Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

求めているサウンドと何かが違う?

2008年04月30日 | ピュアオーディオ

自宅のシステムでプリをマッキンC40からアキュフェーズC-290の交換してからどうも「音楽」を楽しめない。

音像が前に出てくるのは良いのだが「音が硬い」、「音色が不自然?」と感じてしまう。今まで聴いてきた・・・「香るような・漂うような・・・」 「質感」から「即物的な」感じになってしまった。分解能は確かに上がっている。でも何かが違う・・・・。考え込んでしまいます。

C40は以前は電源をインレット化した上に117Vにして使っていましたが、専務宅に行ってから更にステップアップトランスの元電源ケーブルもインレット化して更に質感が上がっているようです。

C-290はまだエージング(馴染ませ中)ですのでまだ「本領発揮」しているとは云えませんが、オリンパスシステムで聴くサウンドでは有りません。まだ当分は我慢を強いられそうです。

アンプにもそれぞれ固有の「音楽性」や「質感」が有りますので「好み」と合わせるのは「縁」なのでしょうか?


オールドJBLでクラシックもJAZZも

2008年04月27日 | ピュアオーディオ

オールドJBLのユニットを使ったシステムでクラシックもJAZZの同時に楽しめるシステムを作っています。

クラシックもJAZZも両極端のサウンドが有りますが、(例えばチェンバロ独奏を観客席で楽しむ聴き方とど迫力のJAZZドラムスを眼前で浴びるような聴き方)を除いて、一般的な範囲での聴き方に対しては同じシステムで可能と思っています。

JBLの#075でヴァイオリンが艶やかに鳴らない場合、まず使っているケーブルに粗悪な物が使われています。アンプやCDPの高価な装置を使っていてもそれらを接続するケーブルが粗悪な物ではその機器の実力の1/10も出していないでしょう。

ケーブルには電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブルが一般的に考えられますがそれだけでしょうか?。私の場合、電源とは壁コンからタップまでとタップから機器までを定格消費電力数の合計で使い分けています。

デジタルだアナログだでは区別はしていません。システムの場合「小信号」を扱う部類とパワーアンプ群の様に比較的大きな電力を食う物と分けてタップとりします。

電源ケーブルは機器の「性能」を決定するばかりか「質感」をも左右します。良い電源ケーブルが必要です。メーカーオリジナル配線の電源ケーブルはほとんど使い物にならないと考えて差し支え有りません。それらのほとんどのケーブルが「ノイズ」を拾っています。古い機器はオリジナル配線も極端に粗悪な物が多いです。(この頃は電源ケーブルの重要性が理解されていなかったから)・・・マランツの#7、#2、#8b、#9、マッキンのC-22、MX-110やMC30,MC275等も当時は良かったかもしれないけれど今となっては「粗悪」なものの分類のケーブルに入ります。

次にラインケーブルやSPケーブルですがこれも電源ケーブルと同じで「ノイズ」をシャットアウトできるケーブルでないと使えません。いづれの箇所でもノイズ(ハムノイズ)を拾うようでは音が粗くて使い物になりません。

そして皆さんが「盲目的」に何の疑問を示さないのがSP箱内配線です。このユニットへの配線やネットワークへの配線が「とんでもなく粗悪」だと言う事です。

他にもアンプやCDP、チャンデバ内に使ってあるプリント基板や半田材、半田材の材質も粗悪な物が多いです。半田に鉛が入っているだけで電気が流れにくいです。

私の場合アンプの内部配線も手配線ができる管球式を使いたくなります。そしてその配線材も良いものを使い、半田材も鉛なしの銀入り半田、管球も中国製ではなく1940年から1960年代くらいまでの「本物」にこだわっています。

SPユニットにも半田付け部分が有ります。オールドユニットは歴史的に見てまず間違いなく「鉛半田」が使われています。これを交換してやるだけで情報量が「?倍」になりリアクション(応答性・反応)が飛躍的に良くなります。

オーディオ評論家達が「ヒアリングテスト」と称して雑誌の為に色々書いて有りますが、私から言わしめれば「4~5時間聴いて何が判るのか?」と思います。良いケーブルは「大容量」になります。それらのケーブルは100時間以上のエージング(馴染ませ)が必要で、(ケーブルのバーンイン+機器の馴染み)とてもとっかえひっかえの駆け足評価で判るような代物ではないということです。

