのテストCDでボーカルをかけて見ましたが、暖かくふっくらした肉付きの良いサウンドで有りながら繊細で、今まで聴こえなかった音が沢山聴こえます。バイオリンの響きも今までで最高。JAZZのMJQ「ラストコンサート」も今までで最高の再生音。音がドラマチックにうねって行きます。余韻の多さも格別。

マランツ#7の音色とは違います。キレ・ヌケ・ノビは現在のハイエンド半導体アンプと遜色ないと思います。若干高域のノビは少ないです。ハッキリ・クッキリ・スッキリとした感じの中に、中域が充実していて艶やかでふっくらした質感です。特徴は音数の多さ。

どうやら管球プリ1号は完成と云っても良いと思います。足掛け3年、執念でたどり着いた様に思います。これで自宅のアンプ(プリ+パワー)はSuperTrail仕様で決まりました。マッキンC40を追い出して1年間イライラの連続でしたが、これでようやく安心して楽しめます。これからは「音楽」を楽しみたいと思います。


ノイマン W444STA ラインプリの質感

2014年01月24日 | ピュアオーディオ

Neumannw444sta5

ノイマンのアクティブフェーダーを使ったラインプリを自宅で使っていますが、その質感は「JAZZ向き」なサウンドです。歯切れが良く弾むような質感です。まだ鳴らし込みが足りませんので本当の質感は出ていないと思いますが、自作WE101Dppアンプとの組み合わせでは完全に「JAZZ」サウンドです。

「鳴らし込み」が足りないので正確な判断は出来ませんが、ソリッドステートなアンプだと感じます。周波数特性は非常にフラットな印象で、音の粒立ちはまだ使える段階では有りません。手製の管球プリ1号の音数の多さや質感のしなやかさ、楽器の「生音」を思わせるようなサウンドとはちょっと違う様に思います。あくまでも「モニタリング」の為のプロツールの様に素姓も音も重なります。

総重量3.5Kgぐらいのアンプからは信じられない程の力感が出て来ます。この軽さは素晴らしいですね。年を取って来ると体力がなくなって来ますので、この様に軽いアンプで使えるなら有りがたいです。逆説的に云えば、これぐらいのサイズや重量でラインアンプは作れると云う事。それが30年以上前に出来ていた。レビンソンのML-1、JC-2、DBシステム1等の軽く小さなアンプで十分行けると云う事。それに比べて現在のメーカー製アンプは非常に大きく重くなりすぎている様にも感じる。見映え的にはどっしりとしたスタイルが好まれるのだろうか?

管球プリ1号の不具合対策も完了し、音出し確認も終わったのでそろそろ入れ替えになるかもしれません。


現在の懸案事項 求む!!FB-8000

2014年01月23日 | ピュアオーディオ

オーディオ関係の現在の進捗と懸案事項を整理しておきたいと思う。

今一番の懸案は、RCA箱システムの3ウェイマルチアンプ化です。現在2ウェイ+ネットワークで3ウェイにしています。3ウェイ用に追加のフィルターアンプとラインアンプは確保しましたが、肝心のFB-8000を入手できずにいます。

その他の懸案事項は下記の様になっています。

1)管球プリ1号(C22モドキプリ)・・・高域が不足・・・原因の一つを発見。近々対処・確認予定

2)管球プリ2号・・・・・・音数の不足・・・プリント基板の裏打ち作業・・・1回目完了、しかしトラブル・・・1回目の不具合箇所の修正中

3)ノイマン W444staラインプリ・・・鳴らし込み中(年内いっぱいを予定)・・・内部配線交換を予定

4)C-290プリ・・・鳴らし込み中(今年6月ぐらいまで)

5)オリンパス用低域アンプ(レビンソン№431)の蓋を開けて○秘item交換の予定

6)L-26ディケードのO/H及びゴールドスター化(部品の調達完了)

7)ミニSPJBLコントロール1及び3の4ch化

8)ミニSP JBL 213PROのゴールドスター化

と、しょうもない機器も有りますがやる予定が山積みです。作業関係は暖かくなってから(4月以降)の予定です。


桃源郷

2014年01月22日 | ピュアオーディオ

毎日オリンパスシステムを設置している「音楽部屋」に通う日が続いています。楽しみで通っています。18才でオーディオを始めてはや42年、昨年12月で満60才になりました。オーディオを始めた頃、高嶺の花だった「JBL #375」を使ったシステムを3セットも作り、そのSPシステムも完成の域になり、それぞれのソース・アンプシステムも十分満足のいく状態に仕上がった。

「音楽部屋」(1軒家)も古く広くは有りませんが使えるようになり、好きな音量で扱える環境は私にとっては「桃源郷」と呼べる処です。贅沢を言えばキリが有りません。ふるさとを42年前ショルダーバック1個で後にして来たことを思えば現状でも十分贅沢だと思っています。

アウトドアの趣味はオフロードバイクとカメラ、インドアはオーディオ他。それぞれの機器も揃い、一応扱える様になっています。ここまで至るまでは「あっち行き・こっち行き」と散々な回り道の連続でした。特にオーディオは回り道の最たるものでした。ようやく満足の出来る音質・質感を手に入れ、それを鳴らす環境も手に入った訳で、自分にとってはこの年齢で手に出来た事に感謝したい。そろそろ「足るを知る」心境になってきたのかな・・・と思います。後は急がなくても良いと思います。


ノイマン W444STA ラインプリも3日目

2014年01月21日 | ピュアオーディオ

ノイマン W444STA ラインプリも使い始めて3日目。段々とこなれて行く様で、音数や音の厚み、音のバランス等が少しづつ改善されています。電源ケーブルとIN・OUTの信号ケーブルに高性能のケーブルを配していますので、当初予想したストーリーです。

組み合わせているWE101Dppパワーアンプが管球式に対し、W444STAは半導体プリに属しますので、両方の良いとこ取りが出来ていて、暖かい雰囲気音に非常にシャープな質感が合わさりそうです。これは楽しみです。

昼間は「オリンパス部屋」にいますので、自宅のシステムを鳴らす事が出来ません。必然的に自宅に帰ってから鳴らすようになります。夕方から22時頃まではTVタイムですので本来は使えないのですが、TVの音声を自宅システムから出して、「鳴らし込み」の時間を稼いでいます。

今までの自宅システムのプリであった管球プリ1号は本日オリンパス部屋に持って行きました。サブシステムで最終音出し確認をするつもりで聴いて見ましたが、「高域不足」をあまり感じません。うーん・・・・。組み合わせの妙か?・・・・。何処をどうすれば良いか?ぐらいの見当をつけないと触れません。もうしばらくはサブシステムでヒアリングが必要だと感じます。