「あわてモノの間違い」、「うっかりの間違い」のケアレスミスの塊だと思います。雑誌の評論に振り回されていたのでは真の「良い音」は追求できません。

機器がどんなに優れていてもそれらを繋ぐ「ケーブル」が粗悪な物では使い物にならないサウンドしか出ません。

機器とケーブルの総合力+セッティング術の技術力の差が「出てくるサウンド」の差になります。

ケーブルに求めるのは「瞬時伝送能力」です。そのため「大容量」でないといけません。これにノイズが入れば大容量とはいえなくなります。

伝送容量は水道の配管です。これは大きいほど沢山流せるでしょう。ノイズがこの配管に付くスケールに相当します。このスケールが微量でも有ると水が濁ってしまいます。この濁った音がヴァイオリンが綺麗になってくれない原因です。

一気にこの辺を書き上げるのは難しいのでつづきはまた次回掲載してみたいと思います。


オールドJBLでクラシックが鳴らない?

2008年04月26日 | ピュアオーディオ

今日、近くにお住まいのスーパーマニアのI氏様がいらっしゃいました。いろいろお話をして行く中で大阪にお住まいのマニアの方が「オールドJBLのユニットを使って色々やったけれどクラシックがまったく鳴らない」とのお話になりました。I氏様のお話では私の所のサウンドを聴いたらどうか?とお話をされたとの事でした。

JBLの古いユニットには「古い頑固な評論家のこじ付けみたいな迷信」を信じている人が多いことに驚かされました。

「クラシックはタンノイ、JAZZはJBL」・・・これは本当なのでしょうか?私はクラシックもJAZZも関係ないというスタンスを持っています。

ユニットは「電気信号を物理的振動に変換する」モノですから、優秀な物は「有りの儘」変換してくれる物だと思っています。

その点、古いJBLのユニットは素晴らしいユニットだと思います。JBLのプロ用ユニットの方が(新しいユニットの方が)ユニットとしては退化していると感じています。

JBLの#075(16Ω)タイプでヴァイオリンがふわりとした感覚でなめらかに奏でさせることが出来ます。このユニット(075)は今は使っていませんが#2405の方が上の方が伸びているのと音色(シンバルの音色)が好きなので交代させました。しかし#075の下の方の帯域の分はLE85+蜂の巣や175DLHでチャンとフォローして使っています。

私のシステムではクラシックもJAZZも同じシステムのままで何処も調整なしで聴くことが出来ます。

クラシックでもJAZZでも「音」に変わりは有りません。CDやLPに入っている情報を出来るだけそのままSPから出すようにしているだけです。

「オールドJBLでクラシックが聴けない?!」は多分に装置に対する偏重的未熟者の方の「泣き言」だと思います。つまりは「使い方」や「装置の選び方」、「トータル的なまとめ方」の理屈が理解されていないからだと思います。

CDPやアンプ、SPのセッティングや接続するケーブルに対するノウハウの欠如だと思います。これは考え方や情熱にも絡んできます。まず良い音を聴くことですね。「良い音を知る」事が必要です。そして自分の音のイメージをしっかり持つことです。


気になるプリアンプ

2008年04月24日 | ピュアオーディオ

今まで自分が使ってきたコントロールアンプとその所感を列記して見る。

1)ラックス CL35MKⅡ・・・音の雰囲気は柔らかく分解能もナロー、ノイズが気になって手放した

2)アキュフェーズC-200・・・SN比が良くクリアーで非常に好きなサウンドでしたが訳あって手放しました。

3)ビクター ラボラトリー C01?・・・音の線が細くキリキリ云うほどに疲れまして手放しました。

4)マッキンC29・・・フォノのノイズが多くて手放しました。

5)マッキンMX110・・・音色や音の粒立ち雰囲気共に優れていましたが周波数レンジが狭いことと各つまみ類にガタが有り、これから先20年も使うことを考えるとためらいました。非常に良いアンプだと思いましたがこれからのメンテ等も考えると諦めざるを得ないと判断しました。

6)アキュ C-280・・・友人宅でマイクロSX-8000シリーズで聴いたサワサワ感に洗脳され購入しました。非常に良いアンプだと思いましたがリレーなのか金属の合わせがおかしいのか「カチカチ」と言う音が気になり予備に回りました。電源はインレットに改造して使っていました。オリジナルの電源では不満。

7)アキュC-275V・・・C-280や290に比べて6段落ちくらいの音質でガックリ。即手放しました。フラッグシップとセカンドシップの差は製造年に10年の差があっても歴然とした物が有ると感じました。

8)マッキンC40・・・広域に一種独特の甘い音色が有り好きですね。でもバランスソケットが安物過ぎて使いずらいし、117Vにしたら性能が相当に上がりましたがそれでもなお「ふん詰まり」を感じたので専務宅に行きました。電源はインレットに改造して使っていました。オリジナルの電源では不満。

9)アキュC-290・・・柔らかい雰囲気のある音色で情報量もたっぷりあり安心して使えます。ただ気になる点は優等生過ぎて・・・・。

また色々な所で色々なプリアンプのサウンドを聴いてきましたが、今でも思い出させるのはS氏様のマランツ#7オリジナルの音色。

レンジはMX110と変わらないと思いましたが「シルキーな艶のあるサウンド」は耳を離れません。

マランツ#7も各地で聴きましたがオリジナルをとどめている機械そのものが少ないのでしょうか?S氏様のところの#7の様な音色はついぞ聴いたことが無い。

いつかは自分も一度は#7のオリジナル機を手に入れ(例えば電源はインレット化とRCA端子をより良いものに交換)使いたいです。この2点を対策すれば更に素晴らしい音質になると思います。オリジナルの電源コードはノイズを拾いますし容量が足りないと感じています。

それにしてもあのつややかな音色は何ともいえない良い音色でした。


C-290の導入3日目

2008年04月23日 | ピュアオーディオ

C-290を導入して3日目、ようやくXLRプラグが馴染みだしたようだ。いま少し高域の上の方がまだチリチリしているが昨夜とは段違いの再生をしている。これくらいになると「苦痛」ではなくなる。ホッとしたのが今の心境です。それでも「覚醒」には至っていないと思います。

朝出社前に1時間、昼休みに45分、夜5時間くらいの1日3回の苦行が3日続きました。この時点で出ているサウンドはマッキンC40(117V使用)の音質のはるか上を行っています。うるささは殆ど有りません。これから「定位の明確さ」や「低音の押し出し」が強くなってきてくれるでしょう。

アキュフェーズC-290は古いプリアンプですがシリウスケーブルを使うと最新機器と同等クラスかそれ以上の性能を出してきます。オリンパスシステムのサウンドを聴かれたことの有る方なら理解できると思いますが聴いたことの無い方には「まさか???」と思われると思います。もちろん最新の2810まら更に良くなることでしょう。

自宅のシステムは「自作管球メインアンプ」の性能が相当な比重を占めています。トップクラスのTr型アンプにも引けはとりません。オールオールドムラードの球とデッカのツウィーターはじめえりすぐったユニットとセッティングを取り入れています。

例えば、城卓也のナレーションで始まる「ジェットストリーム」のCDはチャチな装置で再生すると「音数が少なく淋しく」なりがちですがそれが最新録音の推薦盤と変わらない質感で聴けます。

C-290の導入は成功の方に向かっているようです。C40で出ていなかった「音」や「音楽」が聴こえ始めました。質感はあくまでも透明な感じで見通しが良く、目の前で演奏しているかのような雰囲気になりつつあります。もっとアンプのエージングが進めば「激変」がやってきて「覚醒」してくれるでしょう。毎日が楽しみです。覚醒まで何日かかるかを計りたいと思います。


C-290の導入2日目

2008年04月22日 | ピュアオーディオ

自宅のマッキンプリC40と入れ替えの予定でアキュC-290を導入したのは良いのですが、いつも聴く曲を掛けると「違和感」いっぱいです。

森山良子ベスト「掌」、有山麻衣子「幻のコンサート」、ジェットストリーム10CD共に、高域がささくれ立って一部の音(中音)が突き刺すようなサウンドで「ゆったりくつろぐ」事が出来ません。音がふん詰まっています。あらかじめ予期した反応とは言え「厳しい洗礼」を受けています。

これはC40の方はは「覚醒」していた物を聴いていた為に「粗が消えていた」んですね。新しく来たC-290はまだ「覚醒」していませんので多分3ヶ月くらいはかかるでしょう。

伝送容量の小さいケーブルから少しづつ「覚醒」させていけばバランスの取れたサウンドかもしれませんが時間が掛かりすぎます。オリンパスシステムでさえ「オール化け物シリーズ」のケーブルから電源のみを「ルシファー」にしただけで「音がヌケ切るまで」に3ヶ月かかりました。多分それ以上かかると思います。

今回はケーブルが「オールルシファー仕様」ですので「覚醒」するまで我慢比べが続きます。SPのシステムはオリンパスシステムと殆ど変わりません。ウーハーがD130になりバックロード箱と375のホーンがゴールドウィングに変わっただけです。同じC-290を使っていますので同じようなサウンドになってくれることを期待しています。

こうやってC-290を聴きますとC40は高域の「艶」と「なめらかさ」が素晴らしいですね。音場の広がり方はC-290の方が今の時点でも広いですね。現時点ではC40に戻したい心境ですがこのまま「覚醒」を辛抱強く待ってみます。今頃は専務がC40を鳴らし始めている頃かなー。


アキュ プリ C-290 2台目購入

2008年04月22日 | ピュアオーディオ

先月の中ごろから急に本を読みたくなって「本の虫」になってしまいました。読み始めたら時間の経つのも忘れてのめりこんでしまいます。不健康ですね。そんな訳でオーディオの方にこの1ヶ月間集中できていません。が、毎日コツコツと形には見えないですけれど色々なことをやっています。

先日「良いRCA端子ソケット」を見つけまして自作の管球アンプのRCA端子を全て交換してしまいました。

その効果たるや素晴らしい「音質改善効果」をしてくれます。簡単に効果を述べますと「音数が2倍、音圧も倍」と言う物で市販の安物RCA端子では出せない音質になりました。

自作管球プリ2台、自作管球パワーアンプ4セットの交換を完了してその効果を確認していましたが、ロジウム仕様のXLRソケットと遜色ない音質を出してきます。当該RCA端子ソケットも「ロジウム仕様RCA端子ソケット」です。2個¥7500円もします。お値段の方もしっかりしていますが「音質」も大したものです。20個交換を完了し、第2期の発注を予定しています。・・・まだ管球パワーアンプが眠っています。

管球パワーアンプの音質改善には「良い球」とめぐり合うことが大切です。6l6系のシングルアンプで色々な球を集めて音色を楽しんでいます。あまりミテクレは良くないのですがRCAのメタル管は素晴らしい音色がします。またムラード製作のCVナンバーの球も「ブリリアント」な音色で惹かれます。まだ試せないでいる球も有りしばらくは楽しめそうです。

最後になりましたが、自宅のシステムで「音場型」の表現をするマッキンのC40プリアンプにとうとう対抗馬を持ってきました。

本日アキュC-290の2台目が来ましたので夕方から交換してやっと音出し確認しています。現状ではまだC40の方が「大容量」に対応できているようです。

オールルシファーのケーブルで鳴らしていますので「アンプが大容量に馴染む」事が必要です。予測では3ヶ月から半年はかかると見ています。

今までづっと使って有った機器ですが、ケーブルの容量が少なかったのでしょう「音が伸びきりません」

同じC-290をオリンパスシステムでも使っているので「本領発揮」していないことは一聴しただけで判ります。時間が解決してくれるのを待つしか有りません。

同じアンプでもルシファーケーブルで「覚醒」させたアンプとこれから使い始めるアンプではまったく違った「性能」になります。「別物」と読んでも差し支えないでしょう。

音色だけはマッキンからアキュフェーズになりました。マッキンの音色は「艶」があるんですね。聴き比べてみると判ります。アキュフェーズは「透明感」が有ります。

もともと「音色」については不満はなかったし「情報量」も互角です。表現の仕方が「音場型」か「生演奏型」かの違いです。「前に音が出る」のがC-290で「音が奥に定位する」のがC40の大きな違いです。

C40も同じマッキンのパワーアンプと組み合わせて使えば「欠点」にはならないのだろうと思っています。専務宅のMC2600とC40を組み合わせて使えばどうなのか?と思っていますので当然C40は専務宅に行くことになります。C-280と比較をしてもらいましょう。

30年ほど昔C-200とMB-88の組合せで使ったことが有り、「アキュのプリは管球パワーアンプと合う」との経験を持っていますのでC-290と自作管球パワーアンプの組合せで私の欲しい音質にまで引き上げて見たいと思います。

その予見通り「非常に澄み切ったサウンドステージ」を出し始めています。なかなか表現を言葉で語るのは難しいものです。うまく表現できません。


近況

2008年04月14日 | ピュアオーディオ

先月から取り組んでいる300Bシングルモノーラル×2台のアンプで悪戦苦闘しています。どうしてもノイズが取れません。専門家に配線してもらっても「極細線」でワイヤリングして有りますのでこれをブルースーナーやブラックスーナーで配線しなおすと「ブーン」とノイズが出ます。3極管アンプはどうもノイズを拾いやすいようです。極細線に戻すとノイズの量が大幅に減少しますので、アンプ作りのプロ達がWEの20GA~24GAの極細線を使いたがるのが判ります。しかし、こんな極細線ではまともな情報量を伝送できるはずが有りません。まだまだ研究が必要なようです。

並行して6L6GCのシングルアンプにもトライしていますが、こちらも上のアンプと同様の問題で頭を痛めています。

今までのTrail仕様の管球アンプはPPタイプばかりです。しっかりしたトランスとPPの動作にポイントがあるのかもしれません。

自宅用にプリアンプ アキュC-290を発注いたしました。(落札しました) 本当は最新型が欲しかったのですが予算の関係と実績の有るアンプで底固めを考えました。自宅のシステムがどんな変身をするか楽しみです。


デッカ戻る

2008年04月14日 | ピュアオーディオ

ピラミッドのツィーターをオリンパスシステムで鳴らし始めて約1ヵ月半、色々とバランス調整や別のツィーターの追加等試みたがどうしてもHL88(蜂の巣)の音色と繋がらない。低音の押し出しやキレ・ヌケは別格なくらいに改善されるが音色が繋がらない。

どうもこのピラミッドのツィーターの歯切れの良さはHL90(お化けホーン)の質感に近いようだと思えるので、専務宅で使ってもらうようにした。当然デッカのツィーターはオリンパスに戻した。

戻した途端、今まで聴き慣れた音色で素晴らしい再現をしてくれる。「ホッ」としました。性能が良いだけでは収まらないのが「全体のバランス」です。

昨日はレビンソンの#326S(プリ)とFMアコースティックの411(パワー)をお使いのお客様にオリンパスシステムのサウンドを聴いていただきましたが「自宅のシステムで出ない音が聴こえる」との事でシリウスケーブルのセット+SPルシファーを借りていかれました。

CDT+DACとの事ですので使われる機器を想像しますと相当なグレードの機器をお使いだと思います。後日確認しておきたいと思います。

高額な機器をお持ちの方から言わせればチャチナ装置からお持ちのシステムで聴けないサウンドが聴こえることは脅威でしょうね。


今 切実な願い

2008年04月11日 | ピュアオーディオ

SPシステムが完成し次はプリアンプに良いものが欲しい。

しかし探すとなかなか良いプリアンプにめぐり合わない。

現在マッキンC40、アキュフェーズC-280、C-290を使っているが、レビンソンやアキュの最新のフラッグモデルはかるーく100万円を越えている。

かといって古いマッキンのプリはどうしても使う気になれない。

WEの101Dと言う古典管を使ったプリアンプを欲しいがそんな商品はないし、自分で作るしかない。

これがパワーアンプになると超ど級のアンプがゴロゴロあるのに・・・。

今日は愚痴ってしまいました。

自宅のC40を早く何とかしたいと考えています。「音場型」なので「生演奏型」の表現のできるプリに交換したいと願っています